- tvN『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』が3月5日に最終回を迎え、一部視聴者から残念なエンディングだったとの声が上がっている。
- 韓国ドラマには、本作同様ストーリー序盤の面白さに比較すると、尻すぼみとなりうやむや感が否めない作品がある。
- 本記事では、結末さえ良ければ、さらに高い評価を受けたであろうドラマを4つご紹介。

3月5日に最終回を迎えたtvN『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』(画像出典:tvN)
tvN『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』が、3月5日に最終回を迎えました。
ロマンティックコメディーにミステリー要素が加わった作品で好評を得ましたが、放送期間の後半あたりから一部視聴者がざわつきはじめ、最終的にはエンディングが残念だったと不満を漏らす人も。
序盤、面白かっただけに期待値が上がってしまい、それに応えられる結末になっていなかったようです。
また昨年大ヒットしたJTBC『財閥家の末息子』も同様。“竜頭蛇尾”との評価は免れませんでした。
クオリティーの高さに定評のある韓国ドラマですが、前出の2作に限らず幕締めを意識した急な物語の方向転換などが理由で尻すぼみとなり、完結とは言い切れないうやむや感の残る作品が存在するのも事実です。
そんなドラマを3月5日、韓国メディアのOSEN(osen.mt.co.kr)が4作取り上げて紹介しました。
結末さえ申し分なければ、さらに高い支持を得たであろう作品ばかりです。
パリの恋人 (2004)
パリを舞台に、一文無しになってしまった留学中のヒロインと、白馬の王子様のような財閥の御曹司が恋に落ちるシンデレララブストーリー。2人の恋愛模様に若くハンサムな男性が加わり、絶妙な三角関係が描かれています。

『パリの恋人』(画像出典:SBSドラマ)
放送当時、本国では最高視聴率56%、平均視聴率41%を叩き出し、”2004年の最高傑作”と言われた作品。
日本でも放送され、ときめきを感じるセリフやシチュエーション、キスシーンなど、各場面大きな話題となりました。
明日に向かってハイキック (2009)
ソウルに上京した姉妹が中小食品会社の社長の家に家政婦として住むことになり、社長家族や周囲の人々と繰り広げる愉快なコメディードラマ。

『明日に向かってハイキック』(画像出典:MBC)
全3作から成るシリーズもので、本作が最も高い支持を得てお茶の間に多くの笑いを届け、韓国におけるシットコムの歴史を代表する1作だと高い評価を得た作品です。
まだ演技をはじめて間もない頃の、シン・セギョンやファン・ジョンウムの姿が見られるのもオススメポイントです。
SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ (邦題/2018)
韓国のわずか0.1という富裕層だけが住むことのできる高級住宅街”SKYキャッスル”を背景に、セレブ家族たちが繰り広げる受験戦争と複雑に絡み合う人間関係を描いたブラック・コメディー。

『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ 』(画像出典:JTBC)
初回放送では視聴率1.7%でスタートしたものの、その後徐々に上昇、最終話ではなんと最高視聴率23.7%を叩き出すという驚異的な記録を残しました。
韓ドラファンならご存じの不朽の名作で、当時同時期に放送されていたtvN『『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016)が19.6%だったのと比較すると、異常な人気ぶりが分かるのではないでしょうか。
二十五、二十一 (2022)
韓国激動の時代1998年を背景に、IMFの影響で夢を奪われた若者たちが、挫折と苦悩を経験しながらも、自分の夢のために迷いながら成長していく姿を描いた青春メロドラマ。

『二十五、二十一』(画像出典:tvN)
若者たちがもがき奮闘する姿を繊細に描いたことで、多くの共感を呼び人気を博しただけでなく、オープニング映像にはじまり当時を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気も好評を得た作品です。
またOSTは、爽やかな物語にぴったりだとの声が上がっており、主演のキム・テリとナム・ジュヒョクの熱演も高く評価されています。
***
物語に没入していた視聴者にとっては、少々残念な終わり方だと感じた人もいますが、裏を返せばそれだけ期待作だったということ。
エンディングの物足りなさを事前に知っていれば、期待値を上げすぎずまた違った見方ができるかもしれません。
この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
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