- 『暴君のシェフ』(tvN/2025)は、時代劇が持つ魅力とトキメキたっぷりのロマンスストーリーで、ドラマファンを大いに楽しませました。
- 次に何を見ようか迷っているドラマファンは、多いのではないでしょうか。
- 日本のテレビで来週から放送される予定の、史劇ならではの素材もラブストーリーも同時に楽しめる時代劇を紹介します。
『暴君のシェフ』(tvN/2025)が9月28日に最終話を迎えた。“ロス”になっているドラマファンは多いのではないでしょうか。
時代劇だからこその魅力を存分に活かしつつ、トキメキたっぷりのロマンスストーリーで、多くの人の心を虜にした本作。本国はもちろん、日本でも熱い視線を浴びました。
クオリティーの高い作品を観た後は、次に何を見ようか悩むもの。そこで本記事では、『暴君のシェフ』ロスになっているあなたに、史劇もラブストーリーも同時に楽しめる作品をご紹介。
来週から、BS・CS・ローカル局で放送が開始される予定のものに限定してピックアップしました。
胸キュン要素の分量は、作品によって様々。ご自身の好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。いずれも日本のテレビで再放送が繰り返されている人気作ばかりです。
イ・サン (MBC/2007)
『イ・サン』は、韓流創成期に日本で大きな話題を呼んだ骨太の時代劇。本国では、最高視聴率35.5%を叩き出すなど、あまりの反響に17話延長して放送されたことで知られます。
朝鮮王朝第22代国王・正祖(チョンジョ)の波乱万丈な半生を描き、史実をベースに繰り広げられる緊張感ある権力闘争や陰謀、暗殺から、幼なじみとの30年にも渡る切ない恋まで楽しめる1作。適度にフィクションを盛り込みながら、ドラマチックに仕上げています。
主演を務め、多くのドラマファンを魅了したイ・ソジン&ハン・ジミンの熱演にもご注目。
●日本放送情報:BS日テレ/2025年10月7日(火)17:00~18:58
●番組ページ:https://www.bs4.jp/i-san/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:MBC
イ・サン
時代劇
MBC/2007/全77話
あらすじ
11歳の時、イ・サン(イ・ソジン扮)は父が何者かの謀略によって謀反の罪を着せられ、祖父である朝鮮王朝第21代王・英祖(イ・スンジェ扮)によって死に至らしめられた。無念な思いと、父が残した「聖君になれ」という言葉を抱え、サンは王位継承者となり、賢君である祖父から王としての哲学や手腕を学ぶ。一方、サンの父を陥れた陰謀の黒幕とその一派は朝廷内で勢力を拡大し、サンの廃位や暗殺を画策していた。しかし、サンにはソンヨン(ハン・ジミン扮)とテス(イ・ジョンス扮)といった信頼できる仲間たち、そして頭脳明晰な側近ホン・グギョン(ハン・サンジン扮)に支えられながら、困難な状況に立ち向かっていく・・。
イ・ソジン、ハン・ジミン、イ・スンジェ、ハン・サンジン、イ・ジョンス 他
35.5%
「見応えはあるも少し暗い」
「チャングムファンにはたまらない」
「辛くて悲しい作品」
仮面の王イ・ソン (MBC/2017)
『仮面の王イ・ソン』は、韓国放送当時、同時間帯のドラマのなかで、視聴率第1位になったこともあるユ・スンホ主演作。仮面を被せられて育った世子が、素顔を隠された理由を追う物語です。
政治、アクション、歴史、そしてロマンスがバランスよく盛り込まれ、様々なジャンルを一気に楽しむことができるエンターテインメント性抜群の作品。
特に、権力争いのなかで繰り広げられるトキメキたっぷりのラブストーリーが、観る者をより一層作品の世界に没入させてくれます。
●日本放送情報:チャンネル銀河/2025年10月12日(日)22:00~23:20
●番組ページ:https://www.ch-ginga.jp/detail/kamennoou/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:MBC
仮面の王イ・ソン
ロマンス/時代劇
MBC/2017/全20話
あらすじ
朝鮮王朝時代を舞台に、秘密結社「辺首会」に奪われた王座と朝廷を取り戻すために奮闘する王位継承者イ・ソンの姿を描いたロマンス時代劇。
ユ・スンホ、キム・ソヒョン、キム・ミョンス、ユン・ソヒ、ホ・ジュノ 他
-
「ストーリーはありがちな感じ」
「期待以上に面白かった」
「だんだんと面白くなっていく」
予告映像
動画出典:NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部
花郎〈ファラン〉 (KBS/2016)
『花郎〈ファラン〉』は、パク・ソジュンをはじめ、パク・ヒョンシク、ミンホ(SHINee)、V(ブイ/BTS)など、錚々たるイケメンスターの共演が叶った青春ドラマ。王の親衛隊“花郎”の苦悩や葛藤、友情、恋を爽やかに描いています。
政治的な緊張感を感じさせる要素も盛り込まれていますが、どちらかといえば学園ものを彷彿とさせる世界観が魅力。ヒロインを巡る三角関係と、成長ストーリーから目が離せません。
