- SHINeeテミンとダンサーno:zeに熱愛説が浮上するも、事務所は「親しい同僚」と否定。
- no:zeは過去に広告契約のトラブルやSNS削除問題で批判を受けた経験がある。
- 一夜で注目を浴びた“シンデレラ”no:zeは、現在もダンサーとして活動を続けている。

no:ze(画像出典=韓国オンラインコミュニティー)
SHINeeのテミンと、ダンサーno:ze(ノジェ)に関する熱愛説が浮上し、韓国のオンラインコミュニティやSNSを中心に大きな話題となっている。
発端は、二人が親密な様子で一緒にいるとされる写真や動画が拡散されたことだ。腕を組んで歩く姿や、後ろから抱きしめているような場面が含まれており、恋人関係を示唆するかのような内容だった。
これに対し、テミンの所属事務所であるBPMエンターテインメントは4月17日にコメントを発表。「二人は一緒に作業をしたことのある親しい同僚にすぎない」と熱愛の事実を否定。加えて、発表が遅れた理由については「テミンの継続的なスケジュールのため、事実確認に時間がかかった」と説明している。
実際にno:zeは、テミンのソロ曲「Guilty」のステージに参加していた過去があり、パフォーマンスを通じて親交を重ねていたと見られる。
事務所側は「過度な憶測は控えてほしい」と、ファンやメディアに冷静な対応を求めている。
今回の報道をきっかけに、再び世間の関心を集めることとなったno:zeだが、彼女のこれまでの歩みもまた注目されている模様。
元々、no:zeは2020年11月にEXOカイのソロ曲『Mmmh』のステージでダンサーとして登場し、その美貌と存在感から一気にSNSで話題となった。翌年にはMnetの人気番組『STREET WOMAN FIGHTER(ストリートウーマンファイター)」に出演し、ダンサーとしての技術だけでなく、ルックスやカリスマ性でも注目された。
『STREET WOMAN FIGHTER』出演当初、約60万人だったインスタグラムのフォロワー数は、番組放送開始からわずか2週間で100万人を突破。番組内でのクルー脱落やパフォーマンスのたびにその数字は伸び、2022年6月末には330万人を超えるほどの影響力を持つ存在へと成長した。“カイのダンサー”から“国民的ダンサー”へ――まさに現代の“シンデレラストーリー”と言える。
しかし、2022年にはそのイメージに暗雲が立ち込める。no:zeが広告契約を結んだ中小企業との間でトラブルが報じられたのだ(2022年7月4日)。
報道によれば、広告費用として数千万ウォン単位の報酬を受け取りながら、指定された広告シーズンが終了した後にSNS投稿を行ったり、投稿を早期に削除するなどの行為が問題視された。
当初、当時の所属事務所であるStarting House側は「期日通りに進行した」と主張(2022年7月4日)していたが、翌日には一転して謝罪。「弊社の不手際とアーティストとの不十分なコミュニケーションにより、契約期間を守れなかった」との声明を発表した。突然のイメージダウンに、彼女を支持していたファンの間でも戸惑いの声が広がった。
さらに、問題が報じられた直後には、関連業界の人物を名乗るユーザーによる暴露が続き、SNS上ではさまざまな憶測や批判が飛び交った。ただし、これらの主張には明確な証拠がなく、伝聞の域を出ないものが多かったようだ。
2022年7月10日、no:zeは『STREET WOMAN FIGHTER』コンサートのステージ上で「私たちはどんな瞬間も努力を怠らなかった。ただ、それだけは分かってほしい」と涙ながらに語った。この一言には、自身を取り巻く急激な評価の変化への戸惑いと苦しみがにじんでいたように見える。
シンデレラのように一夜にしてスターとなり、次の瞬間には“魔女狩り”の標的になる――そんなジェットコースターのような経験を経たno:zeは、現在、アーティストのバックダンサーやダンス講師として地道に活動を続けている。
今回のテミンとの熱愛報道は、否定されたとはいえ、彼女にとって久々のスポットライトとなったのかもしれない。賛否の声が渦巻く中でも、自分の道を貫くno:zeの姿は、今後も多くの人々の注目を集めていくことになりそうだ。
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