BTSが新曲『Butter』で戻ってくる。昨年全世界で旋風を巻き起こした『Dynamite』に次ぐ英語曲として、すでに大ヒットを予感させているなか、「なぜ”英語曲”か?」という、思わぬ議論が巻き起こった。
世界的な人気グループ、BTS(防弾少年団)が5月21日、新曲『Butter』をリリースする。

BTS(防弾少年団)が5月21日、新曲『Butter』をリリースする(画像出典:Big Hit ミュージック)
今月27日、所属事務所のHYBE(前Big Hitエンターテインメント)は、5月21日午後1時(日本時間)に新たなデジタルシングル『Butter』を、全世界へ同時発売すると発表した。
同社は「新曲は、うきうきする軽快なサマーソング」とし「ダンス・ポップを基盤とするノリノリな雰囲気の曲で、BTSのソフトでありながら、カリスマあふれる魅力が感じられる曲だ」と明らかにした。
新曲『Butter』は、昨年全世界で旋風を巻き起こした『Dynamite』に次ぐ英語曲として、季節的な要因(夏)も相まって、すでに大ヒットを予感させている。
『Dynamite』のヒットで、世界における知名度を劇的に引き上げたBTSは、『Butter』の成功で、その知名度や人気を確固たるものにする狙いと見られる。今年、惜しくも逃したグラミー賞の受賞も視野に入れた”英語曲”リリースなのだ。
BTSの新曲の報せに、世界のファンは歓喜を隠せずにいられない模様。SNSやオンラインコミュニティーでは、新曲のリリース情報やロゴトレイラーなどを共有しながら、喜びを分かち合うファンであふれている。
しかし「なぜ”英語曲”か?」という、思わぬ議論が巻き起こった。
以前、類似した議論が巻き起こったことがあり「またもや、韓国ファンの無茶な要求か」と思いきや、どうやら、ファンではない人からの”不満の声”のようだ。
昨年『Dynamite』が英語曲として発表された当時、一部のファンから「韓国ファンを尊重していない」「既存の世界観やカラーを捨てた」との声が上がったのも事実。だが、『Dynamite』の空前のヒットやグラミー賞ノミネートにより、英語曲の”波及効果”を目にしたファンは、新しい英語曲『Butter』に対しても概ね歓迎している様子だ。
一方、これまで数々の韓国語曲をヒットさせ、昨今の世界的な韓国語学習ブームの立役者と称されるBTSであるだけに、”ファンではない”一般の韓国人、中でもナショナリズムの思想を持つ韓国人たちは、BTSに捻くれた愛国心を要求している。
彼・彼女らは、2019年にリーダーのRMが、とあるインタビューで「*僕たちが、突然英語の歌を歌うと、もはやBTSではない」という発言を共有しながら「BTSが変質した」ことを訴えている。
*BTSファンによると、前後の流れ上「突然英語の歌を歌うと(既存のメッセージや真心が害されるので、そうなると)もはやBTSではない」という意味だという。
これに対して、大多数のBTSファンは「本物のARMYなら言語などは気にしない、声を聴くだけで幸せ」「世界の人々に、モチベーションと勇気を与えるBTSにとって英語は必須不可欠」「世界100カ国にファンコミュニティーがある。BTSに韓国語を押しつけてはならない」などの反応を見せている。
もし彼らの歌う英語曲が不満なのだとしたら、韓国人自らが、”世界に認められたアーティスト”へと成長を遂げたBTSの活動範囲を制限するという、なんとも”残念な考え方”と言わざるを得ない。
編集部おすすめ記事
-
“輝き”は世界級!BABYMONSTER ルカ「K-POP日本人女性メンバー」アンケートで5カ月連続1位
-
ASTRO チャウヌ、7月28日入隊へ──陸軍軍楽隊で新たな一歩
-
aespaカリナのファッションが軽率?一方で「性的侮辱を受けたから当然」という声も
-
AtHeart、プレデビュー曲「Good Girl」で予測不能な中毒性・・K-POPに新たな衝撃
-
“緊張感の中の自由” ITZY、新アルバムのコンセプトでカムバック期待最高潮
-
ONEUS ファヌン、音と動きがひとつになる瞬間・・ソロデビュー曲「RADAR」で魅せる新境地
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
KiiiKiii & UNIS「ALL LOUD KT POP」に出演するため台湾へ出国!(PHOTO13枚)
-
IVE「ALL LOUD KT POP」に出演するため台湾へ出国!(PHOTO12枚)
-
aespa ジゼル、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO10枚)
-
BOYNEXTDOOR テサン & ウナク、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
キム・ソンホ、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO9枚)
-
イ・ミンジョン、ブランド「LOEWE」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
近年話題の注目作品が多数!6月配信開始 VOD韓国映画10選
-
韓国ドラマの思わぬ楽しみ方!観るだけで満腹「韓国料理」が堪能できる作品5選
-
「第2次韓流ブーム」タイムカプセル開封!2010年人気韓国ロマンスドラマ どこで観られる?
-
“輝き”は世界級!BABYMONSTER ルカ「K-POP日本人女性メンバー」アンケートで5カ月連続1位
-
トラウマを抱える大人へ贈る童話‥放送から5年、もう一度観たい韓ドラ「サイコだけど大丈夫」
-
現場では“天使”と呼ばれていた?イ・ジェウク×チョ・ボアの「呑金/タングム」姉弟ケミに注目
-
パク・ボゴム & キム・ソヒョンら、JTBC新ドラマ「グッドボーイ」の制作発表会に出席!(PHOTO31枚)
-
“緊張感の中の自由” ITZY、新アルバムのコンセプトでカムバック期待最高潮
-
AtHeart、プレデビュー曲「Good Girl」で予測不能な中毒性・・K-POPに新たな衝撃
-
IUとASTRO チャウヌが魅せた“青春の静かな奇跡”「美人」MVが語る新しい愛の形
-
ASTRO チャウヌ、7月28日入隊へ──陸軍軍楽隊で新たな一歩
-
うちの地元で観られるかも?6月に地上波・ローカル局で放送予定の韓国ドラマ8選
-
独占ゆえに見逃せない──6月第1週(1日~7日)に配信開始スタートの韓国ドラマ3選
-
ONEUS ファヌン、音と動きがひとつになる瞬間・・ソロデビュー曲「RADAR」で魅せる新境地
-
BTS J-HOPE、新しいカタチで感動を──7月11日発売 NFCアルバム「Charm of HOPE」とは?
-
EUNJUN(AIMERS)主演&OST担当のBLショートドラマ「君だから」が話題に!
-
【単独インタビュー】ユン・チャンヨン、子役から主演俳優へ――“演技と謙虚さ”で歩んできた10年と今
-
大河からトレンディーまで!来週(6月2日~) 日本のテレビで観られる韓国ドラマ「時代劇」5選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。