• ピョン・ウソクに過剰警護議論が勃発し、人気に水を差しかねない状況だ。
  • 韓国芸能界では以前より、シンデレラボーイ&シンデレラガールにつきものといってもよいジンクスがある。
  • ピョン・ウソクをはじめ、一躍有名になった途端、好感度が急降下したり、逆風にさらされたりしたケースを役者ごとに紹介する。
ピョン・ウソクは、過剰警護議論に巻き込まれている

過剰警護議論に巻き込まれているピョン・ウソク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

大ブレイク中のピョン・ウソクに過剰警護議論が勃発、一夜にして彼を取り巻く状況が一変した。

7月12日、アジアファンミーティングツアーのため仁川(インチョン)国際空港に現れたピョン・ウソク。大勢のファンが押し寄せるなか、彼の警備スタッフの、出入り自由なゲートを塞ぐ行為や、空港利用者に対してフラッシュを焚く様子、ラウンジ利用者にパスポートと航空券の掲示を求める姿などが捉えられて批判が殺到。

所属事務所や警備員側の問題であるとの声が上がっているものの、『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)で一躍アジアのスターとなった矢先、その人気に水を差しかねない出来事が勃発した。

韓国芸能界では以前より、下積みを経た役者が出演作をきっかけに一気に人気と知名度を獲得した途端、ある事情により好感度が急降下したり逆風にさらされたりするケースがしばしばみられ、ピョン・ウソクもシンデレラボーイ&ガールにつきもののジンクスは避けられなかった。

8月14日から新作ドラマ『暴君』(Disney+/2024)でお茶の間復帰するキム・ソンホ(キム・ソノ)もその1人だ。

2021年の話題作『海街チャチャチャ』(tvN/2021)で主演を務め作品を大成功へと導いた彼は、長年舞台で培った高い演技力でたった1作にしてファンを量産した。

ところが最終話が放送された10月17日、中絶を強要されたという元交際相手の暴露によって状況が一変する。彼に対する黄色い声は瞬く間に非難の声へと変わってしまった。

キム・ソンホ

キム・ソンホ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

今年年始から注目を浴びた『私の夫と結婚して』(tvN/2024)で、歴代級の悪女演技が光ったソン・ハユンも一瞬にして転落してしまったケースだ。

2005年にドラマデビューして以降、そこまで注目される機会に恵まれなかった彼女だったが、同作ではなんと主演のパク・ミニョンを抑え話題性を獲得、抜群の存在感を放ってその名を知らしめた。

こうしてスター女優への階段を上りはじめた彼女だったが、同年4月1日、韓国の時事情報番組『事件班長』が彼女の校内暴力疑惑を報道したのをきかっけに、世間の彼女を見る目が変わりアウェイな状況に。

過去に出演した『知っているお兄さん(JTBC/2024年3月18日放送)』で、涙ながらにドラマ視聴者に対し感謝を伝えた真心のこもったワンシーンを取り上げ、『偽善者!』とバッシングする人まで登場した。

ソン・ハユン

ソン・ハユン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2019年に『愛の不時着』(tvN/2019)で名を馳せ、翌年『哲仁王后〜俺がクイーン!?』(tvN/2020)でさらに愛されるようになったキム・ジョンヒョンも、一夜にして奈落に突き落とされる出来事を経験している。

それは前所属事務所と契約問題を巡って揉めていた2021年のこと。キム・ジョンヒョンが移籍を準備し、事務所側は専属期間がまだ残っていると主張するなか、彼の行く先を阻むニュースが流れたから。

2018年に制作発表会での態度が議論となった、『時間』(MBC/2018)を途中降板した件に関するものだ。当時は、健康上の理由と発表されていたが、韓国の芸能専門メディア『Dispatch(ディスパッチ)』が、実は元交際相手であるソ・イェジのガスライティングによるものだったと報じたのだ。

最終的にはソ・イェジに世間の目が向けられる流れとなったが、キム・ジョンヒョンのイメージダウンは避けられなかった。

キム・ジョンヒョン

キム・ジョンヒョン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『ペントハウス』(SBS/2020)で、物語のキーパーソンであるアメリカ出身の実業家を演じたパク・ウンソクは、同作での好演が高く評価され、デビューから約10年後にやっと日の目をみることに。出演量はさほど多くなかったものの、注目を浴びる機会となった。

しかし同作のシーズン1が2021年1月5日に終了してから17日後の1月22日、パク・ウンソクの同級生だと主張する人物によって、彼が常習的にペットの飼育を放棄してきた過去が暴露されることに。所属事務所が釈明するも事態は収束することなく、最終的に本人が事情を説明して謝罪した。

『ペントハウス』には残りの2シリーズにもキャスティングされており出演自体には影響がなかったが、シーズン3では役作りのための出で立ちが人種差別議論へと発展、短期間でジェットコースターのような人生を歩むことになった。

パク・ウンソク

パク・ウンソク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ある意味絶妙なタイミングでスキャンダルに巻き込まれ、役者人生が一瞬にして様相を変えることがある韓国芸能界。

今後が期待されているなかでの残念なニュースに、心を痛めたファンは多いだろう。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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