SBSドラマ『なぜオ・スジェなのか』を通して、大物女優に踊り出る可能性を秘めていた女優がいる。しかし、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の爆発的人気により、視聴率と話題性共に押され、惜しくもチャンスを逃すことに。気になるその女優と、両ドラマの軌跡をたどる。
韓国ドラマの視聴率や話題性は、脚本や出演者だけではなく、同時期に放送される他作品からも影響を受けることがある。
その好例が、7月に最終回を迎えたミステリー法廷ドラマ『なぜオ・スジェなのか(SBS)』だ。
ソ・ヒョンジン扮するオ・スジェは、家柄も学歴も目立った点がなく、自身の能力と強い意志、そして努力を重ねてきた人物。欲望のためなら、法に触れる行為もいとわない冷徹な弁護士だ。
彼女の演技は視聴者から称賛の声で溢れ、ソ・ヒョンジンが演じたからこそ「共感できた」と大きな話題に。
また、視聴率が3%に届けばまずまずと言われる現在の韓国ドラマ界において、本作は第4話で10%を突破するなど、ヒット作になるだろうと期待されていた。
ところが、同作と同じく“弁護士”が主人公である、ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(以下、ウ・ヨンウ)』の放送が始まると、その人気に陰りが生じ始める。
それは非常に顕著に現れ、6月29日に『ウ・ヨンウ』の放送が始まって以降、『なぜオ・スジェなのか』視聴率は下降線を描き始め、7月2日の第10話では7%台までダウンしてしまう。
さらに、メディアの多くが『ウ・ヨンウ』を大々的に取り上げたことで、話題性まで取って代わられた。そしてそれは、ソ・ヒョンジンにまで影響を与えることに。
彼女の演技力は高く、知名度もある女優なのだが、いまひとつビッグネームと言われるポジションとは言い難く、伸び悩んでいる印象がある。
そしてそんな彼女が『なぜオ・スジェなのか』をきっかけに、スター女優へと踊り出る“シンデレラ”になるのではと、期待される状況にあったのだ。
そんな中放送を開始した『ウ・ヨンウ』は、初回放送時は視聴率0.9%という成績で、その後が心配されたが、第2話以降上昇の一途をたどり、第7話で11.6%を記録して2桁台に。そして、第9話では最高視聴率が15.7%に。
残すところあと2話、20%に手が届くかどうか、視聴者の関心は途切れることなく続いている。
パク・ウンビンが快進撃を見せる中、ソ・ヒョンジンは残念ながら、シンデレラになることはお預けに。
当初は順調な滑り出しを見せていただけに、少し悲しい結果となってしまった。
(構成:西谷瀬里)
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