- 新作ドラマ『貞淑なお仕事』(JTBC/2024)が、10月12日にスタートする。
- 外国製アダルトグッズの訪問販売をする主婦4人の姿を描いたコメディーだ。
- 『応答せよ』(tvN/2012、2013、2015)18禁版といっても過言ではない世界観で、視聴者を虜にすることが期待されている。

10月12日にスタートする新作ドラマ『貞淑なお仕事』(画像出典:JTBC)
10月12日、新作ドラマ『貞淑なお仕事』(JTBC/2024)が初回放送を迎える。
田舎町で、外国製アダルトグッズの訪問販売に乗り出した主婦4人の姿を描いた大人向けのコメディーだ。
新鮮な題材に早くもドラマファンの熱い視線が寄せられているが、どうやら本作の魅力はそこだけではないよう。
大人気シリーズ『応答せよ』(tvN/2012、2013、2015)を彷彿とさせる世界観に大人の雰囲気をプラスして、視聴者を虜にすることが期待されている。
『貞淑なお仕事』は、イギリスのドラマ『ブリーフ・エンカウンター』(2016)のリメイク版で、1992年の韓国を背景にしたドラマ。
受動的で貞淑に生きてきた主婦ジョンスクが、家族のために自分でお金を稼ぐことを決意して、親交のあった主婦3人とともに外国製成人用品の訪問販売を開始するところから物語がスタートする。
“性”というものがタブー視されていた頃に、時代を先取りする主婦4人組のエネルギッシュな姿が描かれており、彼女たちの友情や自立、成長を楽しめる作品になっているという。

アダルトグッズの訪問販売をする主婦4人組(画像出典:JTBC)
そしてそんなストーリーをより一層盛り上げるのではないかと期待されているのが”時代”。
演出はもちろん、設定や衣装など細部にまでこだわり、当時にタイムスリップしたかのような高い再現度で、視聴者を物語に没入させてくれる予定だ。
覚えているだろうか、冒頭で触れた『応答せよ』シリーズも、80、90年代独特のレトロ感が観る者を魅了して大きな話題となった。
当時流行したファッションや小道具はもちろん音楽まで取り入れ、登場人物の1人は、K-POP産業の原型を作った実在するアーティストであるソ・テジの追っかけをしている設定に。事故や社会問題なども盛り込み、そのなかで青春を謳歌する若者の姿を描いて大ヒットを記録したのが記憶に新しい。
最近では、1989年を背景にしたイム・シワン主演の『少年時代』(Coupang play/2023)も熱い視線を浴びたばかりだ。

当時の流行を象徴するファッションアイコンとして登場するジュリ(画像出典:JTBC)
『貞淑なお仕事』にもこれらの作品に共通する部分があり、4人の主婦の1人であるシングルマザーのジュリは、80年代~90年代にかけて韓国最高のアイドルスターの地位を獲得したキム・ワンソンのヘアスタイルで、服装まで彼女を真似するなど時代を象徴するファッションアイコンとして登場する。
優雅で知性派の主婦クムヒは、「私、大学で英文科でした」と、学歴のある女性がまだ少なかった時代を感じさせるかのように、誇らしげに話す一幕も。
また、文化の解放を掲げた第7次経済発展5か年計画を政府が発表し、外国のカルチャーを積極的に取り入れようとしていた当時を意識したのか、アダルトグッズは輸入品。
主婦4人組が住む田舎に配属されたドヒョンは、アメリカの名門大学を卒業した米国スタイルの刑事という設定だ。

『貞淑なお仕事』(画像出典:JTBC)
女性の社会進出が進み、それに伴って大学進学者が増加、教養を求める風潮が強くなるなど過渡期を迎えていた1992年。変化する過程で生じる混乱と不安は無視できないが、裏を返せば可能性に満ち溢れ、人々が生き生きとしていた。
それだけに、保守的だった社会に反旗を翻すかのような一歩を踏み出した主婦4人組が、どのような物語を繰り広げるのか期待される。
題材がアダルトグッズの訪問販売であるため、R-18版『応答せよ』ともいえる『貞淑なお仕事』。初回放送まで残すところあと3日となった。
主演を務めるのは、キム・ソヨン、ヨン・ウジン、キム・ソンリョン、キム・ソンヨン、イ・セヒなど演技力に定評のある役者陣。日本ではNetflix(ネットフリックス)で、10月13日から独占配信される。
貞淑なお仕事 ©JTBC Drama
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