- 韓ドラで鉄板と言われる設定の1つに、”キャンディ型女性主人公の登場”が挙げられる。
- 日本の人気少女漫画『キャンディ♡キャンディ』の主人公キャンディのように、どんな困難な状況にも負けない明るく前向きなキャラクターだ。
- 本記事では、そんなキャンディ型のヒロインが活躍する韓国ドラマを紹介する。
『キャンディ♡キャンディ』は、1970年代に爆発的ヒットした日本の人気少女漫画だ。
優しく芯が強いうえに不屈の精神までもったお茶目な孤児の少女キャンディが主人公で、そんな彼女が周囲の偏見に負けず人々の愛情を受けて成長する過程が多くの人を魅了した。
この人気は韓国まで届き、国を超えて愛される作品に。
これが関係しているのだろうか、現在まで韓国ドラマではキャンディ型のヒロインが数多く登場し、いまや韓ドラ界でお馴染みの設定として定着している。実際、ドラマ業界や韓国メディアからも「キャンディー型ドラマ」という公然に使われてほど。
そこで本記事では、韓ドラの鉄板となっているキャンディ型主人公が活躍するドラマを5つと、番外編として最後に男性版キャンディが登場する作品を1つ紹介する。
雲が描いた月明かり (2016)
両親を失い恋愛相談家としてなんとか生計を立ててきたラオンが主人公で、彼女はある事情により幼い頃から男装し素性を隠して生きていた。
そんな中、恋文の代筆を頼まれたのをきかっけに世子ヨンと出会い身分の差を超えた切ないラブストーリーが繰り広げられていく。
ヨン役のパク・ボゴムとラオン役のキム・ユジョンの熱演が、視聴者に多くのトキメキをプレゼントしたロマンス時代劇だ。

『雲が描いた月明かり』でヒロインを務めたキム・ユジョン(画像出典:『雲が描いた月明かり』SNS)
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雲が描いた月明かり(動画出典:NBCユニバーサル アジア)
花より男子~Boys Over Flowers (2009)
同名の日本の漫画を原作にしたドラマで、ヒロインは平凡な女子高生ジャンディ(ク・へソン扮)。
ひょんな出来事をきかっけに富裕層の子息が通う高校に入学することになるのだが、そこはF4(イ・ミンホ扮、キム・ヒョンジュン扮、キム・ボム扮、キム・ジュン扮)と呼ばれる4人の男子学生により牛耳られており、彼女も彼らのいじめの標的に。
また他の生徒からは家柄を馬鹿にされるなどの屈辱をうけながらも、たくましく前を向いて生きる姿と、F4のメンバーと次第に距離を縮め、彼らとの友情と恋を描いている。

『花より男子~Boys Over Flowers』でヒロインを務めたク・へソン(画像出典:KBS2)
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ショッピング王ルイ (2016)
電気もつかないド田舎出身で純朴かつ明るいボクシル(ナム・ジヒョン扮)がヒロインの本作は、事故で記憶喪失となりホームレス生活を送っていたイケメン御曹司ルイ(ソ・イングク扮)と同居することになり始まるラブコメディー。
生活力がなく、お金の大切さを知らないお坊ちゃまが心の広いボクシルと共に生活する中で、徐々に世の中を知っていく。
またその過程で繰り広げられる胸キュン必至の甘いロマンスが大きな見どころの作品となっている。

『ショッピング王ルイ』でヒロインを演じたナム・ジヒョン(画像出典:MBC)
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ショッピング王ルイ(動画出典:コンテンツセブン)
相続者たち (2013)
シンデレラストーリーの定番である本作は、聴覚に障がいのある母と暮らすウンサン(パク・シネ扮)がヒロイン。高校に通う傍らアルバイトをして家計を支える苦労人だ。
そんな彼女がひょんな出来事をきかっけにイケメン御曹司で容姿端麗なキム・タン(イ・ミンホ扮)に出会い繰り広げられる、富裕層が通う高校が舞台の青春ラブストーリー。
家柄により厳しい格差のある学校生活をウンサンがどのように耐えていくのか、身分違いのキム・タンとの恋の行方からも目が離せない。

『相続者たち』でヒロインを務めたパク・シネ(画像出典:SBS)
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相続者たち(動画出典:mediafactory)
キム秘書はいったい、なぜ? (2018)
仕事ができるために自分以外の誰も信用していないナルシストな有名グループの副会長ヨンジュン(パク・ソジュン扮)を支えるのは、ヒロインのミソ(パク・ミニョン扮)。
唯一ヨンジュンが信頼を置いている秘書で、マイペースな彼を常に笑顔でサポートするキャラクターだ。
しかしそんな彼女が父の借金を返し終わったのをきかっけに、今後は自分の人生を歩むために辞職を申し出るのだが、彼女の存在の大きさに気づいたヨンジュンがミソを辞めさせないよう策を練りはじめてはじまるラブコメディー。
ロマンス演技に定評のあるパク・ソジュンとパク・ミニョンの息の合った演技に、ときめかずにはいられない作品となっている。

『キム秘書はいったい、なぜ?』でヒロインを務めたパク・ミニョン(画像出典:tvN)
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キム秘書はいったい、なぜ?(動画出典:U-NEXT)
~番外編~ 青春の記録 (2020)
最後に番外編として、『青春の記録』を取り上げる。
現実という壁に屈することなく、俳優になるという自身の夢を叶えるために努力を惜しまないサ・へジュン(パク・ボゴム扮)が主人公だ。
家族間での多少の摩擦もありながら、それでも前を向き着実に一歩ずつ進んでいく姿が美しく、そんな彼がどのような結末を迎えるのかが見どころの1つとなっている。

『青春の記録』で主演を務めたパク・ボゴム(画像出典:tvN)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
青春の記録(動画出典:Netflix)
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