- MBCの新作時代劇『恋人』が、最高視聴率14.4%を記録し、パート1の放送を終了した。
- ナムグン・ミンとアン・ウンジンの切ない恋物語は好評となったが、ヒロイン交代を匂わせた結末に視聴者はガッカリの様子。
- 中には「『還魂(tvN)』の二の舞か?」といった声も上がり、パート2への不安を募らせている。

ナムグン・ミン主演の、MBC時代劇ドラマ『恋人』(画像出典:MBC)
*この記事にはネタバレが含まれています。
俳優ナムグン・ミン主演のMBC時代劇『恋人』が、9月2日放送分をもって、パート1の幕を閉じた。
パート1最後となる第10話の全国基準視聴率は12.2%と自己記録を更新し、最高視聴率は14.4%まで上がった。
8月4日から金土ドラマ枠でスタートしたドラマは、丙子の乱の世を生きる恋人たちの恋愛模様や、逞しく生きる民の姿が描かれている、ヒューマン歴史ロマンス。
約10年ぶりの時代劇出演となったナムグン・ミンは、心に暗い本音を抱えるミステリアスな男、イ・ジャンヒョン役を演じている。
そんな彼の前にヒロインのユ・ギルチェ(アン・ウンジン扮)が現れたことによって、2人の運命が大きく動き出し、物語が展開していく。
そして迎えたパート1の最終話。2桁という高い視聴率を獲得できたことで、パート2への期待もさらに高まるだろうと思いきや、韓国の視聴者の多くは、否定的な反応を見せたという。

女性主人公ギルチェを演じるのは、アン・ウンジン (画像出典:MBC)
MBCは、“時代劇の名家”と呼ばれ、過去には『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』や『イ・サン(2007)』、『太陽を抱く月(2012)』など数々の名作を誕生させている。
2021年には、2PM(ツーピーエム)のイ・ジュノ主演の『赤い袖先(原題:袖先赤いクットン)』が大ヒットし、多くの人に愛された。
しかし、ここ最近はヒット作に恵まれず、中には初回放送時点でMBC歴史ドラマ史上、過去最低の視聴率を更新した作品も‥。
さらには時代劇に限らず、MBCドラマそのものの話題性が低迷しており、2023年は、毎年末に開催される『MBC演技大賞』の開催さえ危ぶまれる状況だと噂されている。
そんな中、MBCの救世主として白羽の矢が立ったのが、ナムグン・ミンだった。
ジャンルを問わず、様々なキャラクターで確かな演技力を披露してきた彼こそ、MBCの危機を救うだろうと期待された。
そして彼含め役者陣は、その期待にしっかりと応えた、のだが‥、パート1の結末には、ネットユーザーらが否定的な反応。
その理由は単純、予想外のエンディングを迎えたからだ。これまでナムグン・ミンとアン・ウンジンが醸し出す、甘く切ない恋物語を楽しんだ視聴者にとって、簡単に受け入れられる結末ではなかったのである。
しかも、90分間の拡大編成で放送された中で「別れー出会いー別れ」を繰り返したことで、時代劇としては珍しく主体的で強い女性キャラクター「ギルチェ」の魅力が半減したという評価も上がった。
特に、ギルチェがジャンヒョン(ナムグン・ミン扮)が死んだと思い叫ぶシーンで共に泣いた視聴者は、彼女がジャンヒョンとの再会後にあれやこれやと二転三転する姿に戸惑いを隠せなかったという。

『恋人』パート2からは、イ・チョンアが女性主人公? (画像出典:MBC)
さらに重要なエンディングシーンで、ナムグン・ミンとイ・チョンアの意味深な視線交換が盛り込まれたことで、パート2のヒロインは「アン・ウンジンから、イ・チョンアに交代か?」といった憶測まで生んでいる。
特にネットユーザーらは、2022年放送の『還魂(tvN)』シリーズで、シーズン2から女性主人公が「チョン・ソミン→コ・ユンジョン」に代わったことを思い出し、「もしかして『還魂』と同じ?」「『還魂』の二の舞になるんじゃ‥」といった反応も見せる。
物語における重要な役どころであるヒロインの交代劇は、当時、多くの視聴者に衝撃を与え、ドラマファンの間で雑音が絶えなかったからだ。

tvN『還魂』とシーズン2『還魂:光と影』では、ヒロインが変わった (画像出典:tvN)
今回『恋人』では、時代劇の新しいヒロイン像を描き出したアン・ウンジンの熱演が、高く評価されている。
それだけに、彼女を応援してきた多くの視聴者が、ヒロイン交代を匂わせたエンディングにため息をもらし、パート2への期待と共にもどかしさを募らせている。
MBC時代劇『恋人』のパート2は、1カ月余りの空白期間を経て、10月中旬頃に放送をスタート予定。
それまでは、ドラマ本編に出て来なかった未放送分の編集を含んだスペシャル編成番組などを通じて、お茶の間のドラマファンの物足りなさを埋めてくれるという。
果たして、ナムグン・ミンとアン・ウンジンの縁は、パート2でも続くのだろうか。
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