- ソ・イングクが、ドラマ『直筆』の出演を検討中であると、彼の所属事務所が明らかにした。
- 万が一オファーを受ければ、彼にとっては2度目の時代劇となる。
- そこで、ドラマファンの期待が高まっている次期作候補『直筆』の原作小説をご紹介。
ソ・イングクが、次期作を検討中であるというニュースが伝えられました。

次期作を検討中のソ・イングク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
11月3日、ソ・イングクの所属事務所の発表によると、彼が出演オファーを受けたのは小説が原作となったドラマ『直筆』の主人公クォン・スヨン役とのこと。
数々の作品で好演を繰り広げてきた彼が、新たな活躍の場に『直筆』を選ぶのか注目が集まっています。
しかももし出演が確定すれば、彼にとっては時代劇2作目。初挑戦した『王の顔(KBS2/2014)』での演技が高い評価を受けただけに、ドラマファンの期待が高まっています。

『王の顔(KBS2/2014)』に出演したソ・イングク(画像出典:『王の顔』映像キャプチャー)
では気になる『直筆』とはどのような物語なのでしょうか。ドラマ化により多少の変更点があるかもしれませんが、原作の内容を紹介したいと思います。
主人公は、史官ミン・スヨン(※)。『朝鮮王朝実録』の草稿で、歴史の事実を記した史草を毎日記録していた人物です。
※ドラマの役名は原作と異なる場合があります。
そんな彼がある日、王の兄弟が謀反に関連していることを知り、争いを阻止するため真実が書かれた史草を盗むことに。
結局その罪で流刑され、奇襲にも遭い瀕死状態に陥ってしまいます。しかし10年振りに意識を取り戻したことからストーリーが展開、多くの権力者から追われる人生がはじまります。
なぜなら、権力の黒幕たちにとって史草は都合の悪いものだったから。陰謀が明るみにならないよう、ミン・スヨンからなんとか奪い取ろうとしたのです。
一方当の本人は記憶喪失。それに加え、次第に激しさを増す追跡で彼の命はまさに風前の灯火という状況に追い込まれます。
そんな中、記憶を取り戻すため逃げるのをやめて、自ら命懸けで権力者の元に飛び込むことにしたミン・スヨン。しかし彼は、史草を先に奪取しようとする王と、狡猾な臣下たちによる対決が繰り広げられているのを知ることに。
果たして彼は生き残ることができるのか、スリル溢れる物語となっています。
韓国のオンライン書店YES24のレビューには、「ストーリーの流れと人物構成、物語の緊張感に引き込まれ、一気に読んでしまう魅力がある作品」などと、称賛を送る声が。
また、日本でも大ヒットしたSBSドラマ『根の深い木~世宗大王の誓い~(2011)』の原作小説を思い出したという意見もありました。

SBSドラマ『根の深い木~世宗大王の誓い~(2011)』(画像出典:SBS)
そして読者による評価では、10点満点中8.2点という高い点数を獲得、好評を得ています。
そんな人気小説が元になった新作ドラマ『直筆』。ソ・イングクは、次期作に選択するのでしょうか。気になるところです。
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