- K-POPのグローバル人気が高まり、韓国アイドルとして活躍する日本人が急増している。
- 最近ではNiziUのような日本のアイドルが、韓国市場に進出するケースも少なくない。
- 一体、K-POP日本人アイドルや練習生たちは、どんなビザで韓国に滞在しているのだろうか。

韓国と日本で高い人気を誇るLE SSERAFIMの宮脇咲良(左)とENHYPENのニキ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
日本でも絶大な人気を誇るK-POPアイドル。最近ではK-POPアイドルとして活躍する日本人が増えており、韓国メンバーに負けない活躍を見せている。
日本人のメンバー起用は、日本の音楽市場を狙うという戦略もあるが、彼らの真面目さや実力などが認められた結果だ。実際に多くの人気アイドルグループでは、日本人メンバーの存在が欠かせないものとなっている。
さらにここ数年の間では日本でデビューしたアイドルが、韓国の音楽市場を目指し、活動するケースも。
10月30日には日本で高い人気を誇るNiziU(ニジュー)が、韓国1stシングル『Press Play』をリリースし、待望の韓国デビューを果たす予定だ。
このような現状からも、今後はさらにK-POP界で活躍する日本人アイドルが、増えていくと期待されている。
活躍中のアイドル以外にも、K-POPアーティストという職業に憧れを抱き、練習生として韓国に渡る日本人も少なくない。しかし、K-POPアイドルや練習生たちはどのようなビザで、韓国に滞在しているのだろうか。
今回は気になる日本人K-POPアイドルのビザ事情をご紹介する。
※ こちらに記載された出入国に関する法令・情報は、2023年2月4日時点のものです。

10月30日に韓国1stシングル『Press Play』をリリースするNiziU(画像出典:NiziU 公式X ※旧Twitter)
外国人が海外で長期間生活するために、必要不可欠なビザ。その種類は滞在目的によって異なり、観光、就労、留学、結婚などに大きく分類されている。
しかし、練習生の場合は労働者ではなく、留学のために韓国に滞在している訳でもないため、とても曖昧な立場だ。
そんな外国人が韓国で練習生生活を送るためには、通称”アーティストビザ”といわれる、E-6(芸術興行)ビザを取得する必要がある。
E-6ビザの発給対象者は、韓国内で91日以上の長期滞在をしながら、公演、映画、放送、スポーツなど創作活動などを行う人。そのため、練習生だけではなく、K-POPアイドルもE-6ビザに分類される。
一方、韓国での活動期間が90日以下の場合は、C-4(短期就労)ビザになるという。
これらのビザの発給のためにはさまざまなプロセスを踏み、手続きを行う必要がある。
手続きを進める前に必ず必要なのが、『雇用推薦書』。推薦書を含む査証申請は手続きが複雑であることから、専門家と共に準備をするのが効率的のようだ。
さらにビザの申請には一定の所要期間を要することから、計画的に手続きを行うことが大切。通常は手続きから入国まで、最短でも4週間以上かかる場合が多い。
しかし、コロナの影響で以前はさらに長い時間を要していたが、最近は防疫緩和などの処置により、約1カ月ほどで入国可能となっている。

TWICEの日本人メンバーであるモモ、サナ、ミナ(画像出典:TWICE JAPAN 公式X ※旧Twitter)
ちなみにE-6ビザの保有者は、パスポートにビザのシールが貼られるが、3カ月以上連続で滞在する場合は、義務的に登録証を発行する必要がある。
登録しない状態で出国した場合、これまでの在留資格が抹消処理され、登録期間が過ぎると出入国管理法違反によりペナルティを負う可能性があることから、注意が必要だ。
また、2022年下半期からは関連観光市場の拡大のため、Kカルチャー研修ビザの新設が協議中であるという。
本プロジェクトの目的は、観光客誘致や韓国コンテンツ教育による収益の創出であり、教育の対象者は外国人の青少年になる予定だ。
今回紹介したビザの申請手続きは複雑なものも多いが、これらを代行してくれるサービスも存在し、日本では行政書士に頼むのが一般的。ちなみに韓国で行政書士は、”行政士(행정사)”と呼ばれている。
韓国で芸能活動や練習生生活をするためにはE-6ビザや、C-4ビザが必要とされているが、滞在理由や期間、さらに今後の法律の改定などにより、条件が流動的に変化していくと考えられる。
そのため、練習生として渡韓する場合には、所属事務所との相談や綿密なコミュニケーションが大切だ。
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