カン・テギュ監督の新作「担保」に、演技派俳優ソン・ドンイル、ハ・ジウォン、キム・ユンジンの出演が決まった。過去にカン・テギュ監督の作品に出演したことのあるキム・ユンジンは、ノーギャラで出演することが知られ話題となっている。

商業映画の名家JKフィルムの21作目の映画「担保(韓国名 담보)」が、ソン・ドンイル(韓国名 성동일 51歳)、ハ・ジウォン(韓国名 하지원 40歳)、キム・ユンジン(韓国名 김윤진 45歳)を主演俳優に決定した。

映画「担保」に出演が確定した ハ・ジウォン(左)、ソン・ドンイル(中央)、キム・ユンジン(右)

映画「担保」に出演が確定した ハ・ジウォン(左)、ソン・ドンイル(中央)、キム・ユンジン(右)(写真提供:スポーツ韓国)

映画「担保」は、荒くて無知な債権取り立て業者ドゥソク(ソン・ドンイル扮)が、踏み倒された金を受け取りに訪れた女ミョンジャ(キム・ユンジン扮)から、彼女の小さい娘を担保として引き取ることになって起こる奇想天外なストーリーで、「ハーモニー」「それだけが私の世界」を引き継ぐ、胸を打つヒューマンコメディ映画だ。

映画「探偵」シリーズを含め、テレビドラマ「応答せよ」シリーズに至るまで、映画やドラマを行き来しながら、作品ごとに観客たちを笑わせる演技派俳優ソン・ドンイルが、荒くて無知な債権取り立て業者ドゥソクを演じる。

映画「担保」でドゥソク役を演じる俳優 ソン・ドンイル

映画「担保」でドゥソク役を演じる俳優 ソン・ドンイル(写真提供:スポーツ韓国

ここに、「色即是空」「海雲台」「一番街の奇蹟」など、JKフィルム ユン・ジェギュン監督と深い縁のあるハ・ジウォンが、担保としてドゥソクに預けられるスンイ役の成人役として加わる。スンイの子ども時代には、2012年生まれのパク・ソイが、300倍の競争率を勝ち抜いてキャスティングされた。

映画「担保」で成人したスンイ役を演じる女優 ハ・ジウォン

映画「担保」で成人したスンイ役を演じる女優 ハ・ジウォン(写真提供:スポーツ韓国)

ワールドスター キム・ユンジンは、出演シーンは少ないながらも、映画の核心的な人物ミョンジャ役を演じる。「ハーモニー」でカン・テギュ監督と、「国際市場」でユン・ジェギュン監督とともに作業をした義理で、自らノーギャラでの出演を提案し、制作会社を驚かせたという。

映画「担保」でミョンジャ役を演じる女優 キム・ユンジン

映画「担保」でミョンジャ役を演じる女優 キム・ユンジン(写真提供:スポーツ韓国)

演出を引き受けたカン・テギュ監督は「厳しくてくたびれた現代を生きていく観客たちに、情と愛という普遍妥当な価値を話したかった」とし「作品の意をともにする演技派俳優たちが大勢出演を決めてくれ、感謝の気持ちでいっぱいだ」と伝えた。

ソン・ドンイルは「ドゥソクは粗悪だが純粋で、荒いが繊細な感性を持っている。今まで演じたどのようなキャラクターよりも情が沸き、愛着がわくキャラクターなので、シナリオを見るなり、出演を決めた」と語った。

ハ・ジウォンは「『担保』は手に握るやいなや手放すことができないしっかりとしたストーリーが魅力的だったし、穏やかながらも長い余韻を与えるヒューマンドラマなので、もう一度人間に対して考えることができるにしてくれたシナリオだ。『担保』を通じて観客にも楽しく温かい気持ちをお伝えしたい」と伝えた。

映画『担保』は、CJ ENMが投資配給し、ヒューマンドラマの名家として知られたJKフィルムとレッドローバーが共同制作して、4月にクランクイン、今年下半期に公開される予定だ。


ドラマ「応答せよ」に出演していた俳優 ソン・ドンイル

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