- 夏にスタートした韓国ドラマが、次々と最終回を迎えている。
- 期待されていた作品は多かったが、残念ながら今年の夏は豊作とは言い難い状況だ。
- 本国をはじめ日本でも放送開始前から注目を浴びていた8作の最終成績表を視聴率で紹介する。
韓ドラ界では、夏に始まったドラマが続々と最終話を迎えている。
制作発表の段階から注目を集めていた作品や、口コミで面白いと話題になったものなど様々だが、いずれも大ヒットとまではいかず意外な結果に。
毎年夏は、話題作・人気作が比較的集中する傾向にあるが、残念ながら今年は豊作とはならなかった。
本国での視聴率がそれを物語っており、韓国はもちろん日本でも放送開始前から特に熱い視線を浴びていた8作だけをみても、期待されていたほどの数字を獲得できていない。
VODで世界中に配信されている作品が多く、韓国内での視聴率だけが人気の指標となるわけではないが、本国での評価が分かる数字で夏の韓ドラの最終成績をまとめた。
遊んでくれる彼女 (JTBC/2024)
硬派でワイルドなイメージの強いオム・テグがキュートなキャラクターを演じて話題となった『遊んでくれる彼女』。

『遊んでくれる彼女』(画像出典:JTBC)
オム・テグの演技変身は各メディアに取り上げられ、ネット上でも熱い視線を浴びたが、視聴率にはいまいちつながらなかったよう。
初回放送時2.2%でスタートし第10話で3.0%を記録、ここから伸びるかと思われたが、以降再び2%台に下落して静かに最終話を迎えた。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):U-NEXT
Missナイト & Missデイ (JTBC/2024)
日本ではNetflix(ネットフリックス)で配信され、視聴ランキングにランクインするなど多くの韓ドラファンに楽しまれた『Missナイト & Missデイ』。韓国でも好評を得て、最終話では最高視聴率11.7%を獲得した。

『Missナイト & Missデイ』(画像出典:JTBC)
序盤、設定がやや稚拙だとの声がちらほら上がり、第1話では3.9%だったが、主演を務めたイ・ジョンウンの高い演技力によって、大ヒットとはいかないまでも後半に行くにつれ巻き返しをみせて有終の美を飾った。
前半部分から好調であれば、さらに数字を獲得していたことが予想される作品だ。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):Netflix
監査します (tvN/2024)
韓国を代表する演技派俳優シン・ハギュン主演の『監査します』は、視聴者の興味をそそるストーリーが口コミで話題となり、放送回を追うごとに視聴率を獲得した作品だ。

『監査します』(画像出典:tvN)
第1話は、3.5%というまずまずの数字でスタートを切ったが、第2話でいきなり5%台に上昇、以降ほぼ6~7%台で推移して9.5%で最終話を迎えた。
伸び率は高かったものの惜しくも2桁台には届かず、シン・ハギュンの出演作にしては残念な結果に。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):未定
グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~(SBS/2024)
『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』は、夏の韓ドラの中で最も好成績を残した作品。初回放送から視聴率7.8%を叩き出し、第7話で最高視聴率17.7%を獲得した。

『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』(画像出典:SBS)
近年大ヒット作の指標とされている20%を超えるのではないかと期待されていたが、ストーリーの構成に一部視聴者から様々な意見が上がったのが原因だろうか、折り返し地点の第8話で14.6%に下降、その後ほぼ15%台で推移して最高視聴率を更新することなく終わった。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):Lemino
偶然かな。 (tvN/2024)
『偶然かな。』も、意外に視聴率を獲得できなかったドラマの1つ。初回放送の3.8%が自己最高記録となり、以降2~3%台を行き来しながら全8話を終えている。

『偶然かな。』(画像出典:tvN)
人気ジャンルであるロマンチックコメディーで、かつ今年最高のシンデレラボーイであるチェ・ジョンヒョプと、子役から演技力を磨きロマンス演技に定評のあるキム・ソヒョンが主演を務めたが、パリオリンピックの放送と重なったことが多少なりとも数字に影響したようだ。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):Disney+
悪い記憶の消しゴム~My Memories~ (MBN/2024)
『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』は、キム・ジェジュンの約7年ぶりのドラマ復帰作として、制作発表の段階から注目を浴びていた。

『悪い記憶の消しゴム~My Memories~』(画像出典:MBN)
しかし蓋を開けてみると、前出の強者『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』と放送時間が重なった点や、MBN初の金・土枠に編成され、視聴者に馴染みがなかった点が大きく関係したのか、第3話の1.6%が自己最高記録に。
なんと、第5話以降、最終話である第16話まで1%に満たないという予想外の成績となった。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):U-NEXT
白雪姫には死を~BLACK OUT (MBC/2024)
『白雪姫には死を~BLACK OUT』は、ドイツの人気作家ネレ・ノイハウスの小説『白雪姫には死んでもらう』を原作にした折り紙付きのストーリーと、主演ピョン・ヨハンの高い演技力が好評を得ている作品。

『白雪姫には死を~BLACK OUT』(画像出典:MBC)
しかし、『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』がすでに視聴者を獲得している段階で放送がスタートしたため、第1話の視聴率は2.8%。放送回を重ねるごとに右肩上がりで成績を伸ばしたものの、現段階での最高視聴率は8.7%だ。
最終話が残っているためまだ結果は分からないものの、ここから20%越えを果たすなど、ヒット作と呼ばれるほどの数字を獲得するのは難しいことが予想される。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):Hulu、ABEMA、FOD、U-NEXT、Watcha、Rakuten TV
となりのMr.パーフェクト (tvN/2024)
Netflixを介して全世界に配信中の『となりのMr.パーフェクト』は、グローバル非英語圏でトップ10入りを果たすなど多くの人に愛されているが、本国ではそこまで数字を獲得できていない。

『となりのMr.パーフェクト』(画像出典:tvN)
第1話の視聴率が4.8%で、第12話の7.3%が現段階での自己最高記録。ストーリーが盛り上がりをみせる折り返し地点、第9話・10話あたりで、もう少し伸びるかと思われたが、韓国のお盆秋夕(추석/チュソク)と重なったのが原因だろうか、跳ねることなく5~6%台で推移した。
数々の作品を大成功へと導いてきたチョン・へイン&チョン・ソミンが主演を務めている作品だけに、残り2話で2桁台に乗るのか注目されている。
●日本で視聴可能なVOD(2024年10月1日現在):Netflix
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