2008年、韓国で空前の大ヒット作となった映画『過速スキャンダル』。本作でチャ・テヒョン、パク・ボヨンとともに主演を務めた子役の近況に話題が集まっている。
俳優のチャ・テヒョンと女優のパク・ボヨンが主演を務めた、家族コメディー映画『過速スキャンダル』(2008)。
韓国では累計観客動員数830万人という、空前のミリオンヒットとなった作品だ。

映画『過速スキャンダル』(写真提供:©スポーツ韓国)
本作は、かつてアイドルスターとして一時代を築いたナム・ヒョンス(チャ・テヒョン)は、30代半ばを迎えた現在でも人気芸能人であり、人気ラジオDJとして活躍していた。
ある日、ヒョンスの前にファン・ジョンナム(パク・ボヨン)と名乗る女性が訪れ、自分はヒョンスの娘だと主張し始める。さらには幼い子どもまで連れて‥。
自宅はもちろんヒョンスのナワバリである放送局まで、どこまでもストーカー並みに追いかけてくるジョンナム。彼女の出現により完璧だった人生が崩れ始めるヒョンスに、追い打ちをかけるようにスキャンダルを嗅ぎつけた記者がまとわりついて‥。

映画『過速スキャンダル』スチールイメージ(画像出典:movie.naver)
笑いに包まれながらも時にほろりとさせる、心温まるコメディー映画として絶大な人気を得た本作は、映画『サニー 永遠の仲間たち』、『スウィング・キッズ』を手掛けたカン・ヒョンチョル監督のデビュー作としても広く知られている作品だ。
コミカルでハートフルなストーリーを鮮やかに彩っていたのは、子役のワン・ソクヒョン。彼は1000倍のオーディションを勝ち抜いた新人子役として本作でスクリーンデビューを果たす。

子役時代のワン・ソクヒョン(画像出典:movie.naver)
本作の熱演が話題となり多くの注目と人気を得ていたが、本人は出演当時まだ6歳だったのであまり覚えていないそうだ。
ワン・ソクヒョンはその後、ドラマ『お嬢さまをお願い!』(2009)、映画『ボクとマウミの物語』(2010)で特別出演するなど活動を続けてきたが、2013年に放送されたドラマ『花を咲かせろ!イ・テベク』を最後にしばらく演技活動から姿を消していた。
それでも高い人気を得ていたワン・ソクヒョンは、2018年に男性ストーカーによる殺害脅迫事件に巻き込まれてしまう。
現在のワン・ソクヒョン。すっかりお兄さんになりました!(画像出典:ワン・ソクヒョンInstagram)
しかし、このような恐ろしい体験をしながらも、負けずに演技活動を再開したワン・ソクヒョン。
2018年に放送されたドラマ『神との約束』では、安定的な演技力を見せながら大人の俳優としての可能性を証明し、多くの称賛を得ている。ソ・ジヨン(ハン・チェヨン)の息子役として登場した本作で、『MBC演技大賞』の”青少年子役賞”を受賞し、俳優としての復帰にも成功した。
ワン・ソクヒョンは、途中で演技を休んだのも復帰したのもすべて自分の意志だったと話し、「演技を休んでいる間、普通の学生のように学校に通った経験が演技に役に立つと思ったんです」と語っている。
17歳という若い年齢ながら、自身を十分に理解し、目標に向かって進んでいるワン・ソクヒョン。
将来はソン・ガンホ、ファン・ジョンミンのような俳優になりたいと語る彼は、今後の韓国の演技界を担う期待の星となりそうだ。
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