• 韓ドラファンに人気のドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』で、新人秘書役を演じていた女優ピョ・イェジン。
  • 今年はすでに2作品に出演し、時期作には、ENAの新ドラマで主人公を演じることが確定。
  • 韓国では、2023年注目の存在として名が挙がっている。
2023年注目の女優、ピョ・イェジン。

2023年注目の女優、ピョ・イェジン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2023年上半期、すでに2作品に出演した、女優ピョ・イェジン。

芸歴12年目の彼女は、ついに“注目の女優”として、一つ上のステップに上がったようだ。

今年1つ目の作品は、2月17日から韓国で放送開始となった、SBSドラマ『模範タクシー2』。

このドラマは、2021年に人気を博したシーズン1の続編。

ピョ・イェジンは、謎に包まれたタクシー会社”ムジゲ(虹)運輸”の経理担当で、実はハッカー並の腕を持つアン・ゴウン役を演じている。

シーズン2も前作と変わらぬ人気をキープし、去る4月15日に迎えた最終回の視聴率は、自己最高となる21.8%をマークした。

もう1つは、2月6日から放送されたパク・ヒョンシク主演のtvNドラマ『青春超壁』。

本ドラマは、自身初の時代劇作品となったが、時代劇特有の難しいセリフまわしなども上手くこなし、演技力も高く評価された。

このように彼女は、上半期最高の話題作『模範タクシー2』と、時代劇初挑戦を成功させた『青春超壁』という2作品で、どちらも主要キャラクターを演じ、異なる魅力を発散。

そして、人気と話題性を手にした彼女は、視聴者から愛される女優として、今後の活躍が期待される存在に。

時期作には、今年下半期に放送予定のENAの新ドラマ『昼に浮かぶ月』の女性主人公として出演が確定している。

今年はすでに2作品に出演。

今年はすでにドラマ2作品に出演。『模範タクシー2』(画像出典:SBS) /『青春超壁』(画像出典:tvN)

ピョ・イェジンのデビュー作は、2012年のMBCドラマ『オ・ジャリョンが行く』。

実は当時、大韓航空の客室乗務員としても働いていたという異色の経歴の持ち主。退職後は、1年ほどJYPエンターテインメントの練習生だった時期もあるという。

2015年頃から本格的に女優活動を始めた彼女は、すぐに多数のドラマで活躍するようになり、KBS2『月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~(2016)』や、SBS『あなたが眠っている間に(2017)』など話題作にも出演。

KBS2『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~(2017)』では、同棲中の彼女がいる会社の先輩に積極的にアプローチする役柄を演じ、視聴者に強い印象を残した。

tvN『キム秘書はいったい、なぜ?』

tvN『キム秘書はいったい、なぜ?』(画像出典:YouTube tvN drama 動画キャプチャー)

そして、彼女の顔がより広く知られるようになった作品と言えば、tvN『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』。

日本の韓ドラファンにも人気の高い作品だけに、「あぁ、あの子か!」と思い出した方も多いのでは?

そう! 彼女は、大企業の副会長であるイ・ヨンジュン(パク・ソジュン扮)を支える秘書、キム・ミソ(パク・ミニョン扮)の後任として入ってきた、新人秘書役のあの子である。

彼女が演じたキム・ジアは、密かに愛を育み始めた副会長と先輩秘書の関係性に一早く気づき、陰ながら2人を応援する役柄。

さらにジアは、会社の同僚コ・グィナム(2PMのチャンソン扮)がひた隠す、ある秘密を知ってしまったことで彼と秘密を共有する仲に。

2人のやりとりはコミカルなシーンが多く、ドラマの視聴者の笑いを誘った。

これまで多くの話題作に出演するも、視聴者には「どこかで見たことがある」、そんな印象を残す存在だったピョ・イェジン。

今後は「ピョ・イェジンが主演したドラマ」と、名前が前面に出てくる日も近そうだ。

日本の韓ドラファンの皆さんも、ぜひ彼女の活躍にご注目を!

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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