- 2023年上半期に韓国JTBCで放送された『キング・ザ・ランド』で高評価を得ているイ・ジュノ(2PM)。
- 2016年にドラマデビューを果たし、その後主演ドラマに多数抜擢。”演技ドル”を代表する俳優へと成長した彼。
- 今回、俳優として好成績を収めているイ・ジュノのデビュー作からプチブレイク作、大ブレイク作の全3選をピックアップ!
2023年上半期に公開されたJTBCドラマ『キング・ザ・ランド』で、さらに俳優として好成績を収めたイ・ジュノ。
2008年に6人組ボーイズグループ2PMで歌手デビューし、リードボーカル兼メインダンサーとして世界中のファンを魅了している。
歌手として順風満帆な日々を送る彼にドラマデビューの話が舞い込んだのは、今から7年前の2016年。それからというもの、JTBC『ただ愛する仲』(2017)やSBS『油っこいロマンス』(2018)、tvN『自白』(2019)など主演ドラマに大抜擢され、”演技ドル”を代表する俳優へと成長。
さらに演技力が高く評価される彼は、未だ9作しかドラマ出演の経験がないにもかかわらず、これまでドラマ関連だけで11つもの賞を手に入れている。
今回、本記事では俳優としても輝かしい功績を更新しているイ・ジュノに注目。彼のドラマデビュー作からプチブレイク作、大ブレイク作の「役者人生3作」をご紹介!
デビュー作『記憶〜愛する人へ〜』
2016年に韓国tvNで放送されたイ・ソンミン主演『記憶〜愛する人へ〜(tvN/2016)』。
イ・ジュノはこの作品で、パク・テソク(イ・ソンミン扮)の後輩弁護士で完璧主義者のジョンジン役でドラマデビューを果たした。
勝訴のためにはどんな手段も厭わない、敏腕弁護士のテソクとともに働くことになった若手弁護士のジョンジン。横暴なやり口に幻滅しながらも、日を増すごとにアルツハイマーの症状が深刻化し記憶を失っていくテソクを支える役を熱演した。
イ・ジュノは本作でドラマデビューというのに、韓国大物俳優のイ・ソンミンに引けを取らない堂々とした演技を披露し、視聴者から好評を得ることに成功。
さらに、キャラクターの特徴をよくつかんだ安定的な演技で「演技ドルでなく俳優の域に達している」という声も続出した。
●配信媒体:U-NEXT、Hulu、FOD (2023年9月25日現在)
プチブレイク作『キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~』
2017年に韓国KBSで放送された『キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~(KBS/2017)』。
会社のお金をピンハネする会計士のキム・ソンニュン(ナムグン・ミン扮)が、転職先の汚職に気が付き会社を立て直すために奮闘するオフィスコメディだ。
イ・ジュノは本作で、元エリート検事で現TQグループの財務理事ソ・ユル役に抜擢。結果のためには手段を選ばない悪役を演じた。
初めての悪役にも関わらず、アイドルらしからぬ優れた演技力を披露した彼。2017年年末に行われた『2017KBS演技大賞』では「中編ドラマ部門 男性優秀演技賞」と「ベストカップル賞」の2冠を達成。
視聴者からは、”食いしん坊+ソシオパス”という意の「モクソシオパス」という愛称で愛された。
●配信媒体:Amazon Prime (2023年9月25日現在)
大ブレイク作『赤い袖先』
イ・ジュノは、2021年に韓国MBCで放送された『赤い袖先(MBC/2021)』で大ブレイク。
除隊後の復帰作として選んだ本作は、若かりし日の朝鮮王朝第22代王のイ・サン(正祖)(イ・ジュノ扮)と、見習い宮女のドギム(イ・セヨン扮)の身分が異なる二人の切ない愛の物語を描いた時代劇ロマンスだ。
数多くの韓国時代劇に登場する波乱万丈の人生を歩んだ名君・正祖に挑戦し、視聴者に多くの感動を届けた。
アジア全土に空前の「袖先シンドローム」を巻き起こし、その高い演技力が評価された彼は『2021MBC演技大賞』で「ミニシリーズ部門 男性最優秀演技賞」と「ベストカップル賞」を、『第58回 百想芸術大賞』では「TV部門 男性最優秀演技賞」と「TikTok 人気賞」を獲得。
さらに『第34回 韓国PD大賞』『2022 APAN スターアワード』『2022 アジアアーティストアワード』でもそれぞれ栄誉ある賞を受賞し、この作品だけで過去最多の計8つもの賞を手に入れている。
●配信媒体:FOD、TELASA、Amazon Prime、U-NEXT (2023年9月25日現在)
*****
2023年にNetflixで配信開始したJTBC『キング・ザ・ランド』で韓国のみならず、全世界からも好評を得ているイ・ジュノ。
“シンドロームメーカー”という称号を手に入れ、「キングジュノ」とまで呼ばれている彼が、今後どのような作品に出演し、再び視聴者の心に響く名演技を届けてくれるのか大きな期待が集まっている。
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