• MOMOLANDがイニョンエンターテインメントと専属契約を結び、6人の“完全体”で約2年ぶりにカムバックすることが発表された。
  • グループ名は維持され、新曲リリースや国内外の公演など多方面での活動が予定されている。
  • 脱退メンバーのヨヌ、テハ、デイジーもそれぞれの道で活動を続けており、デイジーは再デビューを否定するような発言をしている。
完全体でカムバックするMOMOLAND

完全体でカムバックするMOMOLAND(画像出典=イニョンエンターテインメント)

MOMOLANDが完全体としての活動を再開するという発表があった。

かつての所属事務所MLDエンターテインメントとの契約が終了してから約2年、グループ名はそのままで6人のメンバーが再び集うかたちとなる。

新たな所属先は、イニョンエンターテインメント。同社との専属契約を締結したのは、ヘビン、ジェイン、ナユン、ジュイ、アイン、ナンシーの6名である。これにより、MOMOLANDは“完全体”としての活動を本格的に再開する運びとなった。

イニョンエンターテインメント側は「今後の国内外での公演、新曲リリースなど、多方面での活動を積極的に支援していく」としており、ファンにとっては思いがけない朗報となったようだ。

6人のメンバーたちも、公式のコメントを通じて「メリー(MOMOLANDのファンダム)に再び挨拶できることが嬉しい」「より良い音楽とステージで応えたい」と意気込みを語っている。

MOMOLANDは2016年、サバイバル番組『MOMOLANDを探して』を通じてデビュー。当初は7人組だったが、後に2名が加わり、9人組での活動期間もあった。その後、テハとデイジーが脱退、ヨヌが女優へと転向し、自然と6人編成に落ち着いていた。

特に2018年の『BBoom BBoom』は、“クセになる中毒性”が評価され、国内外のK-POPファンの間で爆発的なヒットとなった。以降も『BAAM』『I’m So Hot』などを立て続けにリリースし、パワフルかつ個性的なパフォーマンスで存在感を示してきた。

しかし、2023年1月にMLDとの契約が満了して以降、活動は休止状態に。事実上の“解散”と見なす声も多かった中でのカムバックは、予想外の展開といえる。

一方で、グループを離れた3人の元メンバーたちも、それぞれの道を歩んでいる。

ヨヌは女優としての地位を着実に築いており、ドラマ『ゴールデンスプーン』(2022)、『ナンバーズ -ビルの森の監視者たち』(2023)、『我が家』(2024)、『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生』(2024)などに出演。主演として名を連ねることも増えており、演技の世界で着実にステップを重ねている。

テハは2020年に放送されたオーディション番組『ミストロット2』に参加。だが、番組ではほとんど映されることなく予選で姿を消した。その後、ミュージカルへの出演歴はあるものの、芸能界で目立った活動は少ない。

デイジーは、SNSを中心にインフルエンサーとして発信を続けている。彼女の投稿には「戻ってきて」「またステージで見たい」といったファンからの声が絶えないが、本人は「girl I’m padding balls(そんなつもりはないよ)」という一文を残し、再デビューに関心がないことをほのめかしている。現在の生活に満足しているという意思表示にも読み取れる。

完全体としてのMOMOLANDの再出発は、懐かしさと同時に新しさも感じさせるニュースである。メンバーが語る「より良い音楽」という言葉が、どのようなかたちで実を結ぶのか。注目が集まりそうだ。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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