- 歌手のパク・ジェボムが、これまで言及しなかった“過去の傷”について触れたと話題を集めている。
- 彼は、13年前にアイドルグループ2PM(ツーピーエム)を脱退、当時は大きな騒動となった。
- 脱退理由は今だ不明のため、世間では「彼と2PMの間では両者の名前を出すことは“NG”」だと考えられていた。
歌手のパク・ジェボムが、これまで言及してこなかった自身の過去について口を開き始めた。
韓国系アメリカ人の彼は、ラッパー、R&B歌手、企業家など様々な顔を持っている。
ソロアーティストとしても活躍する彼は、2022年3月に、韓国の国民的女性歌手IUとコラボ。彼女がフィーチャーリングで参加した曲『GANADARA』はBugs、Genieなどの“リアルタイム音源チャート”1位に続き、“Melon TOP100”の上位圏に入った。

過去の傷について言及した、歌手のパク・ジェボム (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
去る2月13日にニューアルバムを発表したばかりで、MAMAMOO(ママム)のファサがフィーチャリングに参加した『Love Is Ugly』が収録されている。
順調な音楽活動の進行と同時に、最近はサバイバル番組の審査員やプロデューサーを務めるなど、テレビ番組の出演も続いている。
しかし今から約13年前、彼には苦難の時期があったことをご存知だろうか。
韓国メディアのスポーツ朝鮮は、彼が最近、口を閉ざしていた“過去”について言及したと伝えている。
今年(2023年)2月、パク・ジェボムは、KBS 2TVの新しいミュージックトークショー『The Seasons-パク・ジェボムのDRIVE』でMCに抜擢された。
2月19日の放送回では、彼がDynamic Duo(ダイナミックデュオ)のメンバーゲコに対し「*ヒョンたちは人間自体がすごく良い。兄さんたちにとても感謝することがある」と明かした。
*ヒョン(형):お兄さん。弟が実兄に、または年下男性が年上男性に対して親しみを込めて使う呼称。
それは2010年当時のエピソードで「多くの方々が僕と何かをすることを敬遠していた時、ソロアルバムを出した。音楽的に証明したこともなかったし、僕のことを他人が気にかけていない時、ダイナミックデュオの兄さんたちにフィーチャリングを要請したら、すぐに応じてくれた。僕を呼んだり何か頼み事があれば、いつでも忠誠を尽くす」と感謝を伝えた。
これに対しゲコは「除隊したばかりだったので、(当時の状況について)僕たちは知らなかった」と答え、笑いを誘った。

2PM時代のパク・ジェボム(中央) (画像出典:韓国オンラインコミュニティー)
実はパク・ジェボムは、2008年9月に“野獣アイドル”として注目された2PM(ツーピーエム)のメンバーとしてデビューし、グループのリーダーを務めていた。
彼は筋肉質の身体と優れたダンスの実力で人気を集め、メインダンサーとしてアクロバティックな振り付けやパフォーマンスを担当していた。
しかしデビューから1年後の2009年9月、彼が海外SNSに残した過去の書き込みが話題になる。
内容は、韓国で練習生として過ごす生活で感じていた不満やグチだったが、一部の表現に対して”韓国を卑下した”と韓国ネットユーザーが騒ぎ出す事態に。
本人そして当時の所属事務所JYPエンターテインメントが謝罪文を出すも、韓国世論の批判は収まらず、彼は自ら2PM脱退を宣言。アメリカ行きの飛行機に乗り、韓国を去った。
その後、彼の書き込みが”韓国卑下”ではないという擁護論が広まり、様々なメディアも「誤訳だった」と報じた。JYPの総括プロデューサーであるパク・ジニョン(J.Y. Park)も、テレビ番組で彼の復帰を示唆した。
ところが2010年2月、JYPは懇談会を開き、パク・ジェボムの“永久脱退”を発表。その理由は”彼の私生活問題”とされたが、いまだに具体的な脱退理由は明らかになっていない。
2PMメンバーも「彼を守るため、今後も言うことはない」と口をつぐみ、グループを脱退した彼は、同年7月からサイダスHQに所属し、ソロでの活動を再開することになった。

オーディション番組『PEAK TIME』の審査員を務めるパク・ジェボム (写真提供:ⓒ スポーツ韓国)
このようにそれぞれの道を歩むことになったが、脱退騒動は、彼本人と2PMメンバー、JYP、そしてファンに大きな傷痕を残した。
オンライン上では、パク・ジェボムの脱退理由を巡り、根拠のない憶測やデマが拡散。それでも当事者らは口を閉ざし続け、その後も彼の脱退に関連する話題について言及することはなかった。
しかし2月15日に初放送された、JTBCの新ボーイズサバイバルオーディション番組『PEAK TIME』で、ついに彼の口から“2PM”というワードが飛び出す。
『PEAK TIME』は韓国で史上初のチーム戦で行われるオーディション番組。デビュー経験のあるアイドルグループが参加し、グローバルアイドルとしての再起をかけて戦いを繰り広げる。彼はこの番組の審査員を務めている。

『PEAK TIME』の審査員は一流アーティストばかり (写真提供:ⓒ スポーツ韓国)
この日、MCのイ・スンギが「優勝チームには、賞金3億ウォンが与えられる」と発表すると、パク・ジェボムが反応。そして「昔、活動中止になったけど、僕もあそこに参加してもいいのか?」と驚きの発言をした。
そして第1ラウンド選抜戦で『14時チーム(仮のチーム名)』が登場すると、「おぉ! 2PM」と口にし、視聴者はびっくり。
それは当然の反応だった。世間では、パク・ジェボムと2PMにとってお互いの名前は“禁句”、触れてはいけないワードと考えられていたからだ。
そのため彼が自ら“2PM”と“グループ脱退”に触れたことは、韓国ネットでも大きな話題となった。ネットユーザーらは、
「パク・ジェボムが上手くいって本当によかったよ」
「彼の対処したやり方が本当に印象的で、当時のことはいまだに記憶に残っている」
「正直、大手事務所(JYP)を相手に、こうやってまた成功するのは簡単じゃないよね」
「パク・ジェボムの成功が、すべてを物語っていると思う」
「当時の話はよく分からないけど、私は彼が好きだよ。グループを脱退したのは結果的に良かったと思う」
などの反応を見せた。
いまだ“脱退劇”の真相は闇の中だが、騒動の張本人である彼自ら過去の傷に触れたことが、世間を何よりも驚かせた。
グループ脱退当時の苦難も明かしたパク・ジェボムには、応援の声が寄せられている。
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