韓国最大のエンタメアワード第58回『百想芸術大賞』が5月6日に開催される。『百想芸術大賞』は、エンタメ業界にとって最も栄誉ある賞の一つとして親しまれているため、『韓国版 ゴールデングローブ賞』と呼ばれることも。そこで今回は、今年の映画部門にノミネートされている5作品をご紹介。
韓国最大のエンタメアワード第58回『百想芸術大賞』が5月6日に開催される。
百想芸術大賞は、エンタメ業界にとって最も栄誉ある賞の一つとして親しまれているため、韓国版ゴールデングローブ賞と呼ばれることも。そこで今回は、今年の映画部門にノミネートされている5作品をご紹介。もうすぐ日本公開の話題作を含む5作品をぜひ押さえておこう。
『モガディシュ 脱出までの14日間(2021)』
ノミネート5作品の中で、作品賞最有力候補と言われているのが『ベテラン(2014)』など、骨太なヒット作を生み続けるリュ・スンワン監督がメガホンを取った『モガディシュ 脱出までの14日間(原題:モガディシュ)』だ。

邦題『モガディシュ 脱出までの14日間』として7月1日に日本公開が決定!((c)2021 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS & FILMMAKERS R&K All Rights Reserved.)
1990年、実際に起きたソマリアの内戦に巻き込まれた韓国・北朝鮮大使館員たちの首都、モガディシュからの脱出劇を基にした社会派ドラマとして話題を集めた。
コロナ禍で劇場へ足を運ぶ人が減っている中、2021年のナンバーワンヒットを記録。韓国を代表する名優キム・ユンソクが主演を務めるほか、チョ・インソン、ホ・ジュノといった豪華キャストの集結も見所となっている。日本では7月1日より公開予定。
『手紙と線路と小さな奇跡(2021)』
2本目は『手紙と線路と小さな奇跡(現代:奇跡)』を紹介。1988年、小さな村に誕生した韓国初の私設駅“両元駅”を題材とした一作だ。

小さな村の奇跡を描いた映画『手紙と線路と小さな奇跡』。(© 2021 LOTTE ENTERTAINMENT & BLOSSOM PICTURES CO., LTD. All Rights Reserved.)
村に駅を作ることを夢見る、高校生の主人公ジュンギョン役には、若手実力派パク・ジョンミン。ヒロイン・ラヒ役には、少女時代のユナを起用。
駅創設を目指し、悪戦苦闘する主人公の日々がコミカルに描かれる。ジュンギョンの無謀とも言えるその夢は、やがて周りの人々の心を動かし、村の願いへと変わっていく。果たして彼らの夢は叶うのか‥。人々の温かな絆が導くクライマックスが、感動を呼ぶこと間違いなし。日本では4月29日より公開中。
『恋愛の抜けたロマンス(2021)』
4本目は、『ザ・コール(2020)』の戦慄のサイコパス役が記憶に新しい、若手実力派女優チョン・ジョンソと、Netflixの新作ドラマ『私の解放日記』の演技も好評のソン・ソックがダブル主演を務める『恋愛の抜けたロマンス(2021年11月韓国公開)』。

アラサー男女の出会いを描いた新感覚ラブストーリー『恋愛の抜けたロマンス』((C)2021 CJ ENM Co., Ltd., TWELVE JOURNEY ALL RIGHTS RESERVED)
“恋愛卒業”を決意した女性と、仕事も恋愛も冴えない男性、そんなアラサー男女の出会いを描いた新感覚ラブストーリーだ。
ひょんなことから、デートアプリで出会い惹かれ合う2人だが、お互いに過去の傷から先へと踏み込めない。互いに踏み込まないまま深まっていく“恋愛のような、違うような‥”そんな絶妙な2人の関係と心情は、多くの共感を呼びそうだ。
日本では7月8日(金)より公開予定。
ここからは、日本公開が待ち遠しい2作品を紹介。
『キングメーカー(2022)』
3本目は、し烈な争いを極める、韓国選挙戦の裏側をエネルギッシュに描いた『キングメーカー(2022年1月韓国公開)』を紹介。

熱き男2人のブロマンスが描かれた『キングメーカー』。(画像出典:movie.naver)
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)(2016)』に続き、ピョン・ソンヒョン監督により主演に起用された名優ソル・ギョングが、熱き政治家ウンボムを演じる。
ウンボムの成功の影の立役者となるチャンデには、『パラサイト 半地下の家族(2019)』で、豪邸の主人を演じたキム・ソンギュンを起用。苦境を乗り越えバディーとなった2人、そしてウンボムは遂に大統領選に挑むことに。だが2人の絆と運命を揺るがす事件が発生して‥。
韓国映画が得意とする、男同士(ブロマンス)の絆と駆け引きが、力強く描かれた珠玉の作品だ。
『ミシンを踏む女たち(2022)』
最後は、ドキュメンタリー映画『ミシンを踏む女たち(2022年1月韓国公開)』を紹介。

社会派ドキュメンタリー映画『ミシンを踏む女たち』。(画像出典:movie.naver)
1970年代、ソウルの縫製工場で働いていた少女たちが、劣悪な労働環境の改善を求め公権力に立ち向かった記録を伝える社会派ドキュメンタリーだ。貧しくもミシンを踏みながら将来に夢を馳せていた少女たちの青春と、70年代に加熱した労働運動の記録がここに明かされる。当時を知る女性たちのインタビューで語られる女性労働者の歩みや誇りが、現代社会を生きる私たちにも伝わってくるだろう。近年フェミニズムへの関心が高まる韓国ならではの内容と言えるだろう。
***
以上の5作品、日本公開間近の作品も含め、第58回『百想芸術賞』の行方にも注目してみてはいかがだろうか。
少女時代
2007年に、SMエンターテインメント練習生の中から選抜された9人のメンバーによって『また巡り逢えた世界』でデビュー。2009年に発表した『Gee』は日本でも大ヒットとなり、日本でも精力的に活動していた。
2015年にジェシカが脱退し、現在は8人組として活動している。2017年に、ティファニー、スヨン、ソヒョンがSMとの契約を満了したがメンバーは”少女時代は変わらず8人”と言及している。
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