(G)-IDLE(ジー・アイドゥル)の新曲『TOMBOY』が、公開3日でYoutube再生回数が2800万を突破した。「カッコイイ」「クレイジー」と、パフォーマンスやコンセプトを絶賛しているファンは、同曲に込められた1つのキーワードを見つけ出して出したのだが‥。
(G)-IDLE(ジー・アイドゥル)の新曲『TOMBOY』の勢いがすさまじい。

(G)-IDLE(ジー・アイドゥル)の新曲『TOMBOY』(画像出典:『TOMBOY』MV スクリーンショット)
3月14日に公開された、(G)-IDLEの1stフルアルバム『*I NEVER DIE』のタイトル曲『*TOMBOY』のミュージックビデオは、公開3日でYoutube(ユーチューブ)再生回数が2800万を突破。爆発的人気を予感させている。
*I NEVER DIE:直訳すると「私は決して死なない」
*TOMBOY:「不作法で騒がしい女の子」「中性的な魅力を感じさせる女性」などの意味を持つ
スジンの不在を感じさせない完成度
(G)-IDLEは2021年、元メンバーであるスジンが学生時代の校内暴力や未成年時の喫煙などを暴露され、チームからの脱退を余儀なくされた。しかし、そんな彼女の”空席”を感じさせないくらいの、完璧なボーカルラインとパフォーマンスで、彼女たちの帰還を待ち望んでいたファンを喜ばせている。

(G)-IDLE 元メンバー、スジン(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
『TOMBOY』のすごさは、一言でそのジャンルを定義することができない。それほどまでに、様々な音楽の要素がクールにミックスされているという事だろう。
2000年代前半、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)やクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)で代弁される、強烈なビートを思い出させるサウンドに、“現存する最高のシンガーソングライター”と呼ばれるビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)の感性もある。
また、第1世代のK-POPガールズグループとして、“ガールクラッシュの元祖”と称される、Baby V.O.X(ベイビーボックス)やJewelry(ジュエリー)へのオマージュも盛り込んでいるかのような、高い完成度を誇っている。

「カッコイイ」「クレイジー」と絶賛中の(G)-IDLEのパフォーマンス(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
『TOMBOY』に込められたキーワードとは
そんな『TOMBOY』のミュージックビデオを目にした、世界各国の音楽ファンが多くのメッセージを残している。中でも目立つのは「カッコイイ」「クレイジー」と、パフォーマンスやコンセプトを絶賛するものばかり。
そしてファンは、同曲に込められただろう、1つのキーワードを見つけ出した。
それはまさに”うっ憤”だ。
まず、その歌詞を見てみよう(韓国語歌詞を和訳)。
あんたは私が手に負えないよ
私のこと、嫌いと言っても別にいいよ
何で顔をしかめるのよ あんた
狂女と言ってごらん
容赦なく中傷してごらん
激しいパフォーマンスとともに、(G)-IDLEが口にするこの歌詞について、ファンからは「ナイフを磨いて戻って来たね」「むしろ怖いくらい」というコメントが。
“スジン騒動”により、他メンバーもアンチファンから度を超えた誹謗中傷に遭い、グループ存廃が危惧されていた(G)-IDLE。多くのファンは、その”うっ憤”が『TOMBOY』に込められていると見ている。

“サイコパスの奇行”に近い演出を披露している『TOMBOY』のMV(画像出典:『TOMBOY』MVスクリーンショット)
ミュージックビデオの演出にも、従来のガールクラッシュと言われるもの以上の表現が、ふんだんに使われている。もはや”サイコパスの奇行”に近いその演出は、アンチファンへの挑発にも捉えられているようだ。
韓国ドラマに、よく登場するセリフがある。
「現実は、狂わなければ生きていけないものだ」
この一言が、まさに(G)-IDLEが『TOMBOY』を通して伝えたいメッセージであるように感じてしまう。
(G)I-DLE ‘TOMBOY’ Official Music Video(動画出典:Youtube)
(G)I-DLE
CUBEエンターテインメント所属の(G)I-DLE は、2018年5月2日にデビューした韓国の5人組ガールズグループ。
韓国国籍のソヨン、ミヨン、タイ国籍のミンニ、中国国籍のウギ、中国(台湾)国籍のシュファで構成されている。
元々は6人体制でデビューしたが、2021年2月にメンバーのスジンが”校内暴力疑惑”を暴露され、一時的に活動を中断していたが、同年8月に脱退を発表。
その後は5人で活動を継続している。
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