- tvNが“新韓ドラ王国”と称される中、2025年は週末ドラマで異例の不振に直面している。
- 『ジャガイモ研究所』が視聴率低迷に終わり、局のブランド力にも陰りが見え始めたようだ。
- その巻き返しを託された新作『いつかは賢いレジデント生活』に注目が集まっている。

『ジャガイモ研究所』(画像出典:tvN)
“新韓ドラ王国”と呼ばれるtvNに異変が起きているようだ。
韓国国内のみならず、世界のファンからも熱い支持を集めてきたtvNだが、2025年に入ってからの週末ドラマがかつてないほどの低調に陥っている。過去の栄光を知る視聴者にとっては、まさに“異例の不振”と映っているようだ。
近年のtvNは『愛の不時着』『ヴィンチェンツォ』『海街チャチャチャ』『二十五、二十一』『無人島のディーバ』など、ジャンルを超えて高品質なヒット作を連発し、地上波をしのぐ存在感を示してきた。
これらの作品は韓国国内はもとより、日本を含むアジア各国、さらにはグローバル市場でも広く愛され、「tvN=信頼できるドラマブランド」というイメージを確立したと評価されている。
しかし、そんなtvNに暗雲が立ち込めたのが、2025年に入ってからの週末ドラマ枠だ。超大作『星がウワサするから』は制作費500億ウォン規模で話題を集めたが、最終回の視聴率は2.6%にとどまり、興行的には苦戦を強いられたという見方が広がっている。
その後に放送された『ジャガイモ研究所』は、“tvN週末劇の救世主”として期待を背負ってスタートした作品だった。特別バラエティ番組を編成するなど、放送前から大々的なプロモーションが展開されたが、初回から1%台の視聴率にとどまり、最終回は全国1.79%、首都圏1.71%という結果に終わった。
これは2017年にtvNが土日ドラマの編成を始めて以来、初の“初回視聴率1%台”を記録した作品ともされており、局としても象徴的な挫折だったようだ。第4話では2.0%に上昇する場面もあったが、その後は再び1%台前半まで下落し、話題性の維持にも苦しんだとみられる。
一方で、同時間帯に放送された他局の作品は上昇傾向を見せている。『埋もれた心(SBS)』は第14話で連続して自己最高視聴率を更新(14.6%)。『交渉の技術(JTBC)』も第10話で8.8%を記録するなど、競合テレビ局が存在感を高める中で、tvNの“異例の不振”がより際立つ形となった。
ただ『ジャガイモ研究所』に対する視聴者の声は一様ではない。SNSやコメント欄では、「心温まる名作だった」「こういうヒーリングドラマがもっと評価されるべき」といった支持の声も寄せられており、視聴率だけでは語れない魅力があったとする評価も根強いようだ。

tvN『いつかは賢いレジデント生活』が4月12日にNetflixで配信(画像出典:tvN drama公式X)
そんな中、tvNの“切り札”として登場するのが、4月12日にスタートする新作『いつかは賢いレジデント生活』である。大ヒットシリーズ『賢い医師生活』のスピンオフとして制作され、今回は教授陣ではなく若きレジデントたちの日常と成長が描かれるという。
コ・ユンジョン、シン・シア、カン・ユソクらが出演し、オリジナルの制作陣であるシン・ウォンホ監督とイ・ウジョン作家がクリエイターとして再び参加する。舞台はおなじみの“ユルジェ病院”だが、視点を変えることで新たな魅力を引き出すことが狙いのようだ。
果たして、『いつかは賢いレジデント生活』は、“新韓ドラ王国”tvNの異例の不振を断ち切ることができるのか。視聴者の期待とともに、業界の注目も高まっているようだ。
いつかは賢いレジデント生活 | 予告編 | Netflix
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