ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、快進撃を続けている。配信翌日のツイッターでは、毎回トレンド入りを果たすなど、世界中で視聴者の心を掴んでいる。主人公のヨンウと、カン・テオ演じるジュノの恋模様も人気の要因だ。ドラマ人気と共に、注目度が急上昇中のカン・テオのキャリアを振り返るとともに、過去の映画出演作を紹介したい。
パク・ウンビン主演ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(ENA/Netflix)』が、快進撃を続けている。

ウ・ヨンウとイ・ジュノの恋の行方はドラマ人気の要因の一つ。(画像出典:ENA)
第1話は視聴率が0.9%でスタートしたものの、9話目では15.7%をマーク。第7話、第8話の配信翌日のツイッターではトレンド入りを果たすなど、世界中の視聴者の心を掴んでいる。
本作は、自閉スペクトラム症を抱えながらも天才頭脳を持つ主人公ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)が、弁護士として成長していくリーガルヒューマンドラマである。
ヨンウの愛らしいキャラクターが支持されるだけでなく、タメになる法律の知識が詰まっているとその内容が反響を呼んでいる。
そして、多くの視聴者の心を掴む本作のさらなる人気のポイントは、カン・テオ演じるジュノとヨンウの恋模様だろう。
そこで今回は、ドラマの人気と共に注目度が急上昇中の俳優、カン・テオのキャリアを振り返りながら、過去の映画出演作を紹介したい。

ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演中のカン・テオが人気急上昇中。(画像出典:ENA)
1994年生まれ、現在28歳(日本年齢)のカン・テオは、2011年に2000倍もの競争率を勝ち抜き、5人で結成された俳優ユニット5urprise(サプライズ)のメンバーとして芸能事務所に所属。
2年間の厳しいレッスンを経て、2013年にデビューを果たす。完成されたスキルとビジュアルを武器にした彼らは、デビューと同時にオファーが殺到したという逸話もあるほど。
従来のアイドルグループとは異なり、俳優業をベースに、歌やバラエティーなどさまざまな分野で活躍、そんなグループのスタイルが注目を集めた。
2020年3月、デビュー時から所属した事務所との契約は終了となり、現在はそれぞれソロで活躍中である。

5urpriseのメンバーとしてデビュー。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を機に現在世界中から熱視線を集めるカン・テオ。(写真提供:ⓒTOPSTARNEWS)
小学生の頃から俳優を目指していたというカン・テオは、どの作品にも真摯に向き合う姿勢で、周囲から厚い信頼を集めてきた。
そんな彼は、俳優として異色のターニングポイントを持つ。2014年、韓国とベトナムの合作による主演ドラマ『今日も青春』がベトナムで大ヒット。ベトナムの“2015ドラマアワード”で主演男優賞に輝く。
これをきっかけに、“ベトナムのプリンス”と呼ばれるほど、現地で人気を集めているのだとか。
近年はNetfixドラマ『初恋は初めてなので(2019)』『それでも僕らは走り続ける(2020)』など、人気ドラマへコンスタントに出演、俳優としてのキャリアを重ねている。
そしてカン・テオ唯一の映画出演作は、2018年公開の『風水師 王の運命を決めた男(原題:明堂 ミョンダン)』である。

カン・テオ映画初出演作『風水師 王の運命を決めた男(2018)』(画像出典:movie naver)
本作は、実在した朝鮮王朝末期の王族・興宣君が「王位に就くため、風水師の助言をもとに父の墓を移した」という記録に基づき、風水師を利用して欲望を満たそうとする人々の心理戦を描いた、エンターテインメント史劇だ。
出演には主演のチョ・スンウをはじめ、チソン、ムン・チェウォンといった実力派の人気俳優が集結。カン・テオは、物語の鍵を握る人物、チソン演じる興宣君の従兄弟のウォンギョン役で登場。初の映画出演&初の時代劇への挑戦を果たした。
韓国では、現代でも重要視されることの多い“風水”について描いた史劇とあって、観客動員が200万人を超えるヒットを記録。

映画『風水師 王の運命を決めた男(2018)』で映画初出演を果たしたカン・テオ。(画像出典:movie naver)
「プレッシャーを抱えながら挑んだ」という本作だが、持ち前のルックスと存在感を放ち、端役ながらも作品にしっかりと爪痕を残している。
残念ながら、その後の映画出演機会がないため、現時点では本作がカン・テオの映画出演作として堪能できる、唯一の作品として注目価値がありそうだ。
し烈なオーディション、厳しいレッスンを経て人気俳優へと躍進を遂げたカン・テオ。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の大ヒットを追い風に、今後も幅広い役柄でファンを魅了し続けて欲しい存在だが、すでに今夏の入隊が決定しており、それだけが少々名残惜しい。
(投稿:島田元)
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