- デビュー15周年を迎えたSHINee(シャイニー)が、約5年ぶりに韓国でファンミーティングを開催した。
- 事務所を代表するグループとして活躍し、K-POP界で大きな影響力を発揮してきたSHINee。
- 来る6月には、本格的なカムバックを控える彼らの軌跡を振り返る。

5月25日にデビュー15周年を迎えた、SHINee (画像出典:SHINee 公式Twitter)
5月27日28日に、SHINee(シャイニー)が、デビュー15周年を記念したファンミーティングを開催した。
なんとファンミーティングは、約5年ぶりの対面イベント。メンバーの兵役やコロナ禍のため、なかなかメンバーに会えなかったファンは熱狂。
そんなファンの前に登場したSHINeeは、以前と変わらぬ輝きを放った。
SHINeeは、2008年5月25日にデビュー。第2世代アイドルとして、長年にわたりトレンディーな音楽とパフォーマンスでK-POP人気を支えてきた存在。
ここ数年はメンバーの入隊が続いたが、去る4月にマンネ(末っ子)のテミンが除隊し、メンバー全員の兵役が終了。いよいよ6月には、カムバックを迎える。
先日、Danmee(ダンミ)で行ったアンケート調査「最もカムバックを楽しみにしているK-POPアイドルは? 」では、SHINeeが見事1位を獲得。
ファンからは「ダンスに歌唱力いつも想像を超えてくる! 初心を忘れずに頑張ってる姿に応援せずにはいられない‥最高のグループ」というコメントが寄せられた。
SHINeeが15年という活動期間を通して、K-POP史に残した足跡は実に大きい。そのSHINeeの軌跡を振り返る。

15周年記念のファンミーティングを開催したSHINee (画像出典:SHINee 公式Twitter)
SHINeeは「アイドルの定義に最も当てはまるアイドル」と称されている。
一般的に“アイドル”の定義とは、“非現実的な存在”であり、歌やダンスが上手、ビジュアルも美しく、憧れの人とされてきた。
音楽評論家の間では、SHINeeこそ、その非現実的という定義に沿って作られたアイドルグループだと言われている。
彼らは、アイドルに必要な要素「歌・ダンス・ルックス」を全て満足させる、前例のないグループとして高く評価されているのだ。
そしてSHINeeは、従来のK-POPにはなかった洗練されたサウンドで差別化に成功する。
デビュー当時、所属事務所のSMエンターテインメント(以下、SM)には、盗作疑惑が度々浮上していた。
どこかで見たような、聞いたことがあるような音楽だと指摘され、K-POPアイデンティティーの不在を指摘された。
そんなSMを救うために誕生したのが、SHINee。彼らの音楽は「脱SMで新SMを成し遂げた」と称賛される。
2011年には日本デビュー。これまで多くの日本版シングルやアルバムを発売し、日本活動に注力してきた。
特にすごいのは、日本での公演数。アリーナやドームなど大きな会場を含め、2017年には、日本単独公演数が通算100回を達成している。
ところが、活動の中心が日本に移ってしまったことで、韓国ファンからは不満の声が‥。
一部では、SHINeeの韓国でのコンサートを、海外アーティストのように「来韓公演」と皮肉って呼ぶ人もいたという。
しかしSHINeeの日本での活躍が凄まじかったのは事実。彼らは日本での爆発的な売上に貢献し、名実共にSMを支える存在となった。

『Ring Ding Dong』が収録されている3rdミニアルバム『2009, Year Of Us』(画像出典:SMエンターテインメント)
SHINeeといえば、ヒット曲が多数あることで有名だが、中でも代表曲の一つに挙げられるのが、2009年に発売した『Ring Ding Dong』。
この曲は、受験生の間で「*修能禁止曲」として話題になったことがある。
*修能:修学能力試験(韓国のセンター試験)のこと
その理由は、曲中で何度も登場する歌詞のリフレインに、一度聞いたら抜け出せない恐ろしい中毒性があるから。
フレーズが頭に一度浮かんでしまったら、ずっと頭の中を巡り続け、集中力を奪ってしまう。そのため「受験生は要注意!」とされたのだ。
この『Ring Ding Dong』の中毒性は、メンバーのキーも認めるほどで、彼は「ステージを終えて移動する際には、僕も幻聴が聞こえる」と明かしている。
しかし、その中毒性を上手く活用する人たちもいるのだという。それは、涙で化粧を台無しにするのではないかと心配する結婚式の花嫁さんたち。
中毒性のあるフレーズ「ring ding dong, ring ding dong, ring diggy ding diggy ding ding ding」を、“お経”のように頭の中で繰り返していれば、平穏な心を保っていられるのだという。
そのため、この曲が花嫁たちの間で「結婚式場でのコツ」として伝授されたのである。

