韓国ドラマの中で注目を浴び、主に作品人気を牽引するのは主演の男性俳優であることが多く、ダブル主演の女優は比較的サブ的なイメージをもたれる傾向にあった。しかし最近のドラマにおいては、それが逆転しているようだ。3作品を例に挙げて紹介したい。
これまでの韓国ドラマ界は、男性俳優が作品の人気を牽引するイメージが強かった。

(左から)『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』『二十五、二十一』『明日』(画像出典:JTBC、tvN、MBC)
2022年に放送されたものでは、tvN(Netflix)『二十五、二十一』のナム・ジュヒョク、JTBC『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』のソン・ガン、MBC(Netflix)『明日』のロウン(SF9)などが、その代表的な例だ。
彼らのルックスやキャラクター、演技に魅了された日本の韓ドラファンも多かったのではないだろうか。
しかし最近のドラマでは、男性俳優の出演作よりも主演女優が先頭に立って話題を集め、視聴率をアップさせている作品が多くみられる。
『なぜオ・スジェなのか』
まず1作目に紹介するのは、女優のソ・ヒョンジンが主演を務めるSBSドラマ『なぜオ・スジェなのか』。

女優のソ・ヒョンジンが主演を務める『なぜオ・スジェなのか』(画像出典:SBS)
本作は、自身の能力と決心、努力だけで現実を乗り越え、欲望のためなら法に触れる行為もいとわない冷徹な弁護士 オ・スジェ(ソ・ヒョンジン扮)と、そんな彼女を守るためなら怖いものなしなロースクールの学生、コン・チャン(ファン・インヨプ扮)のときめきあるミステリー法廷ドラマだ。
“視聴率が3%に届けばまずまず”と言われる現在の韓国ドラマ界において、本作は第4話で視聴率10%を突破、以降多少低下するも現在は7%代をキープし、多くの視聴者を楽しませている。
これは、緊張感溢れる内容とストーリー展開の早さなどが関係しているようだが、なんといっても最大の理由は、ソ・ヒョンジンの熱演にあるという。
以前より、演技力の高さに定評のあった彼女だが、『なぜオ・スジェなのか』ではこれまでにも増して好評を得ており「主人公の姿に共感できる」という視聴者の声は多い。
『アンナ』
2作目に紹介するのは、miss A(ミスエイ)出身の歌手で女優のペ・スジが主演を務めた、Coupang Play(ク―パンプレイ)シリーズ『アンナ』だ。

女優のペ・スジが出演を務めた『アンナ』(画像出典:Coupang)
本作は、裕福ではない家庭に生まれ、つらい現実に直面する主人公ユミが、些細な嘘をきっかけに、名前、家族、学歴、過去まで全くの別人“アンナ”になりすまし、就職から結婚までするという1人の女性の物語。
ぺ・スジは、客観的に見れば詐欺師といえるユミ(アンナ)に扮し、10代から30代にかけて様々な出来事を通して、ユミがアンナとして生きていく感情の変化を繊細に表現した。
その結果、視聴者はユミ(アンナ)を批判するどころか、「なぜか応援したくなる」と口を揃え、1人の女性を立体的に描き出したペ・スジの演技が大きな話題に。
7月8日に最終回を迎えたが、最後まで彼女が先頭に立ち、堂々の主役として『アンナ』を盛り上げた。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
最後に紹介するのは、パク・ウンビンが主役のENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。

パク・ウンビンが、主演を務める『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ASTORY 公式Twitter)
本作は、天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を同時に持つ新人弁護士、ウ・ヨンウのヒューマン法廷ドラマである。
パク・ウンビンは、自閉スペクトラム症を持つ天才新人弁護士で、ロースクールを首席で卒業しインターン弁護士として奮闘するウ・ヨンウに扮している。
6月29日の初回放送では、視聴率0.9%と低めのスタートを切ったが、その後、毎話自己最高視聴率を更新し、最新話である第4話では5.1%にまで達した。
これは台本や俳優陣の好演、演出などによる影響が大きいと言われているが、最大の理由とされているのが、パク・ウンビンの憑依的演技だ。
特徴的な歩き方、独特な言葉遣い、表情など、キャラクターを徹底的に研究したであろう彼女の努力が垣間見える。
自閉スペクトラム症を隠そうとせず、また気後れすることもなく、堂々としていて愛らしいウ・ヨンウの世界観を見事に描き出し、視聴者を魅了中だ。
****
以上、3作品をピックアップして紹介したが、上記作品以外にも、女優が牽引しているドラマに、ソ・イェジ主演の『イブ(tvN)』や、少女時代(SNSD)のメンバーで女優のソヒョンが主人公を務める『ジンクスの恋人(KBS2)』などがある。
これまでの風潮とは一味異なる作品の登場で、新たな魅力を発揮している韓国ドラマからますます目が離せない。
(構成:西谷瀬里)
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