• 4月15日、JTBCの新土日ドラマ『医師チャ・ジョンスク』の第1話が放送された。
  • 放送前の注目度は低かったものの、初回では全国視聴率4.9%を記録。
  • 第2話でも好視聴率を更新しており、2PMのイ・ジュノ主演の『キング・ザ・ランド』のお膳立てをすることができるのか関心が寄せられている。
JTBC新ドラマ『キング・ザ・ランド』は2PMのジュノが主演を務める

2PMのジュノが主演を務めるJTBC新ドラマ『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC Drama 公式Instagram)

2PM(ツーピーエム)のイ・ジュノが主演を務める、JTBC新ドラマ『キング・ザ・ランド』への関心が高まっている。

『キング・ザ・ランド』はイ・ジュノと少女時代(SNSD)のユナの共演作であり、K-POP好きの間でも期待が寄せられる作品だ。

劇中では笑顔を軽蔑する大企業の御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ扮)と、仕事で笑顔を必要とするスマイルクイーンのチョン・サラン(ユナ扮)が、ホテリアーの夢であるVVIPラウンジの”キング・ザ・ランド”で、心から明るく笑える日常を作っていく様子が描かれる。

ネット上でも2023年の上半期を締めくくる超大作として話題となっており、公式SNSからは早速ドラマのビジュアル写真が公開。

一見無愛想でありながらも、カリスマ性がにじみ出るイ・ジュノの美しいビジュアルや、ユナのかわいらしい笑顔にファンは熱い盛り上がりを見せている。

そんな中、『キング・ザ・ランド』に先立ち、4月15日にはJTBCの新土日ドラマ『医師チャ・ジョンスク』の放送がスタートした。

『医師チャ・ジョンスク』は4月15日から放送が始まった

4月15日から放送が始まった新ドラマJTBC『医師チャ・ジョンスク』(画像出典:JTBC)

『医師チャ・ジョンスク』は医大卒業後、家族のためにキャリアを諦め、20年にわたって平凡な専業主婦として生きてきたチャ・ジョンスクが、時を経て1年目の研修医に挑戦する波瀾万丈のメディカルドラマだ。

46歳から研修医となる主人公のチャ・ジョンスクを演じるのは、女優のオム・ジョンファ。

2022年に放送されたtvN『私たちのブルース』では、コ・ミラン役として活躍したが、主人公としてドラマをけん引するのは、MBC『あなたはひどいです(2017)』以来、6年ぶりとなる。

第1話では、チャ・ジョンスクが肝炎の闘病中に夫ソ・インホ(キム・ビョンチョル扮)の浮気に気づき、失望する姿が描かれた。

その後、肝移植の手術を受けた彼女は、医師のロイ(ミン・ウヒョク扮)に応援され、再び医者としてのキャリアを歩むことを決意する。

作品を盛り上げるメインキャストには、キム・ビョンチョルやミョン・セビン、ミン・ウヒョクが名を連ねており、研修医として活躍する主人公とどのような関わりを繰り広げていくのか、今後の展開にも期待が寄せられている。

JTBCドラマ『財閥家の末息子』は韓国で大きな話題となった

韓国で大きな話題となったJTBCドラマ『財閥家の末息子』(画像出典:JTBC)

ここ最近のJTBCの土日ドラマの中で、一番盛り上がりを見せた作品は、2022年末に放送されたソン・ジュンギ主演の『財閥家の末息子』だ。

財閥企業で働く秘書が、財閥家の末息子として生まれ変わる物語を描いた本作は、最終回で全国視聴率26.9%を達成し、大ヒットを記録。

『財閥家の末息子』の後に続いて放送された、イ・ボヨン主演の『代理店』や、チョ・スンウが弁護士役を務めた『離婚弁護士シン・ソンハン』なども、比較的好成績を残している。

そんな話題ドラマの後を引き継ぐ『医師チャ・ジョンスク』であるが、話題性の低さから放送前にはあまり期待の声が上がらなかったのも事実だ。

しかし、世間の心配とは裏腹に第1話は全国視聴率4.9%と好発進(ニールセンコリア有料世帯基準)。さらに第2話では全国視聴率7.7%と大きく上昇を見せている。

ごく普通の専業主婦がキャリアを取り戻し、成長する姿を描いた『医師チャ・ジョンスク』は、主婦層から熱い支持を得ており、勢いあるドラマとして注目が集まっているようだ。

前作のドラマのヒットや人気は、次に放送されるドラマにもポジティブな影響を与える場合が多い。

『医師チャ・ジョンスク』は今後さらなる世間の関心を集め、次に待ち受ける『キング・ザ・ランド』に良いバトンを引き渡すことができるであろうか。

『医師チャ・ジョンスク』は現在、Netflixで配信中だ。


医師チャ・ジョンスク

ダンミ ニュース部

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