- 2022年のリテール販売でStray Kidsの『MAXIDENT』が、BTSの『Proofを上回ったという。
- Stray Kidsは昨年、米ビルボードチャートに何度も名を連ねており、海外での人気はすでに証明済み。
- しかし大衆からは「Stray Kidsはそんなに人気なの?」「あまり活躍しているイメージがない」と、半信半疑だ。
Stray Kids(ストレイキッズ)の活躍と実績が、“数字”として表れている。
最近、BTS(防弾少年団)の座を脅かす存在として、次世代ボーイズグループの中で「一歩リードしている」と評されているStray Kidsだが、一部の指標ではBTSを超えているようだ。
韓国紙の世界日報によると、2022年のリテール販売でStray Kidsの『MAXIDENT』(約130万枚)が、BTSの『Proof』(約95万枚)を上回ったという。
リテール販売とは、出荷量によるデータではなく、小売店での販売量を集計したもの。それ故「正確な“売れた数”が分かる」と、同紙は説明している。
しかし、海外注文数を合算すると『Proof』(約192万枚)が1位で、『MAXIDENT』(約163万枚)は3位だ。
海外、特に日本や欧米で高い人気を誇るとされるStray Kidsだが、蓋を開けてみると、韓国国内でも巨大ファンダムに支えられていることがわかる。
Stray Kidsは昨年、米ビルボードチャートに何度も名を連ねており、海外での人気はすでに証明済み。
この勢いを保てば、BTSが完全体として戻ってくる2025年まで空席と言われる“K-POP王座”が、射程圏内に捉えられると言っても過言ではない。
半信半疑な韓国音楽ファン
しかしこの報道を巡り、韓国音楽ファンの反応には“温度差”がある。
K-POPアイドルに詳しい音楽ファンからは、彼らの活躍に対する称賛と共に、期待の声が多く寄せられた。
その一方で、インターネットで断片的に情報を収集する、いわゆる“大衆”からは「Stray Kidsはそんなに人気なの?」「あまり活躍しているイメージがない」と、半信半疑だ。
そんな彼・彼女たちが、Stray Kidsの実績を疑う(?)最も大きな理由は、“音源成績”の低迷にある。
“音源”とは、“デジタル音源チャート”のこと。インターネットでストリーミングやダウンロードの回数を集計したもので、リアルタイム、日間、週間と、様々なデータを提供するグラフなのだ。
韓国メディアも、音源データを記事の資料として使用するケースが次第に増えており、韓国国内では“最新人気曲がわかるバロメーター”という認識で定着している。
つまりStray Kidsは、アルバム販売成績では目を見張る活躍を見せながらも、韓国大衆の脳裏に“人気アイドル”として認知される“音源”では、目立った活躍がなかったということになる。
人気アイドルの条件は、“販売高”ではない。“高い地名度”と“話題性”も不可欠なのだ。
Stray Kidsが音源低迷の理由
では、なぜStray Kidsは“大衆性”の獲得に苦戦しているのか。
その理由は、彼らの音楽と、目指している方向性が関係している。
“*麻辣味”と言われるStray Kidsの音楽は、彼らを好むファンでない限り、その味に抵抗感を抱いてしまうという。
*麻辣味:マーラー味。刺激やクセの強いものを例える場合に用いる。
しかし、一度その味にハマってしまうと、抜け出せないほどの強い中毒性を持つ。
Stray Kidsはその手法で、ファン拡大の構図を今日まで作り上げてきており、その方向性は今後も維持していくと見られる。
実際、『MAXIDENT』のタイトル曲『CASE 143』や、前作の『MANIAC』で、韓国国内にStray Kidsファンが飛躍的に増加したと韓国メディア(STAR TODAY )は伝えている。
ゆっくりではであるが、着実にファンを増やし続けているStray Kids。多くの音楽ファンが指摘する“音源とのバランス”という課題は、解決の日がそう遠くなさそうだ。
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