- Netflixオリジナルシリーズ『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(Netflix/2024)が間もなくスタートする。
- 絶大なる支持を得ていた同シリーズの不敗神話に陰りが生じている今、本作によってかつての栄光を取り戻せるのか期待されている。
- 2024年に公開された同シリーズの残念な成績に触れ、救世主となるかもしれない期待の新作を紹介する。

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(画像出典:Netflix)
新作ドラマ『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(Netflix/2024)が、間もなく配信スタートする。Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズだ。
同シリーズといえば、Netflix内の視聴ランキング1位の常連。常に話題性を獲得し、韓ドラファン以外も巻き込んでその人気を先頭に立って牽引してきた。
ところが最近、不敗神話に陰りが生じている様子。今年お目見えされたラインナップを見ても一目瞭然で、かつての栄光はどこへやら。韓ドラファンのなかにも、この変化を肌で感じている人は多いだろう。
そんな不振続きのなか公開される『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は、救世主となれるのか注目されている。
『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は、2024年Netflixオリジナルシリーズ10作目。
すでに公開された9作は、相対的に見て残念な結果に終わっており、同シリーズが何週にも渡ってグローバルチャート上位に入るのは珍しくなく、非英語圏では1位になるのがほぼ当たり前だったが、そんな時代はもう終わったかのような雰囲気。
事実、『寄生獣 -ザ・グレイ-』は、グローバル及び非英語圏のチャートでトップの座についたものの、それも一時のこと。総視聴時間も数年前の作品と比較すると少ない。
また非英語圏で1位を獲得した『ソンサン -弔いの丘-』、『殺人者のパラドックス』、『The 8 Show ~極限のマネーショー~』、『ヒエラルキー』も似たような状況だ。
人気シリーズで興行が期待されていた『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン3でさえ、グローバルランキングでは7位、非英語圏では2位という結果に。
いずれの作品もいまいちパッとせず、メディアに取り上げられる機会も少なく話題性の面でも物足りなさが残った。
その他、『タッカンジョン』、『旋風』、『終末のフール』は、グローバルランキングでそれぞれ、20位、13位、12位で終わっている。

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(画像出典:Netflix)
Netflixとしてはそろそろ持ち直したいところ。韓ドラファンにとっても大ヒット作を心待ちにしている人は多いだろう。そんななか期待されているのが、『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』。
ペンションに訪れた怪しい女性の登場によって平穏だった日常が崩れ去り、取り返しのつかない事件に巻き込まれる者たちの姿を描いたサスペンススリラーだ。
韓ドラお得意の複雑な人間関係やエグイ心理戦を背景に、異なる時代に生きる現在と過去のペンションのオーナーが、自身の人生を守るために奮闘する物語だという。

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(画像出典:Netflix)
『2021年JTBC新人作家脚本コンテスト』のシリーズ部門で優秀賞を受賞したソン・ホヨン作家の脚本をもとに制作されたJTBCのお墨付きで、メガホンをとるのは、大ヒット作『夫婦の世界』(JTBC/2020)を手掛けたモ・ワンイル監督。
出演者も錚々たる面々が勢揃いしており、主演を務めるのは表情だけで感情を表現し独特のオーラを放つキム・ユンソクをはじめ、コミカル演技からシリアスなキャラクターまで、どんな役にでもなりきるユン・ゲサン。
映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)で一躍知名度をアップして以降ノリに乗っているイ・ジョンウン、若手ながら、次期韓ドラ女王を思わせる風格漂うコ・ミンシなども出演している。
公開された短いティーザー映像からも彼ら彼女らの好演ぶりは見て取ることができ、コ・ミンシの狂気的な目つきと言動、それとは真逆の平凡なオーナー役に扮したキム・ユンソクの対比が壮絶な物語の始まりを予感させ興味をそそった。
また、まだ役の詳細が公開されていないノ・ユンソと、チャニョル(EXO)の姿もあり、2人がどのような役割を果たすのか観る者の興味を引いている。

『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』(画像出典:Netflix)
演出、脚本、出演者のどれをとっても何一つとして欠けた部分のない全方位型の新作ドラマ『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は、8月23日スタート。
Netflixオリジナルシリーズの不振を救う1作となるかもしれない本作が気になった方は、ぜひご覧になってみてはいかがだろうか。
(動画出典:YouTube 『Netflix K-Content』)
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