衝突を繰り返していた者同士が徐々に絆を深めていく過程と、観ているだけで癒される役者陣のビジュアル、そして映像美まで、どこを切り取っても美しい1作です。
●日本放送情報:チバテレ/2025年10月6日(月)9:30~10:25
●番組ページ:https://www.chiba-tv.com/program/7/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
花郎〈ファラン〉
ロマンス/時代劇
KBS/2016/全20話
あらすじ
新羅時代を背景に、親友マンムン(イ・グァンス扮)を失くし、彼の妹アロ(コ・アラ扮)を守ることを決意したムミョン(パク・ソジュン扮)と、新羅第24代王の真興王(パク・ヒョンシク扮)が王の親衛隊"花郎"に志願し繰り広げるロマンス時代劇。賤民の村で暮らすムミョンは、親友マンムンの生き別れた家族を探すため都に潜入する。しかし禁軍に追われてしまい、マンムンは命を落としてしまう。一方、真興王は摂政の母、只召太后の命令により密かに暮らしていた。そんなある日、只召太后は美形を誇る親衛隊「花郎」を創成すると宣言。この話を聞いたムミョンは、親友の命を奪った復讐心から、そして真興王は母から王権を奪還するため志願し、花郎として活動していく。
パク・ソジュン、コ・アラ、パク・ヒョンシク、チェ・ミンホ(SHINee)、V(BTS) 他
最高視聴率13.1%を記録した本作は、年末に行われた「2017KBS演技大賞」で主演パク・ソジュンはネチズン賞に、アンジ医師を演じたチェ・ウォニョンが助演部門に選ばれた。
「意外と見やすい時代劇だった」
「花郎のメンバーが豪華すぎてびっくり」
「ストーリーが分かりやすく面白かった」
予告映像
動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K
ノクドゥ伝~花に降る月明り~ (KBS/2019)
『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は、主演のチャン・ドンユンとキム・ソヒョンが、『2019 KBS演技大賞』でベストカップル賞に輝いたラブコメディー。未亡人が暮らす村に女装して潜入した主人公と、妓生(芸妓)見習いのヒロインの恋物語です。
大ヒット作『雲が描いた月明り』(KBS/2016)を手掛けた脚本家の1人がシナリオを担当しており、実にロマンチックな展開に。
クスっと笑える要素にときめき、そして復讐劇に権力の暗闘まで見どころ盛りだくさん。主人公の設定は非現実的ですが、一度観はじめると主演2人の熱演と相まって最後まで見届けたくなること間違いなしです。
●日本放送情報:アジアドラマチックTV /2025年10月8日(水)11:30
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011258/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
ノクドゥ伝~花に降る月明り~
ラブコメディ/時代劇
KBS/2019/全16(32)話
あらすじ
出自に秘密を持つ女装男子チョン・ノクドゥと、見習い妓生トン・ドンジュが出会い繰り広げるラブコメディ時代劇。
チャン・ドンユン、キム・ソヒョン、カン・テオ、チョン・ジュノ、ユン・ユソン 他
-
「最後まで飽きないくらい面白かった」
「『花郎』が好きな人は好きかも」
「面白くて一気見」
予告映像
動画出典:NBCユニバーサル アジア【公式】
チェックイン漢陽 (チャンネルA/2024)
『チェックイン漢陽』は、朝鮮版5つ星ホテル“龍天楼”を舞台に、男性のふりをしたヒロインと、3人のイケメンが繰り広げる友情と夢、愛を描いた気軽に楽しめるスタイリッシュな青春ロマンス。
個性溢れる4人の登場人物が、各者の目標や目的のために努力し成長していく姿、そしてコメディーと見事に調和した爽やかなラブストーリーが魅力です。
またそれと同時進行で描かれる政治的葛藤や龍天楼で起こる出来事の数々が、視聴者の関心を刺激。物語を立体的に描き出し、単なる青春ものに終わらない魅力を放っています。
●日本放送情報:アジアドラマチックTV /2025年10月12日(日)5:00 ※第1話先行放送
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011265/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:チャンネルA
チェックイン漢陽
時代劇/ロマンス
チャンネルA/2024~2025/全16話
あらすじ
"お客様は王"という無礼な旗印を掲げた朝鮮最大の客主ヨン・チョンルと、インターン仕官として入社した若者たちの波瀾万丈な成長ロマンス時代劇。
ペ・イニョク、キム・ジウン、チョン・ゴンジュ、パク・ジェチャン、キム・ウィソン 他
4.2%
「意外と面白い」
「ツッコミどころはある」
「何となく先が読める」
予告映像
動画出典:Lemino
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