3月22日より放送が開始となった韓国の新時代劇『朝鮮駆魔師』だが、初回から歴史歪曲疑惑や視聴者からの「東北工程に賛同した水準だ」という批判を受け、騒動となっている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

次世代若手俳優のチャン・ドンユンが出演しているSBS新月火ドラマ『朝鮮駆魔師』が、視聴者から批判が殺到するという憂き目に遭っている。

ドラマ開始早々批判を浴びる一人になってしまったチャン・ドンユン

出演ドラマが開始早々、批判を浴びる事になってしまったチャン・ドンユン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。

今月22日に初放送を迎えた『朝鮮駆魔師』の、太宗(テジョン)イ・バンウォンがゴーストを見た後に無実の国民を虐殺するシーン、太宗の息子・忠寧大君(チョンニョンテグン)がカトリック神父を迎えに行くために旅立ち、その神父の通訳者からぞんざいな言葉を聞く姿、通訳者がチュンニョンに妓生(妓女)を呼び寄せる姿などが議論となった。

また、妓生たちが韓服を着て、祝宴の膳に中国の伝統菓子である月餅を準備する姿、妓生屋のインテリアと歌、灯りの模様などが中国風という指摘も相次ぎ、ドラマの中の設定と内容が歴史歪曲という批判に直面している。

実際、初放送後『朝鮮駆魔師』のホームページにある視聴者掲示板に、制作者と作家、ドラマ設定に関する非難のコメントが続いている状態だ。

「『朝鮮駆魔師』をVODから降ろし、放送を中断してください」
「SBSが先頭に立って、*東北工程をやって、歴史歪曲してるって考えたらいいんでしょ」
「東北工程、歴史歪曲、アメリカドラマ」
「露骨に歴史歪曲してますね」
「また謝罪文を出して。放送開始前に黒い画面にして“このドラマはフィクションです”なんて考えるのはやめて」
「本当に考えがあるなら、ドラマに実在する人物の名前は使わないでしょww」
「放映するSBS、制作するスタッフ、出演する俳優たち、脚本を書いた作家、一体何を考えてるのか理解できない」
「フュージョン時代劇だと包み込めばそれでいいわけ?」
「地上波で東北工程を助けるんだ」
などといった、ドラマに対する否定的なコメントと批判で溢れている。

*東北工程:中国が、高句麗(こうくり)・渤海(ぼっかい)の歴史を自国の歴史に編入しようとする歴史歪曲のこと。

本作を手掛けた作家のパク・ゲオクは、tvNドラマ『哲仁王后(2020)』でも、歴史歪曲に関する非難を受けた人物として知られている。

この批判に対し、放送局及び制作陣はどんな立場を表明するのか、注目が集まっている。

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