「SHINee IS BACK」カムバックを予告した街頭広告 (画像出典:SHINee 公式Instagramストーリーキャプチャ)
2008年5月25日に、韓国でデビューし、数々の名曲を残してきたSHINee。
彼らはSMを代表するグループとして活躍し、歌とダンスで一世を風靡。K-POP界で大きな影響力を発揮してきた。
デビュー10周年となる前年(2017年)12月18日、メインボーカルのジョンヒョンさんが急逝という悲しい出来事を経験。
あれから5年の間、4人のメンバーは順番に入隊。そして全員が兵役を終え、2023年6月に「SHINee IS BACK」、いよいよ本格的なカムバックを果たす。
デビュー15周年を迎えた彼らの更なる飛躍に期待したい。
SHINee『Ring Ding Dong』MV
編集部おすすめ記事
-
BTS J-HOPE、新しいカタチで感動を──7月11日発売 NFCアルバム「Charm of HOPE」とは?
-
IUとASTRO チャウヌが魅せた“青春の静かな奇跡”「美人」MVが語る新しい愛の形
-
AtHeart、プレデビュー曲「Good Girl」で予測不能な中毒性・・K-POPに新たな衝撃
-
“緊張感の中の自由” ITZY、新アルバムのコンセプトでカムバック期待最高潮
-
aespaカリナのファッションが軽率?一方で「性的侮辱を受けたから当然」という声も
-
“輝き”は世界級!BABYMONSTER ルカ「K-POP日本人女性メンバー」アンケートで5カ月連続1位
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
KiiiKiii & UNIS「ALL LOUD KT POP」に出演するため台湾へ出国!(PHOTO13枚)
-
IVE「ALL LOUD KT POP」に出演するため台湾へ出国!(PHOTO12枚)
-
aespa ジゼル、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO10枚)
-
BOYNEXTDOOR テサン & ウナク、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
キム・ソンホ、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
イ・ミンジョン、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
近年話題の注目作品が多数!6月配信開始 VOD韓国映画10選
-
韓国ドラマの思わぬ楽しみ方!観るだけで満腹「韓国料理」が堪能できる作品5選
-
「第2次韓流ブーム」タイムカプセル開封!2010年人気韓国ロマンスドラマ どこで観られる?
-
“輝き”は世界級!BABYMONSTER ルカ「K-POP日本人女性メンバー」アンケートで5カ月連続1位
-
トラウマを抱える大人へ贈る童話‥放送から5年、もう一度観たい韓ドラ「サイコだけど大丈夫」
-
現場では“天使”と呼ばれていた?イ・ジェウク×チョ・ボアの「呑金/タングム」姉弟ケミに注目
-
パク・ボゴム & キム・ソヒョンら、JTBC新ドラマ「グッドボーイ」の制作発表会に出席!(PHOTO31枚)
-
“緊張感の中の自由” ITZY、新アルバムのコンセプトでカムバック期待最高潮
-
AtHeart、プレデビュー曲「Good Girl」で予測不能な中毒性・・K-POPに新たな衝撃
-
IUとASTRO チャウヌが魅せた“青春の静かな奇跡”「美人」MVが語る新しい愛の形
-
ASTRO チャウヌ、7月28日入隊へ──陸軍軍楽隊で新たな一歩
-
うちの地元で観られるかも?6月に地上波・ローカル局で放送予定の韓国ドラマ8選
-
独占ゆえに見逃せない──6月第1週(1日~7日)に配信開始スタートの韓国ドラマ3選
-
ONEUS ファヌン、音と動きがひとつになる瞬間・・ソロデビュー曲「RADAR」で魅せる新境地
-
BTS J-HOPE、新しいカタチで感動を──7月11日発売 NFCアルバム「Charm of HOPE」とは?
-
EUNJUN(AIMERS)主演&OST担当のBLショートドラマ「君だから」が話題に!
-
【単独インタビュー】ユン・チャンヨン、子役から主演俳優へ――“演技と謙虚さ”で歩んできた10年と今
-
大河からトレンディーまで!来週(6月2日~) 日本のテレビで観られる韓国ドラマ「時代劇」5選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。