昨年12月、韓国で放送がスタートしたTV CHOSUNドラマ『アンクル』が、視聴者を驚かせている。名脇役として、多くのヒット作に出演している俳優のオ・ジョンセを主役に迎えた本作は、初回視聴率わずか2%と寂しい数字を記録したが、物語が進むにつれ視聴率は右肩上がりで上昇、最終回を前に2桁に手が届きそうなのだ。
視聴率低迷でスタートしたドラマが、驚異的上昇を見せている。

残り2話を残して視聴率2桁に届きそうなオ・ジョンセ主演ドラマの『アンクル』。(画像出典:TV CHOSUN)
昨年12月よりTV CHOSUNで放送を開始したドラマ『アンクル』は、イギリスのBBCで放送されたシットコムを原作として制作され、姉の突然離婚により小学生の甥を引き取ることになった、”クズ”で”負け犬”のミュージシャン男の、コミカルで愉快な成長期を描いたドラマだ。
そしてこの”クズ”で”負け犬”のミュージシャン、ワン・ジュンヒョクを演じているのが、数々の韓国ドラマに出演し、安定的な実力を発揮しているベテラン名バイプレーヤーのオ・ジョンセ。共演にチョン・ヘジン、イ・サンウ、ソン・オクスク、イ・シウォンなど。甥役のミン・ジフは、SBS『ヘチ 王座への道(2019)』やJTBC『風が吹く(2019)』、tvN『メモリスト(2020)』などに出演している子役のイ・ギョンフンが演じている。

『アンクル』(画像出典:TV CHOSUN 公式Instagram)
韓国の視聴率調査会社であるニールセンコリアによると、12月11日に放送された第1話の平均視聴率は2.4%だったという。しかし3話では5%に上昇し、8話では6.3%、9話は7.9%、12話が8.3%と、落ちることなく右肩上がりを続けている。
全16話構成のうち14話までの放送を終える中、2桁台にまで手が届くかどうか、注目を集めた。
序盤こそ、低空飛行の数字を記録した『アンクル』だったが、笑いあり涙あり、そして感動まで呼び起こす脚本と演出の面白さは、”ヒーリングドラマ”としてドラマファンの口コミで広まっていった。

主役として物語をけん引する俳優のオ・ジョンセ。(画像出典:TV CHOSUN 公式Instagram)
何より、物語の喜怒哀楽を巧みに操るのが、あのオ・ジョンセである。上質な脚本と演出、そこに名俳優の力量が加われば、(失礼ながら)スター俳優が不在でも自ずと数字はついてくるのだと、オ・ジョンセが証明してくれている。
今回の、『アンクル』最高視聴率記録というニュースを見た韓国ネットユーザーは「視聴率の推移が美しい」「これは本当に面白いから」「本当に心を癒してくれるドラマ」「キャスティングがとても上手だよね」などの反応を見せた。
残すところあと2話、視聴率だけが全てではないが、2桁台を記録して有終の美を飾ってほしいものである。
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