- 俳優イ・ジュンギの2役演技が話題の、tvN新作時代劇『アラムンの剣』。
- 4話までの放送を終え、視聴率は5%前後を維持しているが、5%の壁をなかなか超えられない。
- この状況についてドラマファンからは「いやな予感がする」「『悪鬼』と同じような匂いがする」と不安な声が聞こえている。

視聴率5%をキープ中の、tvN新作ドラマ『アラムンの剣』 (画像出典:tvN)
9月9日、『アスダル年代記(tvN/2019)』のシーズン2となる、tvNの超大作時代劇『アラムンの剣』の放送が始まった。
土日の週末ドラマである本作は、9月17日に4話までの放送が終了している。
韓国での全国視聴率はどうかというと、初回放送から約5%というまずまずの数字をキープ中。大きなダウンがないのは良いことだが、逆に5%から抜け出せない状況に陥っているとも言える。
主演を務めるイ・ジュンギの熱演が視聴者を魅了しているものの、韓国視聴者の間では「いやな予感がする」といった反応も上がっているという。
『アラムンの剣』は、前作のファンタジー時代劇の壮大な世界観を引き継ぎ、架空の太古の地“アス”で新たな伝説を作っていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアラの運命的な物語が描かれる。
制作は『愛の不時着(tvN/2019)』や『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(tvN/2016)』など、数々の名作を世に送り出してきたスタジオドラゴンが担当。韓国ではtvNで放送されているが、Disney+(ディズニープラス)でも独占配信されている。
続編の公開は、シーズン1の放送から実に4年ぶり。物語の舞台は、チャン・ドンゴン扮するタゴンが、アスダル初の王となってから約8年後の世界へと変わった。
シーズン1のソン・ジュンギに代わり、同じ2役を演じているイ・ジュンギ (画像出典:tvN)
そして一部のキャストも変わった。
シーズン1でメインキャラクターの「ウンソム」と「サヤ」の2役を演じたソン・ジュンギに代わり、シーズン2では、イ・ジュンギが2役を務める。
彼は、ソン・ジュンギが演じた少年期から成長し、アスダルを進撃するアゴ族の首長となった「ウンソム」と、アスダルの総軍長であり後継者の「サヤ」を演じ、華麗なアクションシーンを披露している。
(関連記事)新作韓ドラ「アラムンの剣」イ・ジュンギ 圧倒的な没入感を与える1人2役を熱演
このように『アラムンの剣』には、ドラマファンの興味を刺激する話題が豊富なのだが、残念ながら視聴率は上がらない。
その原因は、ドラマのカラーがはっきりしていることが影響しているという指摘がされている。
時代劇ドラマは人気といえど「太古ファンタジー」という独特なジャンルには、好き嫌いがわかれてしまうからである。
「好きな人は好きだと思う」という印象を抱かせる世界観のドラマは、新規の視聴者をなかなか取り込めないという弱点があるようだ。

視聴率10%をキープした、SBS『悪鬼』 (画像出典:SBS)
この弱点について、今年(2023年)6月から放送された、SBS『悪鬼』を前例に挙げる人も。
『悪鬼』は話題性が高く、視聴率も2桁の10%前後と高い数字を記録したが、全12話を通して一定の数値をキープしたまま、そこから抜け出せずに放送を終えている。
その理由として考えられたのが、固定化された視聴者層だった。
本ドラマは、悪鬼に取り憑かれた女性と、その悪鬼が見える助教授の男性が謎の死を暴いていく、韓国型オカルトミステリー。
1人2役を演じた主演キム・テリの二面性の演技が光り、ドラマファンの関心を集めたが、幽霊を素材としたジャンルの特性上、ホラー、スリラー、サスペンスといった要素が色濃かった。
そのため、ターゲットが狭まってしまい、マニア層にはハマったが、幅広い層からの支持は得られなかった。
結果、視聴者が固定され、新たな視聴者を取り込めず、「途中から視聴率がアップ」という嬉しい現象も起きなかったのである。
4話までの放送を終えた今、視聴者の新規流入が増えず、視聴率5%の壁から抜け出せずにいる『アラムンの剣』。
ドラマファンからは「なんだか『悪鬼』と同じような匂いがする」と不安な声が漏れている。
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