女優のパク・ソダムが「甲状腺乳頭がんの診断を受け、手術を終えた」と、所属事務所であるArtist COMPANY(アーティストカンパニー)が伝えた。パク・ソダムは出演映画『特送』の公開を控えているが、PR活動には参加せず、回復に専念する。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

女優のパク・ソダムが、甲状腺乳頭がんの診断を受け、手術していたことが明らかになった。

甲状腺乳頭がんの診断を受け、手術を終えたパク・ソダム

甲状腺乳頭がんの診断を受け、手術していたことが明らかになったパク・ソダム。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

12月13日、彼女の所属事務所であるArtist COMPANY(アーティストカンパニー)は、「パク・ソダムが定期健康診断で、甲状腺乳頭がんの診断を受けました。医療スタッフの所見により、手術を終えた状態です」「長い間待っていた『特送』の封切りを控え、応援してくれているファンとお会いできず、残念に思っています」と報告。

「パク・ソダムは『特送』のPR活動をすることはできませんが、応援しています」「健康な姿で挨拶できるよう、回復することに集中します」と付け加えた。

彼女が診断を受けた甲状腺がんは、症状がほとんどないため、発症しても気付かず健康診断などで発見されるケースが多いという。

甲状腺がんは、乳頭がん、濾胞(ろほう)がん、髄様がん、低分化がん、未分化がんを含む悪性上皮性腫瘍と、悪性非上皮性腫瘍、悪性リンパ腫、二次性腫瘍、その他腫瘍などに分かれている。

パク・ソダムが患った甲状腺乳頭がん腫は、韓国における甲状腺がんの90%以上を占める。核の形態が、乳頭状に見える非常に特徴的な腫瘍で、20~60代の女性に多く見られるそうだ。

甲状腺がんのほとんどは、明らかな臨床症状や痛みがないため、触ることで頸部腫瘤(けいぶしゅりゅう/または、しこり)として発見される場合が多い。頸部腫瘤とともに、かすれ声や飲み込みにくいなどの症状があれば、甲状腺がんの可能性を疑わなければならない。

しこりの70%以上が、1cm以下のサイズで全く触ることができず、超音波検査などを通して発見されているため、症状がない場合がほとんどで、これに、周期的な超音波検査が必要になる。

パク・ソダムは、映画『ベテラン(2015)』『王の運命‐歴史を変えた八日間‐(2015)』『プリースト 悪魔を葬る者(邦題/2015)』『パラサイト 半地下の家族(2019)』など、多数の作品で活躍中。最近は舞台でもその実力を発揮し、2021年11月には、MBC人気バラエティー『ラジオスター』に出演して、元気な姿で近況を伝えていた。

パク・ソダムが出演する映画『特送』は、ドライバーのウナ(パク・ソダム扮)が、予期せぬ配送事故に巻き込まれながら繰り広げる追撃戦を描く。

初のワントップ主演映画で、ソン・セビョク、キム・ウィソンなどが出演する。2022年1月12日に、韓国で公開予定だ。

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