2022年に放送予定のドラマ『私たちのブルース』の豪華出演者が発表された。

イ・ビョンホン、シン・ミナを始め、チャ・スンウォン、イ・ジョンウン、ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファなど、錚々たる顔ぶれだ。

『私たちのブルース』は、人生のゴールもしくはクライマックス、そしてスタート地点に立っている全ての人々を応援するドラマだという。

暖かくて躍動感溢れる済州(チェジュ)の冷たくて荒々しい海を舞台に、様々な人物たちの酸っぱくて甘くて苦い、人生の物語をオニムバス形式で届ける。

tvN『ライブ～君こそが生きる理由～(2018)』、SBS『大丈夫、愛だ(2014)』『その冬、風が吹く(2013)』などを通して、最高の相性を見せてきた、脚本家のノ・ヒギョンとキム・ギュテ監督が再タッグを組んで作り上げた作品で、制作段階からすでに期待が高まっている状態だ。

イ・ビョンホン(左)、シン・ミナ(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

まず、イ・ビョンホンは済州で生まれたトラックのよろず屋、イ・ドンソクに扮する。

世界的に名高いイ・ビョンホンは、済州で生まれた無愛想な男への変身を予告。ドラマ『ミスター・サンシャイン(2018)』以降、もう”一度信じて観られる演技”を期待させる。

そしてシン・ミナは、済州に来た秘密を持つ女性、ミン・ソナを演じ、イ・ビョンホンと息を合わせる。

ラブリーな魅力で最近、tvN『海街チャチャチャ(2021)』を通して活躍の場を広げたシン・ミナは、『私たちのブルース』ではギャップのある雰囲気で変身を図る。

チャ・スンウォン(左)、イ・ジョンウン(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

映画『楽園の夜(2021)』で新たな魅力を見せたチャ・スンウォンは、今作では完璧な”都会の男”となり、故郷である済州に帰ってきたチェ・ハンスを演じる。

また、映画『パラサイト 半地下の家族(2019)』で大きな存在感を残したイ・ジョンウンは、30年ぶりに帰ってきた初恋の人、チェ・ハンスと再会する魚屋の社長、チョン・ウニを演じる予定だ。

卓越したキャラクターを生み出し、多彩な表現力を誇るチャ・スンウォンと、優れた演技で存在感を発揮するイ・ジョンウン。

韓国を代表する演技派の2人が出会い、活気溢れる済州の市場を背景にどんな物語を展開するのか、その相乗効果に関心が集まる。

(左から)ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファ(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

そしてJTBC『まぶしくて　―私たちの輝く時間―(2019)』を通して圧倒的演技を披露したハン・ジミンは、海女1年目のイ・ヨンオクを引き受けた。

陸地から済州へ来たヨンオクは、明るくて気さくな性格の持ち主だが、噂の絶えない女性という役どころである。

数々の映画祭で、主演女優賞を席巻してきたハン・ジミンが、繊細な演技でイ・ヨンオクの物語を描き出す。

そしてキム・ウビンは生まれながらにして性格が明るく、温かい船長のパク・ジョンジュンに扮する。

済州を離れたくない女性を探す中でイ・ヨンオクに出会い、彼女とのロマンスを夢見ることになる男性だ。

KBSドラマ『むやみに切なく(2016)』以来、さらには闘病後初となるドラマ出演を果たすキム・ウビンへの期待は、相当な高まりを見せる。

最後にオム・ジョンファ、彼女は厳しい都会の生活に疲れて済州に帰ってくる、コ・ミランを演じる。

抜群の演技力で、作品ごとに新たな顔を披露するオム・ジョンファが、今作ではどんな変化を見せてくれるのか、楽しみだ。

オム・ジョンファは同作で、イ・ジョンウンと現実的な友人関係を描く。

MBCドラマ『あなたはひどいです(2017)』以来、約4年ぶりにドラマ復帰となるオム・ジョンファに注目が集まる。

名だたる俳優陣と、信頼できる作家＆監督とのシナジーが、存分に発揮されることになるだろう『私たちのブルース』。

済州の美しい景色と、映像美が見られる『私たちのブルース』は、韓国で2022年に放送される予定だ。

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