• 俳優パク・ヘジュンが新作映画『ヤダン』で冷徹な麻薬刑事役に挑戦し、これまでの“国民的夫”イメージから一転した姿が話題に。
  • 映画は公開前から予約率1位を記録し、試写会でも高評価を集めている。
  • スピード感ある展開と社会性を兼ね備えた本作は、4月16日に韓国で公開予定。

画像出典=©MEGABOX PLUSM

Netflix韓国ドラマ『おつかれさま』で“国民的夫”と称され、視聴者の涙を誘った俳優パク・ヘジュンが、新作映画『ヤダン』で全く異なる姿を見せるようだ。誠実で優しい夫役から一転、今回は「一度捕まえた犯人は決して逃さない」という執念を持つ麻薬捜査隊のチーム長として登場する。

『ヤダン』は、韓国の麻薬市場を牛耳るブローカー“ヤダン”、出世を目論む検事、そして麻薬犯罪撲滅に命を懸ける刑事が、互いに異なる目的を抱えながら交錯するクライムアクション。公開を目前に控えた同作は、すでに“今年最高の話題作のひとつ”と位置付けられているようだ。

主演のパク・ヘジュンは、Netflixドラマ『おつかれさま』にて、エスン(IU/ムン・ソリ扮)を深く愛する夫グァンシクを演じたことで、一躍「韓国ドラマ史上最高の純愛キャラクター」との評価を受けた。その温厚で誠実な人物像は、「エスン笑っても壊れ、泣いても壊れる国民的夫」と称され、全世界の視聴者から大きな共感を得たという。

そんな彼が『ヤダン』で見せるのは、情け容赦のない熱血刑事。彼の役どころは「犯罪者に対して一切の情を見せず、追跡においては執念深いプロフェッショナル」とされ、『おつかれさま』のイメージとは一線を画すキャラクターであるとのこと。演技の振れ幅の広さは、俳優パク・ヘジュンの真骨頂とも言えるだろう。

麻薬犯罪撲滅に命を懸ける刑事、サンジェ役のパク・ヘジュン

麻薬犯罪撲滅に命を懸ける刑事、サンジェ役のパク・ヘジュン (画像出典=©MEGABOX PLUSM)

映画自体の期待値も非常に高い。公開前日の午前7時時点で、全国の主要映画館(CGV、ロッテシネマ、メガボックス)にて「全体予約率1位」を記録し、4月12日より4日連続で首位をキープしているという。予約率は33.7%に達し、4月の韓国映画界に“興行旋風”を巻き起こす兆しを見せている。

試写会後の観客レビューも好意的なものが目立つ。「信頼できる俳優と、緊張感あるストーリー、しっかりとした脚本の三拍子が揃った作品だった」「どんでん返しが連発して退屈する暇もなかった」「24年、25年を通して一番面白かった映画」といった声が寄せられており、“人生映画になりそう”とまで評するファンもいるようだ。

また、本作はエンターテインメント性だけでなく、麻薬犯罪に対する社会的警鐘としての一面も持ち合わせているとの見方もある。「麻薬に対する警覚心を呼び起こしながら、すっきりしたアクションと爽快なエンディングで観客を魅了する痛快な作品だった」とするレビューは、その多層的な魅力を象徴している。

映画『ヤダン』は、4月16日に韓国で公開予定。国民的夫として愛されたパク・ヘジュンが、今度はどんな熱演を見せてくれるのか――その変貌に、多くの視線が注がれている。


韓国映画『ヤダン』予告編

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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