- IU(アイユー)&パク・ボゴム主演作『おつかれさま』(Netflix/2025)が、大ヒットを予感させている。
- 日本では”今日のTV番組TOP10(日本)”において第2位、グローバルランキングでは、初登場6位を記録した。
- 第1話で、圧倒的な演技力を披露してドラマファンを虜にしたヨム・ヘランの活躍を紹介する。

大ヒットを予感させている『おつかれさま』(画像出典:Netflix Korea)
3月7日にベールを脱いだ『おつかれさま』(Netflix/2025)が、大ヒットを予感させている。
日本ではNetflix(ネットフリックス)の視聴ランキング”今日のTV番組TOP10(日本)”において第2位の座を獲得(2025年3月10日時点)。グローバルランキングでは、初登場6位を記録(2025年3月9日時点)する人気ぶりだ。
さすがIU(アイユー)&パク・ボゴム主演作と言いたいところだが、実は、ドラマの成功に大きな影響を与えるといわれる序盤のストーリーを牽引し、ドラマファンの心を鷲掴みにした主人公は、他でもないヨム・ヘランだった。
海外の人には馴染みのない昔の韓国文化を色濃く描いた内容が一部含まれているものの、引き込まれるような彼女の圧倒的な演技力から目が離せない。
ヨム・ヘランといえば、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN/2016)では、主人公をいじめる欲深い叔母役を。『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』シリーズ(Netflix/2022、2023)では、復讐に協力する主婦を熱演するなど、数々の作品で活躍してきた実力派女優。
秀でた演技力を持つことは韓ドラファンなら周知のとおりだが、本作で演じているヒロインエスン(IU扮)の母グァンネは、“人生キャラクター”になるのではないかと思われるほど強烈な存在感を放った。
*人生キャラクター:最も長く記憶に残っている役のこと。
ティーザー映像への登場は数秒のみで、主要キャストとして各メディアなどに紹介される機会もあまりなかった彼女。ノーマークだった人はもちろん、出演することを知っていた人も、ここまで魅せるかと驚きを隠せなかったはず。
特に娘に対する母の愛情の深さを見事に表現しており、子を持つ親なら共感せずにはいられないポイントが盛りだくさんで、子どものいない人でも、親から受けた愛を思い出すに違いない。普遍的なテーマと、ヨム・ヘランの熱演が相まって感動の連続だ。
※この記事には、ネタバレが含まれます。

『おつかれさま』でエスンの母役を熱演するヨム・ヘラン(画像出典:Netflix Korea)
例えば、我が子を思うからこそとる厳しい態度と、自分の正直な思いのなかで葛藤する様は、時に心を鬼にするしかない母の複雑な感情を見事に表現している。わざと突き放したものの、結局優しさをみせるところまでワンセットで、“母”そのものだ。
その他にも、学校で受賞したという娘の詩を読んで自分に対する想いを知り、背中を震わせてそっと涙を流すシーンも。
既視感のあるお涙ちょうだいエピソードといえばそこまでだが、ヨム・ヘランの熱演によって単なる涙を誘う一幕では終わらない深みが。その後の展開と合わせて、さらに観る者の目頭を熱くする。
また、最多得票を得たものの、担任の独断によりクラスの級長になれなかったとして泣いて悔しがる娘を前に、最初は「副級長でも立派だ」と慰めるが、最終的に人肌脱ぐ過程も、我が子を想う母の気持ちが溢れている。
第3者から見ると、必要ないようにもみえるところにまでこだわって学校に出陣する姿も愛を感じた人が多いだろう。我が子のためなら、どこまでも強くなれる母親という生き物を強烈な存在感で描き出した。

強い母を熱演したヨム・ヘラン(画像出典:Netflix Korea)
脚本は、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(KBS/2017)や『椿の花咲く頃』(KBS/2019)を手掛けたイム・サンチュン作家が、演出は『ミセン-未生-』(tvN/2014)や『シグナル』(tvN/2016)を手掛けたキム・ウォンソク監督が務めており、面白くならないわけがない最強タッグだが、それを基盤に見事な母性愛を描き出したヨム・ヘランの活躍は非常に大きい。
悪人、善人問わず、人間らしさたっぷりに役を描き出すことを得意とする彼女の真骨頂ともいえる『おつかれさま』。画面越しからも役の感情が痛いほど伝わってくる。第1話の主人公は、間違いなくヨム・ヘランだった。
近年ドラマの話数が減り、生い立ち部分や子ども時代は簡略化されるケースが増えているが、本作はその逆をいくパターン。ヒロインの母と娘の姿に重きを置いてスタートした物語は、今後の展開に大きな意味をもたらすことだろう。
IU&パク・ボゴムが、それをどのように最後まで引き継いでいくのか期待される。
『おつかれさま』ヨム・ヘラン演技
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