- 韓国開催の「2023年ジャンボリー世界大会」が失敗に終わった。
- 韓国政府は、この状況を打開するため、世界的な人気を誇るK-POPアイドルが出演する大規模コンサートを開催。
- しかし、今回のコンサートは「揉み消し用」というレッテルから解放されない模様だ。
「韓国人の顔に泥を塗った!」
韓国人がこう憤る理由は、韓国開催の「2023年*ジャンボリー大会」が失敗に終わり、世界のマスコミから酷評されているためである。
*ジャンボリー大会:正式な名称は「世界スカウトジャンボリー(World Scout Jamboree)。世界スカウト機構が主催するボーイスカウトのキャンプ大会であり、全世界のボーイスカウトの最大行事である(出典:Wikipedia)
1991年に続き、2回目のジャンボリー大会を誘致した韓国だが、一部の国のスカウト連盟が早期撤退を敢行するなど、そのずさんな準備と運営が指摘されていた。
世界のマスコミからの苦言は次第にエスカレートし、韓国国内の世論も悪化。韓国政府は、この状況を打開するため、世界的な人気を誇るK-POPアイドルが出演する大規模コンサートの開催に踏み切る。
元々は、8月6日にキャンプ場にある野外ステージで開催予定だったが、突如日程と場所が変更に。5日後の8月11日、ソウルワールドカップスタジアムでの開催が決定した。
4万人を超えるスカウト隊員の移送など、山積みの問題を抱えながらもコンサートは無事終了。「有終の美」「エンタテインメント各社の自発的な協力のおかげ」と、韓国政府からは自画自賛と感謝のコメントも聞こえている。
しかし、今回のコンサートは「揉み消し用」というレッテルから解放されない模様だ。
なぜなら、韓国政府と一部政治家が見せた“無理押し”がさらなる批判を呼んでいるためだ。実際、韓国政府は政府傘下の公営企業の社員1,000名あまりをボランティアとして動員している。
また、有力政治家のソン・ジョンイル氏の「BTS(防弾少年団)をステージに上げてでも、この災難を収拾すべき」という発言が物議を醸した。
韓国マスコミとネットユーザーからは、韓国政府と政治家に対して「まるで戦時の強制徴用だ」「協力要請というけれど、動員令ではないか」といった多数の怒りの声が。
また、有名音楽評論家のチェ・イサク氏も自身のSNSに「国家がK-POPを所有するという残虐な全体主義的思想である」と、韓国政府や政治家へ苦言を呈している。
*全体主義:個人の自由や社会集団の自律性を認めず、個人の権利や利益を国家全体の利害と一致するように統制を行う思想または政治体制である。全体主義の例としては、ファシスト政権期のイタリア、ナチス・ドイツ、ソ連、毛沢東期の中国が挙げられる。(出典:Wikipedia、アジア経済研究所)
これを受け、一部のネットユーザーの間では、韓国政府の協力要請に応じざる得ない各所属事務所の事情について「税務調査」を理由に挙げる声も。
今年3月、韓国の税務庁は、イ・ミンホやキム・テヒ、イ・ビョンホンなど、トップスターの所属事務所に特別税務調査に着手。数億ウォンに上る追徴金を命令した。
この調査により脱税疑惑が浮上した同芸能人らは、脱税さえ否定したものの、残念ながら大きなイメージダウンを被る羽目に。
(関連記事)イ・ビョンホン 特別税務調査で億W台の追徴金命令‥事務所は脱税を否定
国家の威信をかけて、自ら大規模のコンサートを自腹で開催したアーティストもいる。それは前出のBTSである。
2022年10月にBTSは、釜山市の世界万博誘致を応援するため、5万人規模のコンサートを開いた。
当時のコンサートも、今回のジャンボリーコンサートと同様、HYBE側が万博誘致を祈願するため、“自発的”に行ったと知られている。
(関連記事)BTS ファン 釜山コンサート ボイコットの兆候・・理由は「5年間政権の犬になる」
韓国ネットユーザーは、この事例を想起させながら「韓国政府は必要な時にいつでも芸能人を動員できるという構造を作り上げた」「時代に逆行している」と強く反発している様子だ。
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