テレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』の放送が7月7日からスタートする。JTBC(Netflix)ドラマ『梨泰院クラス(2020)』の日本リメイク版ということから、既に何かと話題を集めているが、これを機に2020年に『梨泰院クラス』が日本で人気を得た理由と、その立役者を一部紹介する。
JTBC(Netflix)ドラマ『梨泰院クラス(2020)』の日本リメイク版、テレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』が、7月7日から放送が開始される。
韓国ではもちろん日本でも爆発的な人気を誇った作品をリメイクするとあって、韓ドラファンの間では、どのような仕上がりになっているのか関心が寄せられる中、『梨泰院クラス』にも再び注目が集まっている。
『梨泰院クラス』といえば、日本では2020年にNetflix(ネットフリックス)を通して配信が開始され、瞬く間に話題作となった。
そして、約2年が経過した現在も、Netflixの“今日の総合TOP10”にランクインし、いまだ脅威的な人気を誇っている。
では、なぜ日本で同作品がここまで大きな支持を得たのだろうか。それにはいくつか理由があるようだ。
まずその1つに、新型コロナウイルスの感染拡大による自粛期間が関係している。
不要不急の外出を控える必要があった状況と相まって、VODによる韓国ドラマの視聴者が急増、中でも同作にハマる人が続出した。
そして2つめの理由に、TBSテレビ『半沢直樹(2013)』と、『梨泰院クラス』のストーリー展開などが関係しているという。
『梨泰院クラス』がビジネス復讐劇で土下座をするという点から、『半沢直樹』を連想させたのか、比較的高い年齢層から人気を得た『半沢直樹』に対して、『梨泰院クラス』は“韓国の若者版半沢直樹”と紹介がされたことがあった。
『半沢直樹』が、日本でかつて社会現象を巻き起こした作品であるだけに、このキャッチーな宣伝に心を掴まれた人がいたとしても不思議ではないだろう。事実、日本の若者から大反響を得た。
加えて、“韓国の若者版『半沢直樹』”と紹介されたとはいえ、『梨泰院クラス』が“インフルエンサー”のような新しい素材を積極的に取り入れた点、女性キャラクターが主体的にストーリーを牽引する点、段階的な成長ではなく、ストーリー終盤で成し遂げる“どんでん返し”がある点などが、日本の視聴者に新鮮な面白さを与えたとみられている。
そして最後に、なんといっても『梨泰院クラス』がNetflixで配信された2020年に、日本の多くの芸能人により後押しされたことが最大の理由になったと考えられる。
女優からエッセイストまで幅広く活躍する黒柳徹子は、自身のインスタグラムを通して、「最近の韓国ドラマ、面白いわね」「全話一気に見ました」とコメントし、tvNドラマ『愛の不時着(2019)』と共に、『梨泰院クラス』の名前を挙げた。
実際に両ドラマを見たというユーザーからは、「面白い!」などという返信コメントも寄せられている。
女優の長澤まさみは、主演を務めた新作映画の宣伝で脚本家と対談した際、「次の作品で共演したい人は?」との質問に、『梨泰院クラス』の主人公である「パク・セロイ(パク・ソジュン扮)」と回答して話題を集めた。
お笑い芸人でサバンナの高橋茂雄は、自身のYoutube(ユーチューブ)チャンネルを通し、同じくお笑い芸人の今田耕司や千鳥のノブらと、『【熱狂】梨泰院クラス最高! 最新のオススメ韓国ドラマは?』というタイトルで、『梨泰院クラス』について熱く語っている。
コメント欄は、韓ドラファンの熱い反応で埋め尽くされ、中には「これから見てみる」という人もいた。
また、お笑い芸人の藤森慎吾も自ら運営するYouTubeチャンネルで、『梨泰院クラス座談会』と称して、河本準一らをはじめとするお笑い芸人らと『梨泰院クラス』のお気に入りのシーンなどを話題にした。
お笑いタレントの有吉弘行は、パーソナリティーを務めるラジオ番組で、「勧善懲悪にロマンティックコメディードラマをくっつけたようで、みんな好きだ」と発言し、『梨泰院クラス』の良さを語り、乃木坂46のメンバー新内眞衣も、ラジオ番組で、同じくメンバーの星野みなみに『梨泰院クラス』の良さを熱弁したことも。
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのリーダー兼パフォーマーのNAOTOは、自身のYoutubeチャンネルで「パク・セロイがかっこいい」と絶賛し、パク・セロイが着用した服装を真似てファッション特集を披露した。
上記で紹介した芸能人以外にも、お笑い芸人の宮迫博之や、トレンディエンジェルの斎藤司なども『梨泰院クラス』の沼にハマったとして知られている。
以上のような背景から、日本で爆発的な人気を誇った『梨泰院クラス』。
当時、東京の新大久保にはドラマを想起させる居酒屋までがオープンし、インスタグラムではパク・セロイの髪型を真似する人まで登場した。
