いまだ人気沸騰中の韓国ドラマ、SBS(Netflix)『社内お見合い』。ここに、ヒロインの父親役で出演している俳優のキム・グァンギュに注目が集まっている。安定感のある演技にくわえ、コミカルで快活なキャラクターでドラマを盛り上げている彼の、気になる半生を見ていこう。

最終回を迎えたにもかかわらず、いまだ人気沸騰中の韓国ドラマ、SBS(Netflix)『社内お見合い』。

SBS(Netflix)『社内お見合い』は日本のNetflixデイリーランキングTOP10の常連!

日本のNetflixデイリーランキングTOP10の常連作、SBS(Netflix)『社内お見合い』(画像出典:SBS)

ドラマ人気により、主人公を演じたアン・ヒョソプとキム・セジョンはもちろん、名演の光る脇役にも注目が集まっている。

その中でも視聴者の視線を奪ったのは、俳優のキム・グァンギュ。

日本のドラマファンには馴染み深いバイプレーヤーの1人である彼が演じたのは、ヒロイン、シン・ハリ(キム・セジョン)の父、シン・ジュンヘ役だ。

学生時代、イケメンとして知られていたシン・ジュンヘは、地元のマドンナだった妻に一目惚れし、その後10年に渡って猛アプローチ。その甲斐あって、晴れて成就したものの、結婚後は妻に苦労をかけっぱなしで面目なく感じている、というキャラクター。

劇中、母親役に扮した女優のチョン・ヨンジュとともに、息の合ったコミカルな演技を披露し、お茶の間に笑いを届けていた。

(関連記事)「社内お見合い」シン・ハリの母役、世界の視聴者が驚く’カメレオン女優’

キム・グァンギュは女優のチョン・ヨンジュと夫婦役で出演

女優のチョン・ヨンジュと夫婦役で出演した、キム・グァンギュ(画像出典:SBS)

『社内お見合い』をはじめ、数々の作品で父親役を演じてきたキム・グァンギュ。

1967年12月生まれで、現在54歳(日本年齢)の彼は、温かみとコミカルさを持ち合わせた父親役を多くこなしてきた印象が強いが、意外にも独身だという。本人がテレビ番組を通じて明かしたところによると、結婚願望はあるものの、年齢を考えるとためらってしまうそうだ。

ビジュアルや実年齢から、年配層のキャラクターを演じているキム・グァンギュ。それもそのはず、彼が俳優を目指したのは30歳の時だった。

それ以前は、軍人という職業から、ナイトクラブのウェイター、営業マン、タクシー運転手など数多くの職業を転々としていた。だが、俳優になる夢を諦めることができず、30歳にして進学を決心。大学で演技を勉強した後に本格的な俳優の道を歩むという異色の経歴の持ち主でもある。

大学進学時、すでに薄毛だった彼は30代よりも年上に見られていたという。

初めて講義室に行った時のこと。同期の新入生たちが彼を教授だと勘違いし、立ち上がって挨拶をしたそうだ。その程度のハプニングは本人も覚悟していたのか、「違います、違います。年を取ってますが、私も皆さんと同じ学生です」と笑いながら乗り越えた、というエピソードは有名だとか。

俳優キム・グァンギュは異色の経歴を持つ

異色の経歴を持つ、俳優キム・グァンギュ(画像出典:ジャンプエンターテイメント公式HP)

その後、1999年に映画『ドクターK』で俳優デビュー。

2001年に公開されたチャン・ドンゴン主演映画『友へ チング』で卑劣な暴力教師役を演じて脚光を浴びた彼は、映画『僕の彼女を紹介します(2004)』や『義兄弟 SECRET REUNION(2010)』、ドラマ『ファンタスティック・カップル(2006)』、『君の声が聞こえる(2013)』、『君を守りたい ~SAVE ME~(2017)』など、数多くの人気作で活躍を見せている。

最近では、『社内お見合い』に続き、イ・ビョンホン主演ドラマ、tvN(Netflix)『私たちのブルース』に出演し、立て続けにヒット作で活躍中だ。

主演作こそないものの、映画は1999年から、ドラマへは2003年から欠かさずに出演しており、そのフィルモグラフィーは輝きと重みを見せている。

韓国ドラマ界になくてはならない存在として、そして韓国を代表する名バイプレーヤーとして活躍し続けるキム・グァンギュ。次回作ではどのような作品で名演を届けてくれるのか、楽しみでならない。






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