優れた演技力で放つ泣けるセリフの数々‥多くの人々が韓国ドラマにハマる一つのポイントではないだろうか。人生への考察を、時には素直に時には控えめに、視聴者の心の琴線に触れる韓国ドラマ3作を紹介する。

このセリフを聞くだけであのシーンが蘇る‥。

韓国ドラマの魅力は、俳優の演技力やルックスだけでなく、人生の教訓にしたくなるようなセリフが度々登場するところにある。

様々な悩みを抱えながらも、今を懸命に生きる人たちに、人生の指針になるような泣ける名セリフを交えて、今回は3つの韓国ドラマを紹介したい。

まぶしくて ―私たちの輝く時間―(2019)

まぶしくて ―私たちの輝く時間―

まぶしくて ―私たちの輝く時間―(画像出典:JTBC)

今、生きるのが大変なあなた。

この世に生まれた以上、あなたにはこの世のすべてを毎日楽しむ資格があります。

大したことない一日が過ぎ、また大したことない一日が訪れても、人生は生きる価値があります。

後悔しかない過去と不安に満ちた未来のせいで、今を台無しにしないで。

今日を生きてください。

眩しく

あなたにはそんな資格があります。

誰かの母であり、妹であり、娘であり そして“私”であったあなたに捧げます。

あらすじ

25歳のヘジャ(ハン・ジミン)は、アナウンサーを目指していたがうまくいかず、落ち込んだ日々を過ごしていた。ある日、ヘジャの父親(アン・ネサン)が交通事故に遭い、ヘジャは父を救おうと、昔拾って封印していた時を戻せる不思議な腕時計を使おうとするが、うまくいかない。何度も試してやっとの思いで父を助けることに成功したが、次の日目覚めると、腕時計を使ったせいで自分の時間が進み、70歳の老婆(キム・ヘジャ)の姿になってしまった。記者志望の学生イ・ジュナ(ナム・ジュヒョク)と知り合い、お互い惹かれあうのだが、老婆になったヘジャにジュナは気づかない‥。

見どころ

『百想芸術大賞』でドラマ部門大賞を受賞したこの作品。前述したセリフは、最終回の12話で語られるものだ。韓国ドラマが全12話だと少し短い感じもするが、後半、すべての謎が解けた時に、再び今までのストーリーを振り返ると、さらに登場人物たちに感情移入できるだろう。


動画出典:Youtube JTBC

ゴー・バック夫婦(2017)

ゴー・バック夫婦

ゴー・バック夫婦(画像出典:KBS)

あの時..
私たちは計算をせず、ただただ心臓の反応に集中して、全宇宙が私たちを中心に回っていた。
星も、月も採ってやりたいと思った私たちの時間と心の数々は、全部どこに消えたのだろう。
私たちは、今どこに立っているのだろう。
青春の胸には、心臓という巨大な山がある。恥ずかしいのにところかまわず激しく鼓動する。
しかし、ようやくそいつをコントロールできる大人になったら、心臓のやつは固まって死んだのか、その生死すら分からなくなった。
幼い頃、年齢は数字に過ぎないと思った。しかし、一年一年その数が重なり大きくなるとともに気付いた。
年齢が私に染み込んだのではなく、私がその年齢に合わせてきたということを‥
あなたが誰かを完ぺきに騙したと確信が出来ていれば、その相手はあなたのことを愛しているかもしれない。
真実と嘘を区別できなくて騙されたのではなくて、あなたを愛するから区別の必要性を感じなかっただけ。

あらすじ

単純だけど責任感の強い男チェ・バンド(ソン・ホジュン)と、キレイ好きで気難しい女マ・ジンジュ(チャン・ナラ)は、大学卒業と同時に結婚。しかし、お互い38歳になり、14年の結婚生活でストレスと不満を抱えて喧嘩ばかりの日々を過ごし、ついに離婚を決意する。次の朝目覚めると、なぜか2人はタイムスリップしていて、20歳の学生に戻っていた。そこから2人は人生をやり直そうと、それぞれ別のパートナーを探そうとするが‥。

見どころ

育児や親との関わり方など、倦怠期の夫婦のリアリティーある生活は、特に女性目線から見ると、共感できる要素が多い。特筆すべきは、カメオ出演した東方神起のユンホ。カメオ出演にも関わらず、1人2役を任されて、熱い演技を見せている。


動画出典:Youtube Monsterunion Studio

ディア・マイ・フレンズ(2016)

ディア・マイ・フレンズ

ディア・マイ・フレンズ(画像出典:tvN)

叔母は大人げない人で四次元な人だ。
そんな人が自殺を試みたなんて‥。
醜く見せないよう着飾って、1人で漢江(ハンガン)の橋の上に立った彼女の姿が頭から離れない。
叔母に聞いた。
自分を老けて醜いと思っているのになぜ写真を撮ったかと‥叔母はこう言った。
今この瞬間が私には一番若い瞬間だと‥。
ある道は通り過ぎても、その気になれば再び戻り、新しいスタートを楽しみにできるが、ある道は既に遠くまで来てしまって、もしくは帰り道が塞がれて戻りたくても戻れない道となる。

あらすじ

売れない作家の独身女性ワン(コ・ヒョンジョン)は、母親のナンヒ(コ・ドゥシム)から、自分の友人たちの話を小説に書くことを提案され、母親の小学校の同窓会に運転手として駆り出される。そして、うんざりしつつも母の友人であるヒジャ(キム・ヘジャ)やジョンア(ナ・ムニ)の話し相手になっていた。そこへ、ナンヒと犬猿の仲であるヨンウォン(パク・ウォンスク)が現れ、喧嘩が勃発。一方、ワンはヨーロッパで暮らしている年下の元彼ヨンハ(チョ・インソン)とビデオチャットで毎晩語り合う日々。あることが原因で別れてしまったが、本当はお互いへの気持ちがまだ残っていた‥。

見どころ

シニアのベテラン実力派女優たちが集結し、日本でも人気を博す実力派イケメン俳優チョ・インソンが、コ・ヒョンジョンの元恋人役で登場する。シニアたちのストーリーだけでなく、若者たちのストーリーも同時に楽しめるところがこのドラマの魅力でもある。


動画出典:Youtube tvN DRAMA



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