• パク・ソジュンやイ・ビョンホンが主演を務める映画『コンクリートユートピア』に期待の声が寄せられている。
  • これまで様々なドラマに出演し、ヒット作を生み出してきたパク・ソジュン。
  • しかし、近年の主演映画では不振が続いているという。今回の作品は彼の3度目の正直となるのであろうか。
映画『コンクリートユートピア』はパク・ソジュン、イ・ビョンホンの共演作

パク・ソジュン、イ・ビョンホンが共演する映画『コンクリートユートピア』(写真提供:スポーツ韓国/出典:ロッテエンターテインメント)

8月に公開予定の映画『コンクリートユートピア』への関心が高まっている。

『コンクリートユートピア』はイ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンの豪華キャストが主演を務める災害パニック映画だ。

6月2日に公開されたポスターには、崩壊した街の中で1つの建物だけがひっそりと佇む様子が描かれた。さらに「全てのものが崩れた 私たちのアパートを除いて」というコピーが掲載され、一層視聴者の好奇心を刺激している。

本作は大地震により壊滅的な被害を受け、廃墟となったソウルに唯一残った”皇居アパート”を舞台にした物語。皇居アパートに集まった生存者たちが繰り広げる、予測不可能なストーリーが見どころだ。

同日には予告編も公開され、俳優陣の緊張感溢れる演技に注目が集まった。彼らは視聴者に強烈な印象を残し、作品への期待感を高めている。

イ・ビョンホンは今回、アパートを守るためにリスクを厭わずに行動する住民代表のヨンタク役を演じ、パク・ソジュンは建物と自身の家族を守るミンソン役で登場する。そんなミンソンの妻役を演じるのは、パク・ボヨンだ。

中でも注目の俳優は、パク・ソジュン。

彼は、ドラマではtvN『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』やJTBC『梨泰院クラス(2020)』など、ヒット作を連発している一方で、最近主演を務めた映画2作品は、あまり振るわない結果となっている。

2019年に公開された映画『ディヴァイン・フューリー/使者』で彼は、総合格闘技のチャンピオン、ヨンフ役を演じた。

『ディヴァイン・フューリー/使者』は2019年に公開されたパク・ソジュンの主演映画

2019年に公開されたパク・ソジュンの主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

劇中ではヨンフがエクソシストの神父と出会い、自身の持つ正義の力で悪と対決する姿が描かれている。悪魔の力を取り込む敵と、主人公の戦いの行方が気になる作品ではあるが、独特な世界観に視聴者の好みが大きく分かれる結果になったという。

総製作費は147億ウォン(約14億7000万円)のため、損益分岐点が350万〜400万人と推定されていたが、観客動員数は約160万人と半分にも到達しない数字に。

元々はシリーズで展開される予定であり、おまけの映像として次回作のタイトルまで予告されていたが、映画の興行成績の影響から後続作の制作は、頓挫したと見られている。

さらに4月26日には、パク・ソジュンとIUがW主演を務めた映画『ドリーム』が公開された。

『ドリーム』は元サッカー選手のユン・ホンデ(パク・ソジュン扮)と、プロデューサーのイ・ソミン(IU扮)がホームレスで構成された韓国代表選手たちと夢に挑戦する物語。

映画『ドリーム』はパク・ソジュンとIUが主演を務めた

パク・ソジュンとIUが主演を務めた映画『ドリーム』(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

韓国が2010年に初出場を果たした、ホームレスワールドカップの実話をモチーフに作られており、映画『エクストリーム・ジョブ(2019)』のイ・ビョンホン監督がメガホンを取っている。

他にもキム・ジョンス、コ・チャンソク、チョン・スンギルなど、演技力に定評のある俳優陣が揃い、好成績に期待を高めたが、観客動員数は5月30日時点で約112万人という結果に。

この数字は損益分岐点の約1/2といわれており、話題作でありながらも不振に悩まされる状況となった。

現在、韓国では国内映画の不振が続き、ニュースなどでも映画の危機に関する話題が度々取り上げられている。

しかし、5月31日に公開された俳優マ・ドンソク主演の映画『犯罪都市3』は、公開5日間で累計観客数451万人を突破し、好スタートを切っている。

8月に公開が予定されている『コンクリートユートピア』は、『犯罪都市3』の勢いを引き継ぎ、パク・ソジュンの3度目の正直となるのであろうか。

今後の彼の活躍と共に、映画の興行にも注目が集まっている。


コンクリートユートピア

ダンミ ニュース部

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