- 韓国映画は日本でも幅広いジャンルが支持され、劇場上映も定着している。
- 10月には、最新公開作を含む注目の韓国映画5本が日本で上映予定。
- EXO ド・ギョンス主演のロマンス作品など、K-POPファン必見の作品も含まれている。
日本における韓国映画の人気は年々高まり、社会派からロマンスまで幅広いジャンルが安定して観客を惹きつけている。
そして劇場では毎月、過去の名作から最新公開作まで多彩なラインナップが上映され、韓国映画を愛する層の裾野はますます広がっている。
来たる10月も、この1年以内に韓国で公開されたばかりの話題作を含め、注目度の高い韓国映画5本が日本のスクリーンを飾る予定だ。
中でも、今年韓国で公開されたばかりのEXO ド・ギョンス(D.O.)主演のロマンス作品は、K-POPファンにとっても必見の一作となっている。
そこで本記事では、25年10月に日本で公開予定の韓国映画5選をピックアップした。(2025年9月9日現在)
『シークレット・メロディ』(2025)
最初にご紹介するのは、今年1月に韓国で公開されたばかりの最新作『シークレット・メロディ』。
主演はEXOのド・ギョンス(D.O.)、ウォン・ジナ、そしてこれがスクリーンデビューとなるシン・イェウン。ピアノの天才である音大生ユジュンが、キャンパスの古い練習室で謎めいた旋律を奏でる少女ジョンアと出会うことから始まるファンタジー・ロマンスが描かれる。
本作は、2007年に台湾で大ヒットした青春映画『言えない秘密』を原案に、現代的な解釈と新たな結末を加えてリメイクした作品で、音楽と恋愛が交差する切なくも美しい世界観に注目が集まる。
主演のド・ギョンスにとっては映画『THE MOON』以来、約2年ぶりのスクリーン復帰作であり、俳優としてのさらなる成長を見せる挑戦作となっている。
日本では10月3日より新宿ピカデリーを皮切りに全国の劇場で順次公開され、劇場ごとに公開日が異なる予定だ。
●日本公開日:2025年10月3日~(※劇場ごとに公開日が異なります)
●公式サイト:https://klockworx-asia.com/secretmelody/

画像出典:MEGABOX PLUSM
シークレット・メロディ
ファンタジー/ロマンス
2025/103分
あらすじ
ピアノの天才音大生ユジュンがキャンパス内にある古い練習室で神秘的な音楽を演奏するジョンアと出会うことから始まるファンタジー・ロマンス。
ド・ギョンス、ウォン・ジナ、シン・イェウン、ペ・ソンウ、アン・スンギュン 他
82万人
-
予告映像
動画出典:Klockworx VOD
『ハンサム・ガイズ』(2024)
2作目は、イ・ソンミン、イ・ヒジュン、コン・スンヨン出演のホラー・コメディ映画『ハンサム・ガイズ』をご紹介する。
昨年6月に韓国で公開された本作は、殺人鬼と勘違いされてしまった二人の男が、次々と不可解な事件に巻き込まれていくドタバタ劇を描いている。
2010年にカナダで製作されたカルト的人気作『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』をリメイクした作品で、ブラックユーモアとスリルを融合させた新感覚の笑撃エンターテインメントとなっている。
さらにポン・ジュノ監督が「2024年もっとも面白く観た韓国映画」と絶賛したことでも話題を集め、公開前から大きな期待を背負った。
日本では10月3日より新宿ピカデリーほか全国の劇場で上映される予定で、劇場によって公開日が異なるためチェックが必要だ。
●日本公開日:2025年10月3日~(※劇場ごとに公開日が異なります)
●公式サイト:https://handsome-guys.com/

