『パラサイト 半地下の家族』で世界中を興奮させた俳優、ソン・ガンホの次回作が決定した。スポーツを題材にした作品で、チーム再起のために奮闘する監督役に扮する。前作とは真逆の湿度、”熱気”に包まれた作品で、観客に爽やかな夢と希望、そして溢れんばかりの感動を届ける予定だ。

韓国を代表する俳優ソン・ガンホが、映画『ドンジュ』で有数の脚本賞を総なめにしたシン・ヨンシク監督の次回作『1勝』への出演が決まった。

俳優ン・ガンホ(左)、シン・ヨンシク監督(右)(写真提供:©スポーツ韓国)

映画『1勝』は、人生で1度の成功も味わったことのないバレーボール部監督が、たった1度の勝利を目指す女子バレーボールチームと出会って挑戦する物語。
ソン・ガンホは劇中、傾きつつある子どもバレーボール教室を運営している中、解散直前の女子バレーボールチームの監督に抜擢された”キム・ウジン”役に扮する予定だ。

シン・ヨンシク監督は、映画『1勝』でソン・ガンホと作品づくりができる無限の幸せを伝え、「誰もが”我が人生の1勝”に対する、かすかな夢と記憶がある。スポーツ映画を超えて、それぞれの人生で収めたい”1勝”を思い出し、多くの人々が共感する作品になることを期待している」と感想を述べた。

映画『パラサイト 半地下の家族』(写真提供:©スポーツ韓国)

昨年、『パラサイト 半地下の家族』で世界を輝かせたソン・ガンホ。
劇中では、半地下で暮らす貧困家庭の父親に扮し、裕福な家庭との決して埋まらない溝、格差社会で感じる拭いきれない劣等感など複雑な心境を緻密に演じている。

元々湿気が多く、大雨になれば溢れた下水が流れ込むような半地下の家に住む彼らには、決して消えない独特の”におい”がまとわりついていた。拭っても取れない、ねっとりとした汗(湿度)をまとった貧困という”におい”。

『パラサイト 半地下の家族』で貧困が発する”湿度”を持つ父親を演じたソン・ガンホが、次回作『1勝』では、弱小チームを初勝利に導く”熱気”溢れる監督に扮する。

前作に続き”湿度高め”の役どころだが、今回は”我が人生の1勝”に賭け、夢と目標に向かって流す汗と涙による熱気(湿度)を含んだ青春ストーリーだ。熱き想い、情熱、気運と、どこまでもポジティブで、輝かしい夢と希望、そして大きな感動を届けてくれるだろう。

前作でのネガティブな湿度とは真逆の、ポジティブに奮闘する熱い熱気に包まれたキャラクターをソン・ガンホがどのように演じるのか、早くも多くの映画ファンから注目が寄せられている。

一方、今年の冬にクランクイン予定だった次回作『蜘蛛の巣』に先立ち、『1勝』でシン・ヨンシク監督と会う予定となったソン・ガンホ。巧みな執筆力と繊細な演出力を備えたシン・ヨンシク監督に対する深い信頼を基に、監督の次回作『蜘蛛の巣』と『1勝』の2作品に出演することを決めたという。

最も演技力がある俳優、信じて見る俳優と称されるソン・ガンホと、忠武路(チュンムロ)のマルチプレーヤー、シン・ヨンシク監督の出会いで期待を集めている映画『1勝』は、11月より撮影スタートとなる予定だ。



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