放送前から期待の新作として話題性のあったドラマ『女神降臨』。だが、劇中に中国企業のPPL(間接広告)が露骨に登場し、韓国国内の視聴者から批判が相次いでいる。
“中国ドラマを見ているかと思った――。”
ネイバーの人気ウェブコミックを原作にしたtvNドラマ『女神降臨』の劇中に中国企業の広告が登場し、韓国国内で論議が起きている。
![放送前から話題を集め、期待の新作と言われていた『女神降臨』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/12/HwangInYeop-drama.jpg)
『女神降臨』は放送前から話題を集め、期待の新作と言われていた(画像出典:tvN)
1月6日に放送された『女神降臨』の第7話では、女性主人公イム・ジュギョン(ムン・ガヨン)が、カン・スジン(パク・ユナ)と中国語の看板が立てられているコンビニの前で火鍋を食べながらその味に感心するシーンが登場した。
また、イム・ジュギョンとイ・スホ(チャ・ウヌ)が共に座っていたバス停には中国企業の広告が大々的に映し出され、露骨な中国企業関連のPPL(間接広告)に批判が溢れており、「どこの国のドラマなのか分からない」という指摘が相次いでいる。
『女神降臨』に協賛している主な中国企業は、中国のeコマース事業者・京東(JD.com)、インスタント火鍋で有名な即席食品ブランド・自嗨锅(Zi Hai Guo)などだ。また、香港のオイスターソースNo.1ブランド・李錦記(Lee Kum Kee)も協賛社と表示されている。
![露骨な中国企業のPPLに批判の声が寄せられた『女神降臨』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/01/truebeauty-PPL2.jpg)
『女神降臨』の劇中に見られた露骨な中国企業のPPLに批判の声が‥(画像出典:女神降臨 キャプチャー)
該当の映像に接した中国のネットユーザーは大きな関心を見せ、Weibo(微博・ウェイボー)などのSNSで「『女神降臨』の劇中、中国企業の広告が目につく。韓国ドラマで国家を輝かせてほしい」「中国資本の力」「韓国ドラマで中国のブランドが見られて幸せ」などの反応が寄せられている。
しかし、作品の背景が中国ならまだしも、コンビニでインスタント火鍋を食べるというごり押しに近い設定や、過度な中国語の看板と広告に現実味が感じられない等、作為的なPPLの設定を置いて、韓国国内のネットユーザーの反応は冷たくなる一方だ。
『女神降臨』は、ウェブコミックの累積閲覧数が40億ビューを超えるほどのマニア層を抱えており、ムン・ガヨンやチャ・ウヌなど、原作から飛び出てきたような豪華俳優がキャスティングされ、ドラマの制作前から大きな話題を集めていた。
だが、第1話の放送がスタートした12月9日から第8話が放送された1月7日まで、最高3.9%という期待とは反した視聴率で望ましくない成績が続いている。
![期待とは反しており、望ましくない成績が続いている『女神降臨』](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2021/01/truebeauty-PPL3.jpg)
『女神降臨』の視聴率が期待とは反しており、望ましくない成績が続いている(画像出典:NAVER DRAMA)
『女神降臨』は、BONFACTORY(CJ ENMの子会社)とスタジオN(NEVERウェブ漫画の映像化専門の部署)が共同制作を引き受けた作品だ。大手企業でもあり、あえて中国企業のPPLを試みて視聴者から反感を買う必要は無いように思えるが、制作費に困難でも生じたのだろうか。
今や、韓国だけでなくアジアや世界で期待値が高いとされる韓国ドラマ。そのクオリティーの高さが世界的に認められているがゆえに、コンテンツの質が高くなければ人気も出ない。
今までのように、いや、今以上にクオリティーの高い作品に仕上げるには、既存の制作環境では制作費がまかないきれない現状の中、解決策の1つとして中国からの支援を受け、”そのためのPPLはやむを得ない”という意見もある。
また、最近では、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う情勢の変化に左右されず、安定的なコンテンツが供給できるNetflixの投資を受けた韓国ドラマがグローバルな関心を呼び起こすことも日常になっていきつつある。
韓国コンテンツの認知度をアップさせるため、Netflixや中国企業の力を借りながら投資規模を拡大し、『女神降臨』のように今まで試みなかった新しい領域を開拓していくような動きが今後も加速していくだろうと予想されている。
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