画像出典:NEXT ENTERTAINMENT WORLD CO. LTD.
ハンサム・ガイズ
ホラー/コメディ
2024/101分
あらすじ
殺人鬼に間違われた2人の男が、巻き込まれる事件を描いたホラー・コメディ。
イ・ソンミン、イ・ヒジュン、コン・スンヨン、パク・ジファン、イ・ギュヒョン 他
177万人
-
予告映像
動画出典:シネマトゥデイ
『夏の終わりのクラシック』(2024)
3作目に登場するのは、キム・ジヨンとペ・スビンが主演を務めるラブストーリー『夏の終わりのクラシック』。
昨年9月に韓国で公開された本作は、それぞれの事情で済州島を訪れていたヨンヒとジュヌが出会い、惹かれ合いながら展開していく大人のロマンスを描く。
本作は伊吹有喜のベストセラー小説『風待ちのひと』を映画化した作品であり、韓国映画ならではの感性と文学的な原作の世界観が融合した一作となった。
済州島の美しい海辺の町を舞台に、クラシック音楽の名曲が流れる中で繊細に紡がれる恋模様は、夏の終わりにふさわしい余韻を観る者に残す。
日本では10月3日よりシネ・リーブル池袋を皮切りに順次公開予定で、劇場ごとに公開日が異なるため、事前のチェックが必要となる。
●日本公開日:2025年10月3日~(※劇場ごとに公開日が異なります)
●公式サイト:https://aisansen.com/natsunoowari/

画像出典:Triple Pictures Inc.
夏の終わりのクラシック
ロマンス
2024/115分
あらすじ
それぞれの事情で済州島に来ていたヨンヒと、ジュヌが出会い、繰り広げる大人のロマンス。
キム・ジヨン、ペ・スビン、チョン・ヨンスク、ユン・ジミン、ユン・サンジョン 他
4728人
-
予告映像
動画出典:シネマトゥデイ
『層間騒音』(2025)
4作目にご紹介する作品は、今年6月に韓国で公開され、日本公開までわずか約4カ月というスピード上陸を果たすホラー映画『層間騒音』だ。
物語の舞台は、韓国の古い団地。日々響き渡る原因不明の不気味な音が住人たちを追い詰め、やがて恐怖の連鎖を巻き起こしていく。
主人公ジュヨンは、層間騒音に悩まされるアパートで行方不明となった妹を探すうち、得体の知れないミステリーに巻き込まれていく。リアリティあふれる“生活に根差した恐怖”が見どころだ。
なお、タイトルの「層間騒音 (そうかんそうおん)」は、集合住宅で上下階から聞こえてくる生活音を指す韓国語を直訳したもので、誰もが身近に感じるテーマがより一層の恐怖を煽る。
日本では10月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開予定で、各劇場によって公開日が異なるため注意が必要だ。
●日本公開日:2025年10月10日~(※劇場ごとに公開日が異なります)
●公式サイト:https://soukansouon-movie.com/

画像出典:BY4M STUDIO
層間騒音
ホラー/スリラー/ミステリー
2025/93分
あらすじ
騒音トラブルが絶えない団地で妹が失踪し、真相を追う姉が恐るべき謎に迫る現実派ホラー・スリラー。
イ・ソンビン、キム・ミンソク、ハン・スア、リュ・ギョンス、チョン・イクリョン 他
170万人
-
予告映像
動画出典:シネマトゥデイ
『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』(2023)
ラストを飾るのは、2023年9月に韓国で公開されたパラレルワールド映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』。
物語の主人公は、青春時代に対して後悔を抱えるドンジュン。彼が過去に別の選択をしていたなら・・という“もしも”の可能性を描き出し、3つの異なる人生を生きる姿を通して、愛と後悔の意味を問いかける。
主演は『愛の温度』(SBS/2017)で知られるシム・ヒソブ。青年時代のドンジュンを『放課後戦争活動』(TVING/2023)で注目を集めたホン・サビンが演じ、異なる時間軸の中で一人の人生を立体的に表現している。
過去に戻れたら、自分はどんな選択をするだろうか?誰もが抱く普遍的な問いを、繊細で温かい演出とともに描く本作は、観る者に深い余韻を残す作品となっている。
日本では10月31日よりシネ・リーブル池袋ほか全国の劇場で順次公開予定。劇場ごとに公開日が異なるため、公式サイトを要チェック。
●日本公開日:2025年10月31日~(※劇場ごとに公開日が異なります)
●公式サイト:https://aisansen.com/anomoshi/

画像出典:Triple Pictures Inc.
あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。
ドラマ
2023/144分
あらすじ
青春時代に対して後悔を抱える主人公が、過去に別の選択をした場合の人生を生きる姿を描いた作品。
シム・ヒソブ、ホン・サビン、シン・ジュヒョプ、キム・ジュリョン、キム・ハクソン 他
1327人
-
予告映像
動画出典:シネマトゥデイ
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