世界を魅了しているK-POPシーン。そこで活躍するK-POPアイドルたちをリアルに描いたドラマ、JTBC『IDOL:THE COUP D’ETAT』が11月8日より放送をスタートする。華やかに見えるK-POP界の闇やアイドルたちの葛藤と、生々しい世界観をアイドルや歌手経験のある俳優が演じるとあって話題を集めている。

世界中からラブコールが届けられ、音楽シーンに欠かせない存在となったK-POP。

現在、韓国芸能界には数多くのK-POPのアイドルが存在し、K-POPシーンを盛り上げている。そんな彼らにスポットを当てたドラマ『IDOL:THE COUP D’ETAT』が、11月8日よりJTBCでスタートする。

TBCドラマ『IDOL:THE COUP D'ETAT』は11月8日よりスタート

11月8日よりスタートする、JTBCドラマ『IDOL:THE COUP D’ETAT』(画像出典:JTBCdrama公式Instagram)

このドラマは、失敗した夢を捨てられない人々のためのとても特別な案内書で、堂々と自分の夢に辞表を投げかける若者たちの物語を描く。解散するために、たった一度の成功が必要なあるアイドルのラストストーリーだ。

アイドルを素材にしている作品とあって、歌手活動の経験がある俳優が顔を揃えているのも本作の見どころ。

EXIDのハニをはじめ、LABOUMのソルビン、宇宙少女のEXY、Red Squareのグリーンが、グループ”Cotton Candy”となって出演することで注目を集めている。

ストーリーをリードするのはハニの他、クァク・シヤン、Mnetオーディション『PRODUCE X 101』に出演したキム・ミンギュ。

ハニは、デビュー6年目だが大衆への知名度が低く、解散の危機に直面している”Cotton Candy”のリーダー、ジェナに扮する。作曲とプロデュース能力に長けており、グループを立て直すために孤軍奮闘するキャラクターだ。

クァク・シヤンは、”Cotton Candy”が所属している芸能事務所、スターピースの代表チャ・ジェヒョク役を演じる。左脳だけを発達させたような冷酷な”人間計算機”のオーナーとして手腕を奮う。

また、優しいビジュアルと多才な魅力を持った新鋭キム・ミンギュは、スターピース所属のトップボーイズグループ”MARS”のソ・ジハン役にキャスティングされ、俳優としての新たな一面を披露する予定だ。

このドラマは、6年目のガールズグループの生活半径が垣間見える

6年目のガールズグループの生活半径が垣間見えるドラマ(画像出典:JTBCdrama公式Instagram)

公開されたスチール写真には、一緒に生活する合宿所をはじめ、練習室、ステージの上など、6年目のガールズグループの生活半径が垣間見える姿が盛り込まれている。

熱いスポットライトを浴びながら、華やかな照明の下で眩しく輝かなければならない彼女たちの日常は、何となく無気力に見える。

「トップアイドルになろう!」という前向きな意志とは程遠く、惨憺たる日々を生きるだけの”Cotton Candy”。

屋根の下にうずくまり、空気の読めない雨を避け、誰かに両腕を縛られたまま引っ張られ、誰かから髪の毛をつかまれて‥荒波は、容赦なく彼女たちの人生に襲い掛かる。

度重なる失敗に慣れてしまった彼女たちは、いつの間にか自暴自棄な日々を過ごすように。涙を流すことが増え、メンバー間には冷たい空気、手のほどこしようもなく広がるチームの亀裂に苦しむ姿がもどかしい。

『IDOL:THE COUP D’ETAT』は、無名のガールズグループ”Cotton Candy”を通じて、売れないアイドルの悲痛な叫びを生々しいほどに詰め込んでいる。

スポットを浴びられないアイドルの姿を描いた作品だ

スポットを浴びることがないアイドルもいる‥そんな彼女たちの姿を描いた作品だ(画像出典:JTBCdrama公式Instagram)

本作は、世界中を魅了しているK-POP産業の”実態”とも思える部分が垣間見える。

韓国芸能界には、次々とアイドルグループが誕生するが、第一線で活躍し続けるのはほんの一握り。多くは1、2年ほどの活躍を見せた後、その世界で埋もれてしまう。

ステージでスポットを浴びるアイドルもいれば、その横で暗闇に立つアイドルもいる。そんな彼らと、彼らの胸に秘めた未来への希望を描いているのが『IDOL:THE COUP D’ETAT』なのだ。

華やかな一面の裏にある厳しい現実、K-POP界の世界をリアルに描いたJTBC『IDOL:THE COUP D’ETAT』は、11月8日の午後11時に韓国で放送がスタートする。








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