2015年の今日、5月26日。この日は1人の実力派俳優が晴れの日を迎えた。ソン・ジュンギが転役(除隊)したのだ。2013年に入隊した当時から変わらぬ容姿で登場したソン・ジュンギは、たくさんのファンに出迎えられドラマ界へ復帰した。

いまや俳優として圧倒的知名度を誇るソン・ジュンギ。今年に入って映画『ボゴタ』のために南米のコロンビアに滞在していたが、新型コロナウイルス(以下、コロナ19)の影響で4月に緊急帰国。年内に国内での撮影を再開する予定だったが、このほど全編の年内撮影を断念したと報じられた。現在の中南米のコロナ19状況がますます深刻になっているという情報を受け、最終的に『ボゴタ』制作陣は、今年中の撮影再開は現実的に難しいということで意見が一致。撮影再開の見通しが立たないため、ソン・ジュンギをはじめとする俳優たちの下半期のスケジュールも考慮した上で決断したという。

そんなソン・ジュンギが5年前の2015年5月26日、1年9ヶ月の軍服務を終え満期除隊した日なのである。

すっかり見慣れた軍服姿のソンジュンギ

すっかり見慣れた感のある軍服姿のソン・ジュンギ (画像出典:YouTube TV Daily動画キャプチャー)

ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010)で知名度を上げ、2012年にはドラマ『優しい男』映画『私のオオカミ少年』で主演を務め“ソン・ジュンギの年”と言われるほどの活躍を見せたソン・ジュンギ。しかし翌年8月に陸軍へ現役入隊し、デビューして初めて1年以上の空白期を過ごす。

除隊した同年秋に、作家 キム・ウンスクの手掛けた『太陽の末裔』でドラマ復帰。ソン・ジュンギは特戦司令部所属の海外派兵長ユ・シジンを熱演した。ストーリーもさることながら、彼が除隊後に“軍人役”を演じたことで、視聴者からの好感度が一気に上昇。初回視聴率14%(ニールセンコリア 全国基準)で始まったドラマが、最終回には38.8%を記録して有終の美を飾った。本作の主演を務めたソン・ジュンギとソン・ヘギョは“ソンソンカップル”と呼ばれ、2016 KBS演技大賞ではベストカップル賞を受賞。

爆発的人気を得た『太陽の末裔』

爆発的人気を得た『太陽の末裔』。今も根強いファンが存在する。(画像出典:KBS)

放送終了後の2か月後に2人の熱愛説が浮上、当初は双方が否定したが1か月後には結婚を電撃発表するなど、大衆を驚かせた。“世紀のビッグカップル誕生”に、バラエティー番組では2人の顔を合成した“将来の子ども”予想をしたり、ドラマを放送したKBSも結婚記念として『太陽の末裔』を特別編成するなど、世間はしばし祝福ムードに包まれ、本人たちもメディアでたびたび互いについて言及して仲の良さを滲ませていた。しかし2年後の6月、わずか2年で離婚を発表。この一報には日本のネットユーザーも驚きを隠せなかった。

除隊日に話を戻そう。ソン・ジュンギの除隊日当日は、熱狂的なファンが現地で彼の帰りを今か今かと待っていた。除隊記念にコーヒーカーまでが差し入れられている。

ソンジュンギボードでお出迎え

ソン・ジュンギの名で揃えられたボードでお出迎え (画像出典:TV Daily動画キャプチャー)

除隊記念に差し入れられた

除隊記念に差し入れられたコーヒーカー (画像出典:TV Daily動画キャプチャー)

話が逆転してしまうが、いま改めて軍服姿を見ると『太陽の末裔』に出るのは、この時からすでに決まっていたような気がする。これはまさにユ・シジンではないかと、錯覚さえ覚えるようだ。

こちらはソンジュンギ

除隊後すぐにインタビューに答えるソン・ジュンギ (画像出典:TV Daily動画キャプチャー)

こちらはユシジン

こちらはエリート軍人のユ・シジン。(画像出典:KBS)



今夏は映画『勝利号』の公開が予定されており、ソン・ジュンギは「お金になるなら何でもやる」というトラブルメーカーのパイロット テホを演じる。映画『私のオオカミ少年』のチョ・ソンヒ監督が10年かけて構想を練ったという作品で、およそ10年ぶりにタッグを組んだ2人の作品に関心が寄せられている。

壮大な映像に視線は釘づけだ

不敵な笑みを浮かべて‥。(画像出典:映画『勝利号』予告編キャプチャー)

酸いも甘いも噛み分けた俳優として、今後も作品で彼のうれしい裏切りを期待している。


映画『勝利号』予告編(動画出典:GND건데)