サゴリ クオッパは、2020年1月10日に結成された4人組バンド。チ・ヒョヌ(リーダー、ボーカル、ギター)を筆頭に、N.EX.Tのキーボーディストであり音楽監督のユン・チェ(キーボード)、The Nutsの初期メンバー、キム・ヒョンジュン(ベース)、スペイン・バルセロナのリセウ高等音楽院初のフラメンコ科出身で、ミュージシャンであり音楽監督のサエ(ギター、パーカッション)など、華麗な経歴を持つメンバーで構成されている。

SGOこと、サゴリ クオッパ(画像出典：SGO公式Instagram)

去る6日、バンド側は「約1年ぶりに、新鮮な変化を盛り込んだ新曲でカムバックする」とし「本日(7月6日)の午後6時、新しいアルバム『LOVE LINE』を発売して、本格的な活動を始める」と発表。

今回発売された4thアルバム『LOVE LINE』は、昨年4月に発売された『You Are so beautiful』以降、約1年3カ月ぶりに披露する作品だ。

3曲の新譜『TIC TIC TIC』『LOVE LINE』『SHAKE IT BOOM』と、人気を博した楽曲『Freesia』や『You Are so beautiful』を加えて、計5曲が収録されている。

タイトル曲『SHAKE IT BOOM』は、これまで彼らが披露したことのない大胆な雰囲気を盛り込んだ楽曲だ。メンバーの爽やかな歌声と優れた演奏力、多彩な編曲構成で、ディスコジャンルを存分に楽しめる仕上がりとなっている。

公開されたティーザー映像には、田舎町を離れて華麗な都市にやってきた、洗練されたメンバーの姿が盛り込まれている。純朴な雰囲気から脱して、スタイリッシュなビジュアルとなった彼らは、カラフルなスーツを着こなすなど、180度変わった姿が目を引く。

特に、ドラマ『紳士とお嬢さん』の終映以後、久々にバンドマンに戻ったチ・ヒョヌの姿が、より視線を奪った。ドラマでは、紳士的で落ち着いたイメージだったのに対し、ティーザー映像では、自由奔放で華麗な魅力を披露。今後、開催するであろうライブステージにも期待がかかる。

バンド名の”サゴリ クオッパ”とは、日本語に訳すと”交差路のあのお兄さん”という意味だ。韓国では、家族や親戚以外にも、女性が親しい年上男性を呼ぶ時に使われている”オッパ(오빠)”が、バンド名に盛り込まれている。

バンド名の由来は、それぞれの人生を歩んできた人々が、1つの方向に歩いていくという意味から。

さらに、ファンとのスローガンのための意味もあるそうで、バンドとして成功した際には、ファンにその掛け声をしてほしいという気持ちからこの名前にしたそうだ。

ドラマで披露した顔とはまた違った、新たな一面を見せているチ・ヒョヌ。役者としてはもちろん、バンドマンとしても抜群のセンスを誇る彼の今後の活躍に、期待したい。

(構成：星野沙)

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