- 早いもので2023年も残り3カ月、韓ドラ界では今年最後の走者がスタートを切ろうとしている。
- 今年も多くの作品が放送&配信されたが、中には思わぬ好成績を出したものも。
- そこで、さほど期待されていなかったものの、最終的に良い結果をもたらした2023年の韓ドラ作品を振り返る。
2023年も、あっという間に残り3カ月。韓ドラ界は、いよいよ今年最後の走者が放送開始を控えている。
『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜(Netflix)』の大ヒットを皮切りに、今年もたくさんの韓国ドラマが話題となったが、上半期に放送された作品には、すでに懐かしさを感じる方もいるのでは?
思い返してみると、期待したほどの成績を残せず、静かに終幕したものもあり、先日、本サイトDanmee(ダンミ)では、残念な結果を迎えた今年の作品をご紹介した。
(関連記事)期待作だったのに静かに退場‥2023年 韓国ドラマ 6作「苦言」まとめ
そこで今回は、その逆のラインナップを特集。あまり期待されてはいなかったけれど、視聴率を伸ばし、思わぬ好成績を残した2023年の韓ドラ作品を振り返る。
代理店 (JTBC)
まずは韓国で、今年1月7日から放送が始まった『代理店(原題)』。大手広告代理店で、史上初の女性役員となったクリエイティブディレクターのコ・アイン(イ・ボヨン扮)が、さらなるキャリアアップを目指して奮闘するオフィスドラマ。
初回視聴率は4.8%だったが、じわじわと数字を伸ばし、第8話で2桁に到達。最終回では最高視聴率16.0%となり、『梨泰院クラス(2020)』や『財閥家の末息子(2022)』など数々のヒット作を生み出したJTBCドラマの中で、歴代6位の高い視聴率を記録した。
本作は、ここまで良い成績を出すとは期待されていなかったが、ストーリーをうまく引っ張った主演のイ・ボヨンの存在が光り、サプライズに成功した。

『代理店』(画像出典:JTBC)
●出演:イ・ボヨン、ソン・ナウン、チョ・ソンハ 他
●現在視聴可能な動画配信サービス(10/6現在):
・U-NEXT独占 (邦題:『ポジション ~広告代理店の女王~』)
医師チャ・ジョンスク (JTBC)
4月15日から放送されたJTBC『医師チャ・ジョンスク』は、医師になる夢を捨て結婚、出産を経て家族のために尽くしてきたチャ・ジョンスクが、キャリアを取り戻すため研修医として奮闘、成長していく姿が描かれた作品。
20年間平凡な専業主婦として生きてきた主人公を演じたのは、6年ぶりのドラマ主演となったオム・ジョンファ。夫役にはキム・ビョンチョルと、他にも演技派俳優が顔を揃えたが、放送前はさほど話題性を得られなかった。
しかし、葛藤しながらも何事にも一生懸命でチャーミングな主人公を応援したくなる視聴者が続出し、幅広い層から支持を得ることに成功。
初回4.9%からスタートした視聴率は、第8話で16.2%までアップし、最終回では自己最高の18.5%を記録する大ヒットとなった。

『医師チャ・ジョンスク』(画像出典:JTBC)
●出演者:オム・ジョンファ、キム・ビョンチョル、ミョン・セビン、ミン・ウヒョク ほか
●現在視聴可能な動画配信サービス(10/6現在):
・Netflix
イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜 (tvN)
1月14日から放送が始まったtvN(Netflix)『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』は、大学受験を控える高2の娘を持つシングルマザー、ナム・ヘンソン(チョン・ドヨン扮)と、塾のスター講師チェ・チヨル(チョン・ギョンホ扮)が繰り広げるロマンスと、ミステリー要素をミックスさせたストーリーで視聴者を楽しませた。
しかし、“映画女優”のイメージが定着したチョン・ドヨンが2021年に出演したドラマ『人間失格(JTBC)』は、初回視聴率4.2%が最高視聴率という残念な結果だったため、放送前は心配の声が上がっていた。
ところが、2人のロマンス模様だけでなく、私教育現場で巻き起こる受験生と親たちのリアルな姿や韓国のお受験事情が話題となり、良い意味で予想を裏切ることに成功。
初回放送の視聴率こそ4.0%だったが、口コミで人気が広がり、最終回で最高視聴率17%を記録。日本を含め、海外の韓ドラマファンからも高い人気を集めた。

『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』(画像出典:tvN)
●出演:チョン・ドヨン、チョン・ギョンホ、ノ・ユンソ、オ・ウィシク 他
●現在視聴可能な動画配信サービス(10/6現在):
・Netflix
オアシス (KBS2)
3月6日から放送されたKBS2『オアシス』は、夢や友情、初恋を守るために身を投げうった3人の若者の姿を描いたドラマ。
民主化運動が行われていた1980年頃の韓国を舞台としており、ヒロインのオ・ジョンシン(ソル・イナ扮)を巡る、主人公イ・ドゥハク(チャン・ドンユン扮)と幼なじみのチェ・チョルウン(チュ・ヨンウ扮)の三角関係が見どころとなっている。
しかしここ最近、韓国では平日にドラマを見ない風潮が高まっており、週末ドラマのヒットが続いていた。『オアシス』の放送は月火枠であり、同枠の前作『ブレインズ ~頭脳共助~(KBS2)』は視聴率5%をなかなか超えられず苦戦を強いられた。
ところが、『オアシス』で主演を務めたチャン・ドンユンの見事な方言演技が話題となり、初回6.3%から安定した数字をキープ。最終回では最高視聴率9.7%を記録し、平日ドラマとしては有終の美を飾ることに成功した。

『オアシス』(画像出典:KBS)
●出演:チャン・ドンユン、ソル・イナ、チュ・ヨンウ、ト・サンウ 他
●現在視聴可能な動画配信サービス(10/6現在):未定
恋人 (MBC)
8月4日から放送されたMBC『恋人』は、丙子の乱の世を生きる恋人たちの切ない愛と、たくましく生きる民の姿を描いたヒューマン歴史ドラマで、パート1とパート2の2部構成となっている。
放送前から、人気俳優ナムグン・ミンの主演作として話題になっていたが、彼の時代劇は世間にあまり馴染みがないこと、また最近のMBCドラマは目立ったヒット作がないことから、不安の声も同時に上がった。
ところが、やはりナムグン・ミンの力はすごかった。初回視聴率こそ5.4%でのスタートだったが、徐々に人気が高まり、同時間帯の全チャンネルで1位、金土ドラマでも1位を占めるなど独自の記録更新を続けた。
そして9月2日のパート1の最終回では、最高視聴率12.2%を獲得。10月13日からスタートするパート2への期待が高まっている。

『恋人』(画像出典:MBC)
●出演:ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・ハクジュ、イ・ダイン 他
●現在視聴可能な動画配信サービス(10/6現在):未定
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