- Netflixにおける韓国コンテンツの視聴シェアがアメリカに次ぐ第2位で、非米国作品では圧倒的な人気を示している。
- 『イカゲーム』や『ザ・グローリー』などのヒット作と、Netflixの多額の投資が成功の背景にある。
- 専門家は、韓国作品が今後もグローバル市場で影響力を拡大し続けると予測している。

Netflixにおける韓国コンテンツの視聴シェアがアメリカに次ぐ第2位を記録(画像出典=AMPERE ANALSYS スクリーンショット)
韓国ドラマと映画が、今やNetflix上でアメリカに次ぐ高い人気を得ているという。
韓国メディア「オーマイニュース(www.ohmynews.com)」は、グローバルメディア市場分析企業アンペア(Ampere Analysis)の最新レポート『South Korean shows are the most popular non-US content on Netflix』を引用し、その実態と背景を報じている。
アンペアの分析によれば、2023年以降のNetflixにおける総視聴時間のうち、韓国コンテンツは8〜9%のシェアを占めており、これは米国コンテンツ(56〜59%)に次ぐ2位にあたるという。非米国地域の中では圧倒的で、イギリス、日本のコンテンツを大きく上回っている。
特に注目すべきは、Netflix内の人気コンテンツ500本中、韓国作品が85本(17%)を占めている点だ。2023年下半期だけでも、韓国コンテンツの総ストリーミング時間は77億時間に達したという。
ヒット作の存在も、この人気を支える大きな要因とされている。『イカゲーム シーズン2』は、2023年下半期だけで6億1990万時間の視聴を記録。また『ザ・グローリー』『愛の不時着』なども根強い人気を維持しており、料理バラエティなどジャンルを超えた幅広いラインアップが視聴者の支持を得ているようだ。
米メディアDeadlineも、韓国コンテンツの存在感に注目。「イギリスの『ブラック・ダヴ(Black Doves)』や『ジェントルメン(The Gentlemen)』、日本のアニメ作品が人気を集めてはいるが、韓国コンテンツの勢いには及ばない」と評価している。
では、なぜここまでの成功を収めることができたのか。アンペアは「長年にわたるコンテンツ制作ノウハウと、緻密なライセンシング戦略が鍵」と分析。Netflix側もこれに大きく加担しており、2028年までに総額25億ドル(約3550億円)を韓国コンテンツに投資する計画を明かしている。
制作の中心には、CJ ENMやJTBC、KBS、SBS、MBCなどの主要放送局があり、Netflixと緊密なパートナーシップを構築している。文化評論家アルシー・ベルマは、「『イカゲーム』から『ザ・グローリー』まで、Netflixにおける韓国作品はすでに“不可欠な存在”になっている」と述べ、「特有の感性と文化的ニュアンスが、グローバル視聴者を惹きつけている」と分析している。
アンペアのリサーチマネージャー、オリーナ・ジャオ(Orina Zhao)は「韓国コンテンツは、驚異的なヒット作と持続的なストリーミング数でNetflixの成功に極めて重要な役割を果たした」とし、韓国が“コンテンツ輸出大国”として世界の中心に躍り出たことを強調している。
韓国コンテンツのグローバル進出は、今後さらに加速する可能性が高い。ストリーミング市場において、韓流の影響力はすでに一過性のブームを超え、確かな「文化的基盤」として世界に定着しつつあるようだ。
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