BIGBANG(ビックバン)、BLACKPINK(ブラックピンク)など、人気アイドルが所属する韓国の大手芸能事務所YGエンターテインメント。先日、韓国のメディアが「SMにエンタメ3位を明け渡したYG、FNCの二の舞を演じる?」というコラムを掲載。その内容を見てみる。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
BIGBANG、2NE1、PSY、BLACKPINK・・現在も飛ぶ鳥を落とす勢いを持つ、YGエンターテインメント(以下、YG)のアーティストたちだ。(*PSYはすでに契約終了)
K-POPを牛耳っていた最強軍団は、日韓をはじめアジアだけに制限されていたK-POPの”勢力図”を、欧米にまで広めた輝かしい実績を誇っている。
しかしここ数年、所属アーティストの薬物吸引疑惑や、経営陣のモラルハザードといった”お家騒動”が台頭、かつての勢力は急速に落ち始めた。
今月18日、韓国メディア・メディアス(mediaus.co.kr)は「SMにエンタメ3位を明け渡したYG、FNCの二の舞を演じる?(SM에 ‘엔터 3위’ 내어준 YG, FNC의 길 걷나?)」と題したコラムを掲載、”YG危機論”を展開している。
エンター4位に陥落したYG

NCT DREAM(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
メディアスが伝えるK-POP”格付け”の根拠は、株式時価総額だ。
「エンタメ界の”兄貴”であるSMが、かつての王者YGを破り、エンタメビッグ3に返り咲きした。18日の終値基準で、SMは9006億ウォン、YGは8710億ウォンとなり、僅差でSMの勝利」(メディアス)
SMエンターテインメント(以下、SM)の”追い抜き”の原動力は、NCTの好調にあるようだ。
NCT DREAMの1stアルバム『Hot Sauce』は、170万枚を超える販売高を上げ、今年2/4期の”アルバム賞”受賞がほぼ確実とされている。
すでに入隊したEXOのメンバー、ベッキョン(60万枚以上)や、ベテランアイドルのSUPER JUNIOR(40万枚以上)らも、SMの好調に一役買っているようだ。
YGがFNCの二の舞を演じる?

ドラマ『朝鮮駆魔師』に出演していたチャン・ドンユン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
一方のYGは、アーティスト全体の販売高が、98万枚程度に留まっており、SMの追い抜きを許してしまった格好へ。
メディアスは、”暗礁”という表現を用いながら、更なる低迷の”トリガー”になり得る出来事を紹介している。
「”暗礁”はYG内部にある。子会社のYGスタジオフレックスが制作した『*朝鮮駆魔師』が、早期放送終了により発生した損失金額に反映されていない」(メディアス)
*朝鮮駆魔師:韓国の視聴者より歴史歪曲を指摘され、わずか2話で放送終了となったドラマ。一説によると、その損失金額は1000億ウォンにも上るという。
(関連記事)チャン・ドンユン出演 ‘朝鮮駆魔師’ に歴史歪曲疑惑? 初回から批判殺到のワケ
YGアーティストのアルバム販売不振や、子会社の莫大な損失により、メディアスはYGが一時”破竹の勢い”でSMやJYPといったビッグネームを脅かしたものの、下降傾向が著しくなったFNCのようになり得ると警告している。
FNCが持っていないブランドと実績

YGエンターテインメント所属のガールズグループBLACKPINK(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
メディアスが、K-POP”格付け”の根拠を株式時価総額とするなら、評価基準は、時価総額である。すなわち、現在の”経済価値”であり、この時価総額は好材料と悪材料があれば、いつでも増えたり減ったりする。
同メディアが懸念する「FNCの二の舞を演じる」という暗鬱な未来を論じるには、両者が持っている人的資源、すなわち顔ぶれ(そして、彼・彼女らが残した実績)と、ブランドパワーのその差は歴然だ。
FNCも、K-POP史に大きな足跡を残してきたものの、YGほどの影響は及ぼしておらず、対するYGは誰もが知っているブランドである。しかも、世界で最も影響力のあるガールズグループ・BLAKPINKを抱えており、”K-POPのパイオニア”と称されるBIGBANGのカムバックも秒読みと予測されている。
短期的な”経済価値”で、YGという王国の滅亡を占うことには、多くの人が違和感、いや、抵抗を感じるのではないだろうか。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
25秒前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チュ・ヨンウ & シン・シア、韓国映画「今夜、世界からこの恋が消えても」メディア試写会に出席!(PHOTO7枚)
-
13分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ITZY ユナ、アイウェアブランド「VIEWMAP」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
TWICE ダヒョン ドラマデビュー作放送開始!25年12月第3週 最新韓ドラ視聴率ランキング1位~13位
-
58分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BTSジョングクの自宅に無断侵入した女性を立件‥本人の訴えにも今年3件目
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Stray Kids・TREASUREなどスペシャル番組目白押し!今週(12/22~) K-POP日本の地上波出演情報7選
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ジュノ & イ・チェミンら、Netflix「CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜」制作発表会に出席!(PHOTO45枚)
-
12/19「Kanta Winter Watch Party」開催!KARA 知英が明かす“キュン”が満載のオフィス・ラブコメディ新作の秘話とは
-
Red Velvet ウェンディ、ワールドツアーコンサートのためマレーシアへ出国!(PHOTO11枚)
-
KARA 知英、Kantaショートドラマ「退職やめてキスしない?」トークイベントに登場!(PHOTO24枚)
-
2026年韓国テレビ局の救世主になるのは!? 大物俳優7人の新作ドラマまとめ
-
12月に見届けたい!ロマンチックな季節のお供「ホワイト胸キュン」韓国ドラマ7選
-
来週(12月22日~)日本のテレビで観られる「本国で高視聴率」韓国ドラマ5選
-
IU、MBC新金土ドラマ「パーフェクト・クラウン」の撮影中に届いた応援に感謝
-
ユ・ヘジン & パク・ジフン、韓国映画「王と生きる男」制作報告会に出席!(PHOTO27枚)
-
カムバック目前のn.SSign、本日(19日)韓国放送の「KBS歌謡祭」で「Funky like me」ステージ先行公開
-
パク・ボゴムの歌声で蘇る名曲!tvN「応答せよ1988」10周年OST公開
-
Netflix「CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜」主演イ・ジュノ、誕生日ファンミが先行販売で全席完売
-
パク・シネ主演tvN「アンダーカバー・ミスホン」、“問題の上司”ポスター公開!
-
チソンとパク・ヒスンが描く正義と欲望!MBC「二度目の裁判」グループポスター公開
-
“本日(19日)U-NEXT配信スタート” JTBC「ラブ ミー」、ソ・ヒョンジン×ユ・ジェミョンが紡ぐ家族と再生の物語
-
ク・ギョファン & ムン・ガヨン、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO10枚)
-
ハ・ソユン、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO2枚)
-
ノ・ジョンウィ、韓国映画「もしも私たち」VIP試写会に出席!(PHOTO2枚)
-
こんなにときめいていいの?イ・ジュビン×アン・ボヒョン主演「スプリング・フィーバー」春色ロマンス始動!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。