11月8日よりスタートした、JTBC新ドラマ『IDOL:THE COUP D’ETAT』。世界を席巻しているK-POPアイドルを題材にし、現役アイドルも多数出演。また大ヒットドラマを手掛けた作家が脚本を担当と、ヒットへ繋がる要素を持ちながらも視聴率は惨敗となってしまった。
新ドラマが揃いも揃って苦戦中である、韓国の放送局”JTBC”。
11月より放送となった期待の新ドラマが、またしても苦い汁を飲まされている。
これ以前、チョン・ドヨン、コ・ヒョンジョン、イ・ヨンエなどトップ女優の主演作を数多く掲げたJTBCだったが、その視聴率は惨敗。
まず、チョン・ドヨン主演の『人間失格』は、視聴率1%台のまま最終回を迎えた。続いて、現在放送中のコ・ヒョンジョン主演作『あなたに似た人』も視聴率は2%台と、状況は同じだ。
また、Netflix(ネットフリックス)で同時配信中のイ・ヨンエ主演ドラマ『調査官ク・ギョンイ』は、1%台だった視聴率がぶり返し、現在は3%台に近づいている。
(関連記事)イ・ヨンエ 新作『ク・ギョンイ』韓国視聴者はなぜ背を向けてしまったのか

期待を抱かれながらスタートした、JTBC『IDOL:THE COUP D’ETAT』だったが‥(画像出典:JTBCdrama公式Instagram)
大物女優の期待作が軒並みしょっぱい数字をはじき出した中、11月8日にK-POPアイドルを題材にしたドラマ『IDOL:THE COUP D’ETAT』がスタートした。
この作品は、制作側いわく”失敗した夢を捨てられない人々のためのとても特別な案内書”で、堂々と自分の夢に辞表を投げかける若者たちの物語を描く。解散するために、たった一度の成功が必要な、あるアイドルのラストストーリーだ。
EXIDのハニをはじめ、LABOUMのソルビン、宇宙少女のEXY、Red Squareのグリーンなど、現役アイドルから歌手経験者までが出演することで注目を集めたドラマだ。
しかし、いざ放送がスタートするも、その視聴率は苦戦。8日に放送された第1話は0.751%、続く第2話は0.648%とさらに落ち込んでしまった(ニールセンコリア全国有料世帯基準)。

初回放送から視聴率が惨敗となってしまった(画像出典:JTBCdrama公式Instagram)
これについて韓国メディア・10アジアは「ドラマ王国”JTBC”視聴率0%台と惨敗 『ミセン-未生-』の作家も生かせなかった『IDOL:THE COUP D’ETAT』」と題し、その理由について説明している。
『IDOL:THE COUP D’ETAT』の脚本を担当したのは、作家のチョン・ユンジョン。
職場内で繰り広げられる様々な現実の話を描きながら多くの共感を得た、tvN『ミセン-未生-(2014)』で一躍名を知らせた脚本家だ。
同メディアは脚本について「チョン作家が『ミセン-未生-』で見せてくれたキャラクターたちの話は相変わらずだったが、多数の人が共感を得ることができる”職場”という空間に比べ、アイドルの話は彼らだけのリーグのように思われた」とし、「アイドル版”ミセン”の誕生を予告したが、むしろ『ミセン-未生-』のような憂鬱で暗い雰囲気は、明るく希望に満ちたアイドル界を期待した視聴者まで背を向けさせた」と、厳しく論じた。
これに加え、『ミセン-未生-』は同名のウェブ漫画が原作とあって、ドラマのヒットが脚本家の実力からとは言い切れない見方もあるようだ。

ドラマ人気を巻き返すことができるのか!? (画像出典:JTBCdrama公式Instagram)
また、視聴率が苦戦した理由については「10代をターゲットにしたマイナー素材にもかかわらず、夜11時に編成したということも視聴率惨敗の原因」と説明。
続いて「素材や雰囲気、演出の食い違いが、いかなるターゲットの視聴層もつかむことができない逆効果を起こし、遅い放送時間帯が視聴率上昇に歯止めをかけている」と報じた。
世界を席巻しているK-POPアイドルを題材にし、現役アイドルも多数出演。また大ヒットドラマを手掛けた作家が脚本を担当と、ヒットへ繋がる要素を持ちながらも初放送ではその期待を裏切ってしまった。
同メディアは「JTBCドラマは今年だけで5作品が最低視聴率1%台を記録し、痛恨の屈辱を味わっている。だが、0%台の視聴率は初めてだ」と報じ、このような状態が続けば、同局の最低視聴率記録も塗り替えられる状況になると懸念している。
果たして、『IDOL:THE COUP D’ETAT』は墜落の道を歩むことになるのか、それとも視聴率がV字を描くのか。ドラマファンからはその行方が見守られている。
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