まさに一大ブームを巻き起こしたわけだが、日本リメイク版『六本木クラス』は、果たしてこれを超えることができるだろうか。視聴者の反応が期待される。
(構成:西谷瀬里)
パク・ソジュン
韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。
2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。
以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。
編集部おすすめ記事
-
俳優リュ・スンリョン、日本のファンとの交流のため公式SNSアカウントを開設
-
涙もろい人には要注意!いま日本で観られる「泣ける」韓国ドラマ5選
-
【1月26日~2月1日】イム・ジヨン主演「オク氏夫人伝」4位フィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング
-
パク・ウンビン「25年1月版 人気No.1韓国女優」アンケートで1位に!
-
韓国ドラマ「ジャンル物」の職人!男性もドはまり必至 チュ・ジフン主演作品6選
-
Netflix 韓国ドラマ「トラウマコード」命が助かる人が増えれば赤字になる‥(話題のシーン)
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
52分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSチャン・ヒョクら、tvNバラエティ「イケメントロット」制作発表会に出席!(PHOTO17枚)
-
ジニョン、シングルファザー役でチョン・ヨビンと共演!ENA「優しい女、プ・セミ!」出演決定
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS「ついに帰ってくる!」EXO シウミン、3月ソロカムバックへ準備中
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSRed Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO8枚)
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSAra & チャン・リュル & KARA ハン・スンヨンら、TVINGドラマ「春画恋愛物語」制作発表会に出席!(PHOTO20枚)
-
Netflix「トラウマコード」主演チュ・ジフンが首位独占!「25年1月第5週 韓ドラ出演者 話題性ランキング」トップ5
-
“注目度上昇中”チュ・ジフン主演「トラウマコード」が1位!「25年1月第5週 最新韓国ドラマ話題性」トップ5
-
韓国ドラマ「ジャンル物」の職人!男性もドはまり必至 チュ・ジフン主演作品6選
-
俳優リュ・スンリョン、日本のファンとの交流のため公式SNSアカウントを開設
-
パク・ウンビン「25年1月版 人気No.1韓国女優」アンケートで1位に!
-
2025年「第1走者」1月放送スタート韓国ドラマ4作 視聴率の明暗を分析!
-
今月の1位はBABYMONSTER!「25年2月 新人K-POPグループブランド評判」ベスト5
-
G-DRAGON、2月25日に新アルバム「Übermensch」発売!再び音楽シーンを席巻へ
-
ソン・ジュンギ×イ・ヒジュン主演映画「ボゴタ: 彷徨いの地」Netflixで配信開始!
-
BTS J-HOPE、除隊後ソロ活動本格化!初のワールドツアーで世界を紫に染める
-
パク・ボゴム、ドラマ「グッドボーイ」応援に感謝のメッセージ
-
Netflix 韓国ドラマ「トラウマコード」命が助かる人が増えれば赤字になる‥(話題のシーン)
-
ド・ギョンス主演映画「言えない秘密」、観客の期待最高潮!前売り1位&興行成績に注目
-
IVE、3rd EP「IVE EMPATHY」のカムバック記者懇談会に出席!(PHOTO15枚)
-
【1月26日~2月1日】イム・ジヨン主演「オク氏夫人伝」4位フィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング
-
待望の復帰!NCT WISH リク、活動再開&3月ツアー参加へ
-
涙もろい人には要注意!いま日本で観られる「泣ける」韓国ドラマ5選
-
パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
-
Danmee「25年1月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位に輝いたのは・・Kep1er!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。