イ・ビョンホン、シン・ミナを始めとした豪華キャストの出演で、放送前から話題を集めていたtvN(Netflix)ドラマ『私たちのブルース』。しかし、放送が始まると、視聴者はストーリーについて物足りなさを感じてしまったよう。どうやら、”豪華すぎる出演陣”ということが理由のようだ。
日韓のドラマファンを沸かせている、tvN(Netflix)ドラマ『私たちのブルース』。
イ・ビョンホンをはじめ、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファなどの実力派俳優が顔を揃え、さらに6年ぶりのドラマ復帰となったキム・ウビンと、彼の恋人であるシン・ミナが初めて同じ作品に参加するなど、放送前から話題性バツグンの作品だ。
視聴率は下がることなく10%前後をキープしているのだが、第4話の放送を終えた現在、視聴者からは”詰め込み過ぎて、本当の意味が分かりにくい”という声が届いている。
その理由は、オムニバス形式でストーリーが進行していること。
豪華キャストが揃ったものの、かえってそのことが弱点となってしまったようだ。
韓国の人気脚本家、ノ・ヒギョン作家が執筆した『私たちのブルース』は、人生のゴールもしくはクライマックス、そしてスタート地点に立っている全ての人々を応援するヒューマンドラマ。
暖かなくて躍動感溢れる済州(チェジュ)の気候と、冷たくて荒々しい海を舞台に、様々な人物たちの甘酸っぱくてほろ苦い、人生の物語をオニムバス形式で綴られている。
第1話では、チェ・ハンス(チャ・スンウォン扮)とチョン・ウニ(イ・ジョンウン扮)のエピソードが主軸となり、トラックで商売する者、海女、船乗り、銀行マンなど、キャラクターを次々と登場させ、済州島の人間模様を映した。また自身を初恋相手として記憶してくれる友人に、お金を借りなければならない父親という立場を見せるなど、視聴者を共感させる。
キャラクターごとに、エピソードを分けることでそれぞれが主人公となるが、それ以外のエピソードでは助演であり、通り過ぎる端役程度に登場するのみ。
オムニバス形式上、最大のデメリットであるエピソード間の断絶を防ぐための策であったと思われるが、メインエピソードとは関係なく、突然登場する様々な話によって、叙事が膨大になってしまっている。
『私たちのブルース』は、大きく8つのエピソードに分かれている。
第4話のメインエピソードだったヨンオク(ハン・ジミン扮)とジョンジュン(キム・ウビン扮)のストーリーは、第11話でドンソク(イ・ビョンホン扮)とソナ(シン・ミナ扮)のエピソードと共に続く予定だ。
ハンスとウニが3話連続だったのに比べて、わずか1回でエピソードが変わってしまう状況に、2人のロマンスが視聴者の没入度を高められるのか疑問視する声も。
抜群の脚本、豪華キャストらの熱演という好条件が揃うも、主人公が多すぎるという弱点が浮き彫りになってしまった『私たちのブルース』。
準備しておいたものが多すぎるせいか、1カ所に集中できず、分散してしまう状況となってしまった。これから登場するエピソードも残っている中、”穏やかなヒューマンドラマ”というジャンルだけで視聴者の心を捉えることができるのか注目されている。
面白さがあり、共感もできるのだが、”散漫な印象”を与えてしまったプロットにより、今後の視聴率上昇は厳しいのではという見解もある。
いつぞやの日本の名ドラマにあった『まずい食材はない、まずい料理があるだけだ』というセリフが、つい思い出